2025/11/17 賑やかな一日の終わりに 〜自分の当たり前を見つめ直す〜
2025/11/17
いつもより少しだけ慌ただしい気持ちで目が覚めた。
窓の外は晴れていて、空気が柔らかい。
換気のために開けた窓からの空気の冷たさが、そのソワソワを少しだけ和らげてくれる。
「忙しくしているのは、いつだって自分なんだよな」と、ぼんやり思う。
今日は長女の音楽発表会の振替でお休み。
そして、お友達が遊びに来る予定になっている。
長女にリクエストされるままドーナツを買いに行き、ついでに夕飯の材料も買い込む。
大人1人で子ども5人を楽しませられるだろうかという不安を横に置いて深呼吸。
もうすぐ来る仲良しのお友達たちと、楽しい時間を過ごす為の準備にそっと気持ち寄せていく。
ピザ作りと子どもたちの笑い声
お友達が来てからは、家中が賑やかになった。
11時になったのでピザ作り。
生地を朝のうちに仕込んでおいたので、子どもたちは成形とトッピングに夢中になる。
形にこだわる子。
具材を山のように盛る子。
おいしさやバランス重視の子。
同じピザなのに、手元からその子らしさがそのまま形になっていて面白い。

焼き上がった順に食べ、「おいしい!」の声や「変な形になった〜!」という笑顔を眺めるいい時間。
どれくらい食べるのかわからなくて、大きめにした。案の定、余った。せっかくなので、お家に持ち帰ってもらうことにした。
午後はプラ板、ジェンガ、お菓子パーティー。
「お腹いっぱいで苦し〜!」と笑い転げる子どもたちを眺めて頬がゆるむ。
合間に片付けをしながら、子どもたちの動きに合わせて部屋を整えていく。充実感と疲労が交互に押し寄せるけれど、そのどちらも心地よかった。
「当たり前」が「特別」に変わる瞬間
帰宅したお友達たちのママから届いたLINEには、
「生地から作るなんて本格的!」「なかなかできない体験をありがとう」「お裾分けをもらったお兄ちゃんも大絶賛」と、そんな言葉が並んでいた。
思っていた以上の感謝の言葉に、少し驚く。
我が家にとっては定番のピザ作り。
それほど手間でもなく、むしろ好き嫌いを考えずに済むので楽だと思っていて。
生地を触る楽しみのひとつでもあったから。
でも他のママたちにとっては、「生地作り」は「本格的」で「難しい」ことで、さらには「敷居が高い」ことだとLINEからわかった。
自分にとっての当たり前が、誰かにとっては「特別」に映る。そのことを改めて実感した。
反面、ふとよぎる不安もある。
小さな場面に“育ち”がにじむのだ。
各家庭の当たり前。その違いが見えた一日でもあった。挨拶、食べ方、片付け方、言葉遣い。
小学生ですごく差が出るんだなと実感する。
果たして我が家の子どもたちは、他のお家に行っても大丈夫なのだろうか、と少しだけ胸がざわつく。
忙しさの中で見つける小さな誇り
忙しくしているのは、いつだって自分。
でも、楽しい一日にしたいという気持ちが根っこにあれば、多少の失敗や慌ただしさなんて、きっと笑い話になる。
自分が「当たり前」にやっていることが、誰かにとっては「特別」であること。
いつもなら「体調不良」で取る有給。
いつもとは違う「お友達を呼ぶ為の休日」の為に選んで良かったなと思う。
あなたには、「当たり前」と思っていることで、誰かに喜ばれた経験はありますか?
それに気づいたとき、どんな気持ちになりましたか?
賑やかな一日が終わり、静かな夜が戻ってくる。
明日はまた、いつもの朝が始まる。
今日の気づいたことが、明日の自分にそっと自信をつけてくれるかもしれません。
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また明日も、一緒にゆるやかにいきましょう。
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