2025/07/15 娘の『おいしかった』に励まされた 〜雨の日の小さなご褒美〜
2025/07/15
3時55分。ゴォーーッという音で目を覚ました。
窓を打つ雨音が、いつもより大きく響いている。
窓の外はまだ薄暗く、湿気を含んだ空気が部屋の中まで忍び込んでくる。じっとりとまとわりつくような重さに、夏の入り口を感じながら一日が始まった。
今朝は、いつもより少しだけ心がふわふわしていた。
夏休み前となり学校給食が終わり、学童弁当が始まる初日。慌ただしく支度をして送り出したはずの長女が、玄関を開けて戻ってきた。
「ママー!忘れものした……」
たどたどしく伝える姿に、注意したい気持ちと、笑って受け止めたい気持ちが同時に湧いてくる。
遅刻しなかったようで安心しながらも、きっと私の表情には、少しだけ複雑な色がにじんでいたのかもしれない。
「ただいま」と「おいしかった」
保育園のお迎えの時間には雨が止み、傘を差すことなく帰れた奇跡にホッとする。
運悪く土砂降りの中を帰ってきた長女。
「ただいま! ママのお弁当おいしかった〜!」
その一言が、胸の奥にじわりと響いた。
空っぽになって戻ってきたお弁当箱が何より嬉しい。
ピカピカになって帰ってきたお弁当箱を見つめながら、「ああ、この夏は頑張れそうだ」と思った。
体調の波がある中で、毎日のお弁当作りを続けられるだろうか。そんな不安もある。それでも、娘の満足そうな表情が、私の励みになる。
娘が「おいしかった」と言ってくれるお弁当は、私の誇りなのだと思う。

折り紙が運んでくれた「夏」の始まり
次女が興奮気味に「ママ!聞いて!保育園でね!」と話し始める。
トカゲのしっぽが切れた話を、小さな命をめぐる冒険のように語ってくれた。
しっぽが切れてしまった後も観察したけれど、結局死んでしまったという衝撃的な体験。その目は驚きと少しの切なさを湛えていて、子どもの感受性の豊かさに改めて気づかされる。
保育園の窓から見えた黒猫のあくびまで詳しく教えてくれる次女の観察眼に、私も心が和んだ。
夜には折り紙を引っ張り出して、「夏っぽいのつくろ!」と姉妹が一緒に机に向かう。
かき氷にセミ、ペンギン。かわいいという理由で、シマエナガやハリネズミも作って、次女はうれしそうに「これ、かわいいね〜」と笑っていた。
こうして子どもたちと手を動かしながら過ごす時間があると、「今日も一日、よく頑張ったね」と自分に言えるような気がした。
小さな「できた」を積み重ねる意味
お弁当を忘れずに持たせること。
雨に濡れずに迎えに行くこと。
体調を崩さずに一日を過ごすこと。
全てが当たり前ではなく、小さな「できた」の積み重ねなのだ。
もしもに備えることも大切だけれど、小さな「できた」を認めて、また明日へ向かう気持ちを整えることも大切かもしれない。
日常の中にある小さな喜びを、丁寧に受け取っていきたい。体調の波があっても、忘れ物があっても、雨が降っても。
家族と一緒に過ごす時間の中に、必ず小さな「できた」がある。それを見つけて、そっと心に留めておく。そんな暮らしの記録を続けていけたらいいな。
あなたの今日には、どんな小さな「できた」がありましたか?
子どもたちの何気ない言葉や行動の中に、心が軽やかになる瞬間を見つけられたでしょうか?
日常の中にある小さな喜びを、一緒に大切にしていきましょう。
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最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!スキやコメントとっても嬉しいです。
雨音に耳を澄ませるように過ごしてみると、あなたの日常にも、きっとたくさんの発見と喜びが隠れています。
完璧じゃなくていい。波があるからこそ、見えるものがある。
今日のあなたにも、やさしさを忘れずに穏やかに過ごせますように。では、また!
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