2025/07/06 変わりゆく『好き』を見守って 〜夏の入り口で感じたこと〜
2025/07/06
晴れているのに、どこかぼんやりとした朝だなと思った。相変わらず、湿度が高めで、風はほとんどない静かな時間。まとわりつくような湿度に、夏が来る前にギブアップしそう。
昨日の「全部やらなくても大丈夫」という気づきのあとだからか、今日の私は少し肩の力が抜けていた。
でも、今日はまた違う形で、母としての複雑な気持ちと向き合うことになった。
変わっていく「好き」を尊重するということ
子どもたちの夏支度は母にとって急務だ。
汗をかいて着替える機会が増えるこの季節、下着や服2セットずつ買い足しに、ショッピングモールへ向かった。どうやら、プライベートで着る水着まで買う必要が出てきた。
選ぶ服や色柄に、子どもたちの好みがしっかり現れるようになってきた。サイズアウトしていなくとも、これはもう着たくないという。
理由を尋ねると「子どもっぽい」のだそうだ。
思わず苦笑してしまう。
変わりゆく好みと向き合う
「これ、あんまり好きじゃない」
「こっちの方がいいな」
「ふりふりの袖は絶対に着ない!」
以前なら、私が選んだものを「わぁ!いいね!」と受け入れてくれていた長女が、今では自分の好みをハッキリと伝えてくれる。
その時その時で変化していく好み。それは成長の証しだとわかっているけれど、どこか寂しさも感じてしまう。
最近は少しスポーティでちょっとカッコいい感じの服がお好み。チアの憧れのお姉さんたちが選びそうな服を彼女も選んでいる。
そういえば、また流行っているとお姉さんたちが話していたルーズソックスにも興味津々。
母の好みを受け入れてくれていた時間は、実はとても特別な時間だったのかもしれない。そう思うと、もっといろんな服を着てもらっておけば良かったと悔やまれる。
お昼のインドカレー屋さんで、長女が注文したのはいちごラッシー。気に入ったらしく、笑顔で「また飲みたい」と言っていた。
こんな風に「好き」が少しずつ増えていく過程を、私はそっと見守っていたいと思う。
憧れの形と待ち続けた宝物
次女はというと、ファンシーショップでシマエナガグッズをたくさん手に取り、ご満悦の様子。
「わぁ、これもかわいい!」
実物を見ることが難しいからこその憧れ?
そもそもかわいいものには目がない彼女は、もうシマエナガにメロメロなのだ。
好きが高じて「シマエナガね、描けるようになったよ」と誇らしげに言う姿に、憧れと模倣と成長が重なって見えた。マネして描けるってすごい技術だと思う。
そして午後、次女のランドセルが届いた。
3月にショールームで「これにする!」と迷わず選んだ、アイボリーにグレーの縁取りが入ったランドセル。あの時の「お友達と同じじゃ嫌でさ!大人っぽいのを選んだんだー♪」という誇らしげな声が蘇る。
「7月に届く」と聞いてからずっと待ち続けていた。
箱を開けた瞬間の次女の顔の輝きが、全てを物語っていた。
「ランドセル!」
ランドセルは、親が与える「道具」ではなく、子どもが自分で選ぶ大切なもの。
自分で選んだものを、ようやく手にした次女。
その顔には、はっきりと「自分で選んだんだ」という小さな誇らしさが滲んでいた。
その姿が、私はただただ嬉しかった。
暮らしを整えるのは、仕組みと心の歩み寄り
夕方に待っていたのは、私のちょっと苦手な作業。
夫に手伝ってもらったものの、どうしても「指摘されている」ように聞こえてしまい、言葉の端々にイライラしてしまう。
たぶん、彼は悪気がない。
でも、思った通りに進まない時間が、少しずつ心をささくれさせる。
家族の中で「正しさ」や「当たり前」が異なることに、日々気づかされる。
私が気になることが、相手にはそうでもない。
逆もまた然り。
だからこそ、問いの立て方を変えてみる。
「どうして?」ではなく、「どうしたら?」
その視点に立つと、不満ではなく工夫が生まれる。
洗濯物をしまうのが億劫なら、入れるだけのバスケットに変えてみようか。導線が悪いなら、場所を見直してみようか。そんな具合いで工夫するみたいに。
それは、譲歩ではなく、歩み寄り。
互いの“快”を見つけていく、整えの方のひとつ。
あなたの「やりづらさ」はどこにありますか?
日々の小さな引っかかりは、暮らしの調整ポイントかもしれません。
「なんでできないの?」と責めるのではなく、「どうすれば気持ちよく続けられるか?」と問うてみる。
その問いは、相手だけでなく、自分自身へのやさしさにもつながるはずです。
どんな風に暮らしたいか。
どんな関係を築いていきたいか。
そんな視点で見つめ直すだけで、同じ1日が少しだけ、やさしい色に変わっていくのかもしれません。
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母は静かに日陰を堪能していました。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!コメント、スキが励みになります。
あなたの暮らしの中で、「なんで?」と感じることがあったとき、「どうしたら?」という問いかけに変えてみると、何か新しい発見があるかもしれませんね。
小さな視点の転換が、日々の暮らしを少しずつ軽やかにしてくれることを信じて。
では、また!
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