2025/10/15 子どもの「普通」の裏側〜できたの瞬間に立ち会えなくても〜
2025/10/15
曇り空の朝、窓を少し開けると、柔らかな光が部屋に入り込んだ。ひんやりとした空気を吸い込みながら、手帳を開く。
今日は水曜日なので、チアダンスの日。
施設側の都合で狭い部屋しか使えず、レッスンを見れない週が続いていたけれど、今日からまた後ろから見られる。
静かな朝の時間が、一日の見通しを持たせてくれる。今日はどんな成長を見せてくれるだろう。
そんな楽しみを胸に、朝の支度を始めた。
見ていない間の驚くべき成長
2週間ぶりにレッスンを見学すると、子どもたちの動きに目を見張った。
ついこの前まで苦戦していた技を、まるで自然にこなしている。技の精度、動きの滑らかさ、全てが格段に上達していた。
「できた!」という瞬間を見逃したのに、いつの間にか次のステップに進んでいる。その成長の速さに、ただ「すごい」と思わず口にした。
「あの技、もう習得したの?」
「こんなにきれいにできるようになってる!」
驚きが次々と湧いてくる。先週も先々週も「レッスンどうだったの?」と聞いても、「普通」とか「ちょっと頑張った」としか言っていなかったのに。
子どもたちは、私が見ていない間も、毎日少しずつ積み重ねていたんだと気づいた。
その吸収力に、ただただ驚かされる。
次女が運動会のリハーサルのリハーサルをしたと話してくれた。そういう小さな積み重ねが、大きな成長につながっているんだと思う。
「普通」の中に隠れた努力
子どもに「今日どうだった?」と聞いても、「普通」としか返ってこないこともある。でも、その「普通」の裏側には、見えない努力と成長が隠れている。
毎日見ていると、変化に気づきにくい。でも、少し離れて見ると、驚くほどの成長に気づく。
子どもの吸収力は、大人とは比べものにならない。
毎日コツコツと積み重ねる力。それを信じて見守ることの大切さを、改めて感じた。
静かな努力は、言葉にならない時間の中にあるのかもしれない。
見守ることの意味
成長は、いつも目に見える形で訪れるとは限らない。
何も変わらないように見える時間こそが、いちばん育っているときなのかもしれないとすら思う。
毎日そばにいるからこそ見逃しやすい。
案外、親が焦らずに見守ることって勇気がいるものだ。
焦らず、信じて、待つ。
「今日どうだった?」に対する「普通」の答え。その奥には、言葉にならない小さな努力が詰まっているのかもしれない。
「普通」という言葉の裏側を想像したことはありますか?
毎日の積み重ねを信じて、そっと見守る。そんな親でありたいと思う。子どもたちは、私が思っている以上に、毎日確実に成長している。
その力を信じて、これからも温かく見守っていきたい。
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