2025/12/14 家で過ごす雨の日曜日 〜思い通りにいかない楽しさを知る〜
2025/12/14
朝、次女が「さっむーーーい!」と言いながら起きてきた。ゆたぽんを抱えて読書していたのに、声の大きさに驚いているうちにゆたぽんを奪われた。
窓の外は雨。冷たい雫が、静かに降っている。
日曜日の朝は、いつものアニメルーティン。
ブルーイ、最強王図鑑、ポケモン、プリキュア。
娘たちの大好きな番組が詰まったこの時間をとても楽しそうに過ごしている。
特別なことは何もない。
でも、こういう何気ない日曜日の朝も、穏やかで暖かくて幸せのど真ん中なのだ。一人遅れて起きてきた夫のコーヒーを淹れながらそう思った。
義母の誕生日と、レジン作り
週末の買い出しの帰りに義実家へ寄った。
義母のお誕生日。
子どもたちからの手紙とお茶を渡しに行く。
プレゼントの入浴剤の詰め合わせを前日中に届くようにしておいた。とても喜んで受け取ってもらい、ささやかだけれどいい時間を過ごせた。
夫はそのまま義実家の片付けのお手伝い。
私は運転を交代して、子どもたちと帰宅した。
三人でお昼を食べて、約束していたレジンに挑戦してみた。使い方や注意点を確認してから、いよいよ作り始める。
透明な液体を型に流し込み、小さなパーツをそっと置いていく。
頭の中では完成のイメージがあるのに、実際にやってみると思ったところにパーツが収まらなかったりする。想像通りに作るのは難しい。
次女は「お姉ちゃんと一緒にキラキラの宝石作ったのが楽しかったね~。でもさ、もっと考えたとおりに作れるようになりたい!」と言っていた。
気がついたら2時間以上、夢中になって取り組んでいた。思い通りにいかないことも、楽しい時間になるのだと気づいた。
思い通りにいかない楽しさ
レジンに限らず、思い通りにいかないことばかりだ。
子育ても、仕事も、暮らしも。
こうなったらいいな、こうありたいなと思い描くほど、現実との小さなズレが大きく見えてしまう。
でも、型の中でパーツの位置をああでもないこうでもないと一緒に悩んでいる時間そのものが、実はとても豊かな時間なのかもしれない。
完璧な仕上がりよりも、「あの時こんなふうに悩んでたよね」と笑い合える記憶の方が、きっと長く心に残る。
夕方、録画していた番組をぼんやりと見てから、夜は鍋しゃぶにした。
キャベツ半玉分を、家族であっという間に完食する。
湯気の向こうで、子どもたちが「おいしいね」と笑っている。
特別なことは何ひとつない。
けれど、義母の誕生日を祝ったこと。
レジンで思い通りにいかない時間を一緒に楽しんだこと。
あたたかな鍋を囲む時間があったこと。
どれも、今日という一日の中にきらっと光る小さな宝物だと思う。
何もしない贅沢
雨の日曜日。
外に出かけることもなく、家で過ごす一日。
幸せになりたいと何かを探してしまいがちだけれど、すでに幸せな時間があることを見つけて過ごしたい。
あなたは、どんな「思い通りにいかない時間」を抱えていますか?
誰かと笑い合える小さなきらめきは眠っていないでしょうか。
少し歪んだレジンのように、不器用なままの今を、そのまま愛おしんでいけたら最高だと思う。
そんなことを思いながら、娘たちに挟まれて両腕枕でぬくぬくと眠った夜だった。
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