2025/05/29 育ち盛りの心に寄り添う朝時間 〜子どもの「やりたい」を支える工夫〜
2025/05/29
草の背丈と、子どもたちの歩幅と。
空はうっすらと白んでいて、昨日より少しだけやさしい色をしていた。草はまっすぐ、空に向かって背伸びをしている。
「いくよー!」
今日も走ることになった。
全身筋肉痛の体を引きずるように、私も玄関に立った。その後ろから慌てたようについてくる次女の姿。
「ママも行くなら私も!」という彼女の言葉が、朝の静寂に温かく響いた。
「よーい、どん!」
声をかけると、全力で駆けてくる姉妹。
まだ小さな足取りで、けれど本気の顔をして。
ふたりの笑い声が、朝の空気を軽やかにかき混ぜていく。
順位もルールもないけれど、ちゃんと「やり切った顔」がそこにはあった。
「悔しい」から動ける子に育てたい
長女がこうして走る理由は、運動会での悔しさがきっかけ。「どうしたら速くなれる?」と、夫に聞き、出た答えは「ダッシュ」。
ランニングではなく、全力で走ることを選んだ。
それを自らの意思で決めた。
私はその姿を、尊敬のまなざしで見ている。
悔しいと思った時、私たち大人はどうしているだろう。愚痴を言ったり、諦めたり、時には逃げてしまったり。
小学3年生の長女は、その感情を「行動」に変えた。それも、朝6時から走るという、大人でも躊躇してしまいそうな選択を。
「悔しさ」を原動力にできるのは、簡単なことじゃない。私自身も、悔しいと思う経験はたくさんあったけれど、小学3年生で朝から走ろうと思ったことはなかった。
でも思い返せば、私が小学3年生の頃。
バレーボールに夢中になったのも、その頃だった。
何かに取り憑かれたように練習に励んでいた記憶がある。
もしかすると、小学3年生という時期は、子どもの心に「本気」が芽生える特別な時なのかもしれない。
「やってみたい」にどう応える?
そんな長女の姿を見て、「ママも行くなら私も!」とついてきた次女。
保育園児の彼女にとって、朝6時に起きて走ることは決して楽なことではないはず。それでも、お姉ちゃんと一緒にいたい、置いていかれたくないという気持ちが、小さな体を動かしている。
それがどれだけ大きな経験として残るのか、まだわからないけれど。
たくさんの経験の共有はきっといい思い出になる。
長女はリコーダーにもわくわくしている。
「早く音楽の授業始まらないかな」という彼女の言葉からは、新しいことを学ぶ喜びが溢れている。
朝ランも、リコーダーも、彼女にとってはすべて成長への扉なのだ。
子どもの成長は、こうした日常の小さな出来事の積み重ねなのだと、改めて感じる。
特別なイベントや大きな節目だけでなく、小さな「できた」が、自信に変わる瞬間。
全力でがんばる時期こそ、支え方を見直す
子どもたちがテンション高く、「もっとできるようになりたい!」と頑張っている時ほど、親として気をつけていることがある。
それは、
・睡眠時間をしっかり確保すること
・食事でエネルギーを満たすこと
・一時的な頑張りが続かなくても、責めないこと
燃えるようなやる気は尊い!
でも、燃え尽きないように、背中にそっと手を添えるのが親の役割だと思っている。
体調面でのケアはもちろん、心の面でも「頑張りすぎ」による反動を意識して見守る必要がある。
子どもの「やる気」を大切にしつつ、それが持続可能なものになるよう、親として適切なバランスを保つ。
これもまた、子育ての大切な役割のひとつなのだと感じている。
朝の静けさに見つけた、親子の循環
私にとっての朝時間は、整える時間。
でも子どもたちにとっては、自分を試す時間、自分の可能性を感じる時間になった。
「ママみたいに早起きしたいの!」
そんな一言に、嬉しさ半分、苦々しさ半分。
親が一歩踏み出せば、子どももついてくる。
子どもが一歩踏み出せば、親もまた背中を押される。
そんな循環が、私たちの毎日を作っているのだと改めて思う。
あなたのまわりでも、誰かの一歩を応援したいと思った出来事がありましたか?
子どもたちのように「悔しい」をエネルギーに変えるには、何が必要なのでしょう。
私たち大人も新しい発見と成長に満ちた一日を目指していきたいですね。
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今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
「何気ない日常の幸せ」に気づくたびに、心はふっと軽くなるもの。
無理せず、あなたのペースで大切に過ごしていきましょうね。では、また!
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