2025/07/07 小さな一手間とことばの行方 〜揺れた心と向き合う〜
2025/07/07
七夕の朝。
風はほとんどなく、湿気をたっぷり含んだ空気がぬるま湯のように肌にまとわりついていた。
朝の換気をしながら掃除をしていると、じんわりと汗が滲み、夏の訪れを告げられた気がした。
今朝の私は少しだけ肩の力が抜けていたように思う。
朝ごはんには、ちょっとした遊び心を込めた。
ピザパンの上に、星形にくり抜いたチーズを乗せて。七夕らしさのつもりだったけれど、焼きあがった頃には、星は星ではなくなっていた。
朝の一手間が…うー、無念!
ほんのちょっとの一手間が、報われなかったことが地味にこたえる。内心がっかりしたけれど、それもまた夏の朝のひとコマ。
小さな指摘に揺れる心
仕事では、ふとしたことで落ち込む場面があった。
誰かから責められたわけではないのに、ちょっとしたミスを指摘されただけで、自分の中の声が大きくなる。「まただよ、なんでこんなことで……」と。
必要以上に自分を戒めてしまうのがクセだ。
責める声は、他人ではなく、いつも自分の中から聞こえてくる。
ミスを恐れるあまり、自分で自分を責めてしまう。
そんな自分のクセを、もう少し手放したいと思う。
誰にでもあるうっかりを、自分だけは許さないなんて、ちょっと不公平だから。
言葉に映る姿勢
仕事中、同僚の対応にモヤモヤした。
「最初の説明が足りないから混乱が起きる」と何度も伝えられているのに、改善されない。
億劫なのか最初の説明が雑になってしまうのだ。
受付にくるお客様にとっては初めて聞くことなのに。
さらに、お客様が間違えたとき、「あーもう」と不満そうに呟くその姿に、いつも釈然としない気持ちになる。
でも、そこでふと我に返る。
私は?誰かに同じような思いをさせていないだろうか?
本人はこのことに気づいていないのだから、もしかしたら私も気づいていないうちに同じようなことをしているかもしれない。
気づいたときには、背筋を伸ばす。
人の振りを見て、私自身も言葉の選び方を見直す。
愛情と伝え方に揺れる夜
夜、夫が帰宅した頃には、娘たちも私もすでに眠る時間。
長女は「明日はスペシャルディだからもう寝るね」と寝室へ。明日の時間割が最強すぎるらしく、やることを颯爽と終わらせて眠りについた。
次女は折り紙とセロハンテープで、小さなミニチュアランドセルをつくっていた。絵を描き、笑い、話す。子どもの日常は、思った以上に豊かで愛おしい。
最近、長女からは やたらと「だいすき」メールが届く。私からの愛情不足なのか?と一瞬考えてしまったけれど、きっと彼女の心がただまっすぐなだけ。
それに対して、まっすぐ返せる母でいたいなと思い直す。
言葉って、なんて繊細なんだろう。
嬉しいのに、ふと不安になる。
伝えたいのに、届かないこともある。
だけどやっぱり、どんな感情も、言葉にしてくれたことがうれしい。
同じ内容でも、言葉に込める温度が違うと、受け取る側の心も変わる。
職場での説明も、家族への頼みごとも、そして自分への言葉がけも。
言い方ひとつで、距離は近づくことも、遠ざかることもある。だからこそ、伝える工夫を忘れずにいたい。
小さな言葉の大きな力
手間をかけても思い通りにならなかった朝。
思いを込めても、うまく伝わらなかったやりとり。
でも、そこにはいつも“ことば”がある。
星形のチーズのように、形が崩れても、想いはちゃんと残っている。それを受け取るには、どんな姿勢が必要なのだろう?
今日はどんな言葉を投げかけて、どんな言葉を受け取っただろう。
そのキャッチボールのなかに、私たちの毎日があるのかもしれませんね。
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最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
「こうあるべき」よりも「こうありたい」を大切に。
あなたにとって、心がほぐれる時間が増えますように。
では、また!
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