見出し画像

NHK ONE導入に見る “システム移行” のリアルと雑感

 みなさんこんにちは。よこちょうです。
 ようやく秋らしい季節になってきて、晴れた日には外を気持ちよく散歩できるようになり、何もなくてもなんか嬉しい感じになってきましたね。

 前回は弊事務所で良くやり取りされている「●●手当」について考察してみました。実態や導入される背景、そして考慮が必要な点などをコンパクトではありますがまとめてありますので、ぜひご一読頂けますと幸いです。

 さて、10月1日は下半期の始まりの日という事もあり、色々な事が始まる日でもあります。いやな話ですが、多くの品物の値上げが始まるニュースもあったりしました。
 そんな中、我々の身近なNHKが新サービス「NHK ONE」を10月1日より開始しました。

https://www.nhk.or.jp/nhkone/

 このサービスですが、企業でもよくある「システム移行」のように私は捉えておりました。今回は、その観点で少しコメントしてみたいと思います。
 人事労務の観点とは少々異なりますが、ぜひお付き合い頂けますと有難く存じます。


NHK ONEのサービスとはそもそも何か?

 NHKホームページでは、以下の図で説明していました。引用します。

NHK 新旧インターネットサービス比較表(NHKサイトより引用)

 まあ、これを見るとほぼ変わらないように思えますが、どうでしょうかね? つまり NHK ONEとは、色々なサービスを統合した総称としての新たなブランドと私は捉えました。

事前の周知/必要な作業について

 この変更は、結構前からNHKでは色々な所で告知されてました。ニュース番組のちょっとした合間や、各番組の間の告知時間帯など、そして以下のサイトでは動画もアップされ、ブランドの認知はできたと思います。

動画でわかる! NHK ONE   https://www.nhk.or.jp/nhkone/video/

 ただ、ブランド内のサービスである、NHKプラス、NHKニュース防災アプリは新アプリのダウンロードが必要であり、かつWebサイトも含め再度新しいサービス利用に登録が必要となる事で、それが色々な所で説明されていたとしても、具体的にどう進むのかはイメージするのが難しく、本当にスムーズに移行できるのか多少不安はありました。

10月1日、自身の移行はいかに?

 さて、既に先週の話になりますが、自身の移行についてどうだったのかという事ですが、結論としては、
「ちょっとだけ問題あったけど、まあなんとかなった」という感じです。

 移行の際には、登録しているメールアドレスに認証コードが届いて、その番号を指定のURLで表示される部分に記載して進めるのですが、そのメールがいつまでも届かないという状況が発生し、何度か繰り返しこの作業を行いました。
 実際には、こんなお知らせもありましたので(10月1日には不具合のお知らせでした。)、
「NHK ONE アカウント」 登録に伴う 不具合解消のお知らせ
 251002_001.pdf 
 という訳で、メアドの問題かとも思いましたが、私はgmail利用していないので、変だな~と思っていたところ、

 迷惑メールフォルダに来てるじゃん!(笑)

 という事で、それ以降は普通にプロファイル登録を行い、NHKプラスを見れるようになりました。 おかげさまで、見たかったあんぱんの特別編も見れました(笑)。

平行稼働の選択肢はなかったのか?

 正直なところを言うと、この移行については、リテラシーの低い方にとっては結構難しいと思いました。(まあ、そもそもそういう方はインターネット利用していないかもしれませんが。。)
 今回、スマホの方はNHKプラスとNHKニュース・防災アプリを新たにダウンロードすることになりましたが、旧アプリは10月1日以降全く使えない状況になり、移行は必須となる状況でした。
 今回の移行は、いわばプロファイル(利用者情報)という概念を導入し、新たなサービス利用時に、プロファイルに紐づけてログインする事ができるようになったというのが大きいかと思います。
 このプロファイルを例えば家族個人それぞれで作成すれば、自身のプロファイルでログインしてお気に入りを登録したりして活用できたりします。

 ただ、並行稼働期間を作らずに、旧サービスをいきなり止めてしまうのは少々強引な気はしました。移行作業がそれほど難しくないにしても、1週間程度の並行稼働期間は作ってほしかったと個人的には思います。
 現に、認証メールが届かない不具合が発生しましたしね。まあ、金融機関や基幹系のシステムとは違いますので、それほどの期間はいらないとは思いますが、なんといっても対象者が多いシステムですし、お客様のリテラシーもまちまちであることも考慮したうえで、必要な対応を検討頂きたかったと思います。

まとめ

 新たなサービスを始める時、サービスを移行する時など、その利用を円滑に進めるために、お客様への充分な周知と共に、お客様の状況を踏まえた対応の検討がとても重要である事はいうまでもありません。
 NHKは国民向けのサービスですので、対象者も多く、年齢層やリテラシーも様々であり、対応はとても難しかった事と思います。今回の対応についてはきっちりレビューをして頂き、今後も良いサービス・情報提供に努めて頂きたいと思います。

 また、同時に我々もお客様にサービスを提供する立場として、新規開始や移行、変更などの際にはその影響を鑑み充分な検証を基に、その対応を考えていかなくてはいけないと改めて思いました。

 いかがでしたでしょうか。
 皆様においてもぜひ今回の件を基に、自社のサービスを見直すきっかけになればと思います。
 人事労務をはじめとした、企業様からのご相談は以下でお受けしております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

 次回もぜひお楽しみに!!