2025/06/02 三日坊主でも大丈夫! 〜川辺に吹いた“やる気”の風〜
2025/06/02
ひんやりした柔らかな空気を吸い込んで、ジャージのチャックをキュッと閉める。
「よし!いこう!」
6時21分、長女と河川敷に向かう。
小さな足音が駆け出していく。
お散歩をする愛らしい犬たちを横目に、直線ダッシュ6本を終えた。長女の“朝練ブーム”が来ている。
きっかけは運動会だったけれど、続いている理由。――多分、彼女自身の「気持ちの乗り方」にあるのだと思う。
三日坊主でも、行動に移しただけでもすごいことだよな〜と母は油断していた。筋肉痛は続いている。
もはや、誰の朝練かわからない。
土手を颯爽と駆け抜ける小3女子の姿には、「真面目」「律儀」という言葉では片付けられないキラキラした継続の力を感じた。
あ、このまま、続きそうだなと思った。
まじめで、こつこつ型で、自分の中のやる気スイッチを見つけたら、そこから育てていける人。
親としての評価ではなくて、ひとりの人として、そんな“長所”をこの子の中に見つけられるのが、ちょっと嬉しい。
朝ダッシュは、思ったより“心が整う”
50mをたった5〜6本。
時間にすればほんの10〜15分程のこと。
でも、体を使って全力で走ることの清々しさと、終わったあとの静かな達成感は、時間以上に大きい。
なんというか「時間の密度」が濃いのだ。
呼吸を整えながら家までの道を歩いていると、空の青さにも気づけるし、風の音もよく聞こえる。
「朝、頑張った!」
その感覚が、一日のベースをつくってくれるのだ。
子どもだけじゃない、親の私にも。
姉妹それぞれの「本気」
今朝は、次女も同行。
でも、足取りは重く、明らかに不機嫌。
長女の練習なのに走れないと意味がない。
そう焦った私は、つい口調が強くなる。
「走るの嫌なら、一旦帰ろうか?」
そう声をかけた瞬間――
負けず嫌いのスイッチが“カチン”と入ったのがわかった。
鼻を赤くしながら、次女も全力でダッシュ!
6歳にして、フォームが崩れず、走りの軸がブレないのはさすが!
お姉ちゃんの影響もあるだろうけれど、ちゃんと“自分のやる気”で走っていた。
子どもって、「やらされている」ときと「自分で決めた」ときとでは、エネルギーの質が全然ちがう。
その違いが見える朝だった。
折り紙に込められた、想像と愛情
夕食後に長女が、何やら真剣な顔で折り紙と向き合っていた。
学校で「お誕生日係」になったらしく、プレゼント担当を任されたのだという。
手にしていたのは、折り紙で作られた小さなカード。
そこには、季節を意識した装飾とともに、ローマ字で綴られた「OTANJOUBI OMEDETOU」の文字。
8歳なりの精一杯の愛らしさを感じる。
“人を喜ばせること”に、ここまで丁寧に向き合えるのはすごいことだなと、じんわり感じた。
そして、その横で次女が静かに言った。
「これ、ママにあげるね」
そう言って差し出されたのは、家族みんなに宛てた「だいすきカード」。お姉ちゃんの真似っこをして、家族分を作ってくれたようだ。
母はあっさりノックアウト。いつもらっても嬉しい。
この子たちは、ちゃんと愛を渡す力を持っている。
つまり、母は娘たちにメロメロなのだ。
続けることの本当の意味
三日坊主を覚悟していた朝練が続いている。
続けることの価値は、結果よりもプロセスにある。
昨日の自分を少しだけ超えようとする意志。
完璧でなくても、グズグズしてしまう日があっても、そこに向かう気持ちがあれば、それは既に素晴らしい「続けること」なのだと思う。
完璧な成果や、目に見える実績ではなくて。
「自分の中の気持ちに向き合って、
少しだけ前に進んだこと」
それを、心の中で「よし」と思えるようにしていきたい。
親も子も、誰かと比べず、昨日の自分とだけ、ゆるやかに競いながら。
あなたは最近、どんな小さなことを「続けて」いますか?
それが三日坊主でも、時々忘れてしまっても。
続けることの意味は、完璧さではなく、そこに向かう気持ちにあるのかもしれませんね。
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