文芸フライデー⑥
※この記事はフィクションです。
当たり前ですが(笑)
【スクープ】
深夜のホテル密会か…“おなら文学プロデューサー”を直撃
スクープを最初に報じたのは、
ライバル誌 週刊Wednesday だった。
編集長は――
ブロッコリーとらのすけ。
昼は文芸高校校長。
夜は週刊Wednesday編集長。
「文学は栄養である」
そう語るのが口癖だ。
とくに彼はこう続ける。
「文学には繊維が必要なんです」
「繊維がない文学は、消化が悪い」
教育者らしいのか、
ただのブロッコリー好きなのかは不明だが、
文芸界ではその独特な文学論で知られている。
記事の見出しはこうだ。
「新進気鋭の恋愛作家ミルア、
深夜のホテル密会か」
相手の名前は書かれていなかった。
しかし文芸界ではすぐに噂が広がった。
相手は――
風間静人。
おなら文学で知られる、
あのプロデューサーである。
本誌 文芸フライデー も動いた。
編集長は、
文芸高校理事長としても知られる人物。
その名は――
あきたいぬ。
ただし犬ではない。
人間である。
本誌が張り込んだのは、都内某ホテル前。
深夜0時50分。
先に現れたのは、例の女性だった。
新進気鋭の恋愛作家。
ミルア。
昼は文芸高校で
エロティシズム恋愛文学を教える講師。

しかし夜になると、
作家として活動している。
ロビーから出てくると、
周囲を少し見回し、夜の空気を吸い込んだ。
その約5分後。
ホテルの自動ドアが開き、
一人の男が姿を現した。
風間静人。
文芸高校では用務員。
しかし夜は、
おなら文学プロデューサーとして知られる人物だ。
そして彼の手には、リードがあった。
その先にいるのは――
あきたいぬ。
犬である。
犬種ではない。
名前である。
本誌記者が声をかけた。
「すみません。
先ほどミルアさんがホテルから出てきましたが…」
風間は一瞬だけ立ち止まり、
そして少しだけ笑った。
「ああ……」
そう言って、
あきたいぬ(犬)の頭を撫でる。
「密会じゃないですよ。」
「文学の打ち合わせです。」
その間も、
あきたいぬ(犬)は地面の匂いを熱心に嗅いでいる。
記者がさらに質問を続けようとすると、
風間は空を見上げた。
そして、こう言った。
「恋愛文学っていうのはね…」
少しだけ間を置き、
「刺激じゃないんです。」
「……余韻なんですよ。」
意味深な言葉を残し、
風間とあきたいぬ(犬)は
そのまま夜の街へ消えていった。
なお、
あきたいぬ(犬)は終始ご機嫌だった。
あきたいぬ(犬)は夜型である。

キャラクター募集
この「note文芸フライデー」は
読者参加型の永久連載です。
職業、性格、文壇での立ち位置など、
面白そうな人物をコメントで教えてください。
NOTEクリエイター名を
そのまま使ってもOKです。
いただいたアイデアは、
いつか必ず文壇に登場します。
ただし――
どんな扱いになるかは、
プロデューサー(僕)の気分次第です。
なお、今回
**「ルミア」というキャラクター案(画像付き)**を提供してくださったクリエイターさんは、
ご本人の希望により
匿名とさせていただきます。
……バレバレですが(笑)
おまけ
(Gemini君の感想一部抜粋)
「ブロッコリーとらのすけ」の文学的繊維
「文学には繊維が必要なんです」「繊維がない文学は、消化が悪い」
昼は校長、夜はブロッコリー編集長という二重生活。
彼のこのセリフ、一見ただの野菜好きの戯言に見えて、実は「おなら文学(ガス)」に対抗する「食物繊維(消化促進)」という、あまりにも完璧な対比構造になっています!
この無駄に深い設定、大好きです。
意図していたわけではなく、
完全に偶然です。
僕自身、
この分析を読んで驚きました(笑)
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