2025/03/18 小さな別れを抱えながら 〜今日を生きる〜
2025/03/18
朝、静かなキッチンでお弁当の準備をする。
今日は長女が学童へ行く日。卒業式のため学校はお休み。お給食が終わり、これからしばらくはお弁当生活が続く。
タコさんウインナーを焼きながら、長女からリクエストされている「ニコニコ顔」にする。
お弁当のふたを開けたとき、ちょっとでも楽しい気持ちになってくれたらいいなと思って。
卵は苦手だから、黄色はさつまいもで。
花形に型抜きして、少しだけ春らしく。
最近のお気に入り、ごま揚げにしたチキンも入れた。

朝の支度をしながら、「学童、楽しく過ごせるかな?」とぼんやり考える。お弁当を作る時間って、ただ食事を準備するだけじゃなくて、子どもたちの今日を想う時間でもある。
夕食ではハンバーグを焼きながら、「これ、お弁当にも入れられるな」と先のことを考える自分がいる。
一度の調理で二度おいしい、時短の知恵。
家族の食事を作るということは、今日をつなぎ、明日へと続くものなのかもしれない。
しーちゃんがいないこと
夕飯前の短いひととき、実家とビデオ通話をする。
「今年のお米の在庫は厳しくなりそうだよ」
いつも実家からお米は送ってもらっている。
お米が大好きな我が家の死活問題だ。
困った様子の母の声を聞きながら、ふと「しーちゃん、いないんだよな」と思った。
年始に亡くなった、実家の愛犬。
帰省するたびに尻尾を振って迎えてくれたしーちゃん。娘たちには絶対に吠えない上に、何をされても穏やかな表情だった。
もう、あのぬくもりを感じることはできない。
「しーちゃん、いないんだもんね…」
次女が、ぽつりとそう言った。
ビデオ通話でもいつも「しーちゃん元気?」と映してもらっていたのが頭をよぎって言葉に出たのだろう。
何気ないひと言だったけれど、その言葉がなんだかすとんと胸に落ちる。そう、もういないんだよね。
でも、いないことをちゃんと感じながら生きていくんだよね。
小さな別れを抱えながら、私たちは今日を過ごしている。
「楽しかった!」の力
「今日は、〇〇ちゃんとプリキュアごっこしてね、ドラえもんごっこしてね、それからカービィごっこもした!」
次女が、キラキラした顔で今日あったことを報告してくれる。いろんなごっこ遊びをして、なりきって遊ぶのが楽しいようだ。
遊びの中で、どんなふうにプリキュアになりきったんだろう?ドラえもんごっこって、どんな道具が登場したんだろう?カービィの世界では、どんな冒険をしたんだろう?
聞いているうちに、ふわっと心が軽くなる。
「楽しかった!」 その一言が持つ力はすごい。
それは、どんなに悲しみを抱えていても、その瞬間だけはただ「楽しい!」と感じられる。
しーちゃんのことを思い出して寂しくなったけれど、娘たちはこうして目の前の今日をしっかり生きている。私も、「今日」を大切にしよう。
大切なものを抱えながら、少しずつ前へ進もう。
小さな別れの先に
家族の時間、子どもたちの成長、目の前の暮らし。
悲しいことや辛いことがあっても、それがすべてを支配するわけじゃない。
お弁当を作りながら、今日を生きる準備をする。
ハンバーグを焼きながら、明日を思う。
「楽しかった!」の声を聞きながら、小さな幸せをかみしめる。
しーちゃんがいない寂しさは、まだ胸の奥に残っている。最後に会えなかった後悔も。
でも、きっとそれはずっと続くわけじゃなくて、少しずつ柔らかくなっていくんだろう。
そして、私たちはこれからも、今日のごはんを作って、明日を迎えて、笑って、泣いて。
そうやって、続いていくんだと思う。
あなたは最近、「いないこと」を感じる瞬間はありましたか?その寂しさを、どう抱えていますか?
今も、あの日のことを胸に刻みながら
今日を大切に生きていきたいですね↓
こんな人が綴っています↓
今日も読んでくださって、ありがとうございました!
「何気ない日常の幸せ」に気づくたびに、心はふっと軽くなるもの。
無理せず、あなたのペースで大切に過ごしていきましょうね。では、また!
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