2025/06/23 言葉にならない日は 〜静けさの中で向き合う心〜
2025/06/23
朝4時半の窓を開けると、湿気を含んだやわらかい風が部屋を抜けていった。
エアコンをつけるにはまだ早い。けれど、梅雨入り前の空気は、少し重たくて、どこか胸の内と重なるようだった。
空の向こうに薄っすらと朝焼けが顔を覗かせる。
起きてすぐにきれいな朝焼けが見られる季節になって、本当なら嬉しいはずなのに。
今朝は、その美しさがとても遠くにあるように感じられた。季節は少しずつ、夏に近づいている。
どれだけ忙しくても、心がもやもやしていても、朝だけはやさしい気持ちで始めたい。
そんな思いから続けている、朝5分の「整える時間」。
深呼吸をして、お湯を沸かし、手帳を開く。
それだけのことなのに、不思議と少しずつ心が落ち着いてくる。
でも今日は、その5分の静けさですら、心にざわめきが残っていた。
言葉にならない感情と向き合う
これは、喧嘩なのだろうか。
いや、喧嘩にもなっていない。
感情は確かに渦巻いている。
本当は話したいことがある。
伝えたいこともたくさんある。
でも、言葉が出てこない。
どう伝えても通じない気がして、口を閉ざしてしまう。
何に対して、誰に対して感じているのか、自分でもわからなくなってくる。
喧嘩というのは、ある意味で健全なコミュニケーションなのかもしれない。言い合えるうちは、ぶつかることで相互理解の可能性がまだ残されている。
でも今の私は、その手前で立ち止まっている。
これは喧嘩ではなく、関係の空白のようなもの。
断絶の入口に立っているような、そんな気がする。
私は喧嘩そのものを面倒だと感じてしまうタイプ。
対立をすることがもう本当に苦手だから、ぶつかる前に一歩も二歩も引いてしまう。
そうしているうちに、感情だけが胸の中で渦を巻く。
怒っているのか、悲しいのか、自分でも分からなくなるほど、心が疲れているみたい。
「整えること」は、立て直すこと
夫婦の喧嘩は健康な証拠なんて言葉を聞いたことがあるけれど、いつも私はぶつかることすら億劫で、喧嘩になる前に心が遠のいてしまう。
けれど今日、自分の感情をようやくメッセージにして夫に伝えてみた。
言葉にすることで、自分が今どれだけ無理をしていたのかに気づいた。
日常は回っている。家族は無事に暮らしている。
でも、誰にも気づかれないまま疲弊していく心は、確かにそこにあった。
整えるっていうのは、きれいに整頓することではなくって、崩れかけた自分をもう一度立て直していくこと。
家族が笑顔で過ごせるように!と願っているのに、その願いとは裏腹に、私の心は疲れきっている。
夫婦関係も、子育ても、完璧である必要はない。
大切なのは、お互いを思いやる気持ちを忘れないこと。
そして、疲れた時は素直に「疲れた」と言えること。
朝時間に見つけた小さな希望
すぐに解決することはなくても、心を整えるためにできる「小さなこと」を大切にしたい。
朝の5分。
湯気の立つマグカップを両手で包み込みながら、少しだけ深呼吸。それだけで、ほんの少し、自分をやさしく認めてあげられる。
すれ違いや沈黙の中にある苦しさを、無理に明るく塗り替えなくてもいい。でも、そのまま放っておかないことも、大切だと改めて思った。
あなたは「言えない思い」をそのままにしていませんか?
どうかその気持ちを、あなた自身がいちばんやさしく受け止めてあげられますように。
言葉にならない気持ちをそっと抱えて、小さな行動から焦らずに立て直していく。
そんな積み重ねが、私たちの暮らしを少しずつ支えてくれるのかもしれません。
どうか今日も、自分にとっての「優しさの時間」が見つかりますように。
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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
複雑な感情も、私たちの大切な成長の一部。
完璧じゃなくていい。
でも、心を込めて歩いていくことはできる。
思いやる気持ちを忘れずに、今日もそっと一歩ずつ。
あなたの心が、今日少しでも軽やかになりますように。
では、また明日!
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今日の気づきが、あなたの心にもそっと寄り添えたなら嬉しいです。いただいたサポートは、これからの言葉の種として、大切に大切に育てていきます。