モンゴルのラクダ十二支神話|十二支に入れなかった理由・言い伝え【モンゴルGW10日間一人旅】カラコルムツアー
モンゴルとラクダは運命を長らく共にしている。そんなモンゴルならではだと感じた、ラクダと十二支のお話しがあるので紹介したい。
これはカラコルムでツアーガイドさんに教えてもらったお話。十二支モチーフのアートがあって、それを見ながら教えてくれた。
ネズミとラクダと十二支
その昔神さまは人間を助け導くため、動物たちの中から「十二支」となる動物を選んでいた。牛やトラ、ウサギなど十一匹までは決まったものの最後の一匹だけが決めきれず、ネズミとラクダが候補に残った。ネズミは子育ての上手さを、ラクダは長旅で人を助ける力をアピールしたという。
両者のアピールを受けて神さまは「先に朝日を見た方を十二支にする」と伝えた。頭の良いネズミは、地面に近い自分はこの勝負に不利だと悟り、背の高いラクダの頭に乗って朝日を待つ。狙いどおりネズミが先に光を浴びて、十二支に選ばれた。
十二支とラクダ
負けたラクダは悔しがった。本来勝つべきは、背の高さから考えて自分だと。ラクダの言い分を聞き、神さまは十二支入りの代わりに、十二支メンバーの動物それぞれの良い特徴をラクダに与えることにした。
ネズミの耳
牛のような体つき
トラの足
うさぎの鼻
龍のように強靱な肉体
蛇の目
馬のようなたてがみ
羊のような温かい毛
猿のような背中のライン
ニワトリのとさかのような頭の毛
犬のような脚力
イノシシの尻尾
こうしてラクダは、さまざまな動物の良さをあわせ持つ、どこか不思議な姿になった。
完
昔話ならではのバランス感
先に日の光を浴びた方の勝ちとするなんて、神様は明らかにネズミ贔屓だなあと思っちゃうけど、ラクダはそもそも人間に随分寄り添ってるからわざわざ十二支にしなくてもというのが神様のお沙汰なのかもしれない。こういう余白のある感じ昔話感があって興味深い。
できるだけ話を聞いてすぐメモしたけれど、一部間違っているところもあるかも。ご容赦!
ラクダフォトギャラリー


人間とか荷物を載せるのに砂に埋もれないラクダの足。すごい。



どんな体毛の子でも、体は黒いんだね。


日が当たると赤みを増す。栗毛色っていうやつだろうか。





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