古典落語《時そば》
古典落語「時そば」は、アニメ《美味しんぼ/第65話:ぼけとつっこみ》で
登場した落語です。
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噺の構成
物語の構成は、二部構成
そばの代金は、16文。
《1》代金をごまかす人
《2》ごまかす手法を真似した人が
かえって損した
具体的には
《1》の人。
・小銭を8つまで数えたところで、
店主に時間を尋ねる
・店主が、《9つ》と回答
・続きの10から数える
→代金ごまかしに成功!
《2》の人
・小銭を8つまで数えたところで、
店主に時間を尋ねる
・店主が、《4つ》と回答
・続きの《5つ》から数える
→代金をごまかすどころか、
小銭4つ損した。
落語としての特徴
前半:ずる賢い男の巧妙な技
(知恵と間)
後半:まねして失敗する滑稽さ
(間抜けとズレ)
二人の人物の対比によって、
知恵の差や間の妙、リズム感が笑いを
生む。
聴衆は「なるほど」「アホやなあ」と
感じて楽しむ構造。

オチの可笑しさ
『時そば』の可笑しさは、
ズルの中にも言葉の間(ま)や、
やりとりの妙を感じること
私は、可笑しくない。理由は、、、
オチ
18分の落語だが、
《18分も話を引っ張ったのに、
このオチ?》
という《拍子抜け》を感じた。
以下、4つの視点で、
《可笑しくない理由》
を解説します。
実は気づかなかった
実は私は当初、前半の『ごまかし』に
気づかなかった。
『良い人』だから。
代金支払いの場面で、
会場の人々が笑ったから、
『おや?』
と思い、動画を巻き戻してやっと
理解した。
飛躍するが、
私が2.の人だったら、目撃した時点で、1.の人を注意する。
良い人なのに、代金をごまかす
1.の人について。
動画では、
・そば屋を褒める
・そばを褒める
・人当たりが良い
など、『良い人』なのに、
代金をごまかす。
私は、ガッカリ。
また、このような『良い人』を演じて
金品を騙し取る、現代の詐欺のお手本になっていると思う。
私の現代風分析
現代の感覚に近づけ、
《そば160円》
で考える。
10円ごまかして得しても、嬉しくない。
人々は、《たった10円》をごまかす話が
可笑しいのだろうか?
私は、コピー機のおつり取り忘れも、
正直にレジに届ける。
僅か10円でも、『不正な利益』は、
自分の心を汚す。
少しずつ、貧しい人生へと落ちて行く。
豊かな人生の基礎は、『正直』。
対照的なのは、『フランダースの犬』
『時そば』と対照的なのは、
『フランダースの犬。』。
主人公ネルロは、雪道で拾った財布を
正直に持ち主に届ける。
着服すれば、良い暮らしができるのに。
私は、子どもの頃から、ネルロを手本として生きてきた。
今、拾得物届け出は、106件。
現金10000円や財布も届け出た。
時そばを視聴して、改めてネルロを思い出した。
■私の価値観
・「損か得か」ではなく
「清いか濁っているか」で判断する
・「目先の金」より
「心の安定と社会的調和」
・誰かが見ていなくても、
正しいことをする
・困っていても、人を裏切らない
・心の奥底に「光」を持ち続ける
・自分を清く保つ
・社会に信頼を届ける
古典落語《時そば》
《美味しんぼ/第65話:ぼけとつっこみ》
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