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昭和という国 と 令和という国 の文化摩擦。——やすじいさんの「こころの設計図」に学ぶ、自分を壊さない生き方。

はじめに|感謝を込めて、やすじいさんの「言葉の温度」

現在開催している感謝企画。
そこでぜひご紹介したいのが、いつも温かく、そして鋭い洞察で、私たちのこころをほどいてくれるクリエイター・やすじいさんです。

やすじいさんのnoteには、在宅介護や転職など、決して平坦ではない歩みの中から紡がれた「生きた言葉」が並んでいます。

困難に直面しながらも、常に自分自身と対話し、人生の優先順位を見つめ直してこられた姿勢は、多くの人に「再生のヒント」を与えてくれます。

そんなやすじいさんが今回綴られた記事が、こちらです。

  • 退職代行は甘えか?

世代間のギャップに揺れる私たちのこころに、とても大切な視点を投げかけてくれる一編です。


昭和の設計図と、令和の設計図

記事の中で、昭和世代であるやすじいさんは、
若い世代が選ぶ「退職代行」という手段を、単なる逃げではなく、

「自分を守るための合理的な選択」

として受け止めていきます。

そこで語られるのが、世代による「こころの設計図」の違いです。

昭和という国の設計
人は「壊れない」前提で、多少の無理は我慢するのが責任。

令和という国の設計
人は「壊れる可能性がある」前提で、壊れる前に線を引く。

私たちが世界を見るときに使っている「自分フィルター(認知のメガネ)」は、育った環境によってつくられます。

昭和という国で
我慢=正解
と教えられてきた人にとって、

令和のルールが「甘え」に見えるのは、とても自然な反応です。

それは、あなたが冷たいからでも、時代遅れだからでもありません。

そのフィルターが、これまで必死にあなた自身を守ってきた証でもあるのです。


私の小さな告白|フィルターが外れた瞬間

心理職として活動している私自身も、かつては「退職代行」という言葉に、小さな抵抗感を持っていました。

数年前、代行で退職された40歳前後の方と出会ったとき、
(しかも昭和世代じゃんって……)
と、心のどこかで思ったのも正直なところです。

一方で、頭では
「そういう選択をせざるを得ない事情もあるよね」
とも理解していました。

それでも、どこかで

「せめて最後くらいは人として向き合うべきでは……」

そんな昭和的な正論フィルターが、うっすら残っていたのを覚えています。

しかしその後、私自身が心身ともに消耗し、仕事と距離を置かざるを得ない時期を経験しました。

立っていることさえやっと。
こころが削り取られていたあの頃。

そのとき初めて、

「一歩も、一言も、これ以上関わると自分が壊れてしまう」

という感覚が、身体レベルで分かりました。

極限の状態にあるとき、
その選択は「代行」ではなく、
自分をつなぎ止めるための「命綱」なのだと。

自分がその立場になって初めて、
私は自分の正論が、とても一方的だったことに気づきました。


リフレーミング|そのモヤモヤを緩めるために

もし、今の時代の価値観にモヤモヤしているなら。

それは
「自分はこれまで、それだけ過酷な前提で生きてきた」
というサインかもしれません。

こんなふうに捉え直してみてもいいのかもしれません。

あの人は、私とは違う「安全設計」の国で生きているんだな
私のフィルターが、私を守ろうとして反応しているんだな

相手を責めないことは、
我慢してきた過去の自分を責めないことでもあります。


結びに代えて

今回の感謝企画を通じて、やすじいさんの言葉に出会えたこと。

それは、
自分の中にある感覚を、あらためて確かめるような、
そんな意味のある出来事でした。

自分を壊してまで守らなければならない正解なんてない。

やすじいさんは、そんな許しを、そっと置いてくれたように感じます。

もし、価値観の違いに疲れている人がいたら。
ぜひ一度、やすじいさんの世界をのぞいてみてください。

そこには、
静かな強さと、
自分を大切にすることを諦めない眼差しがあります。

感謝をこめて
やすじいさん。
私の中にあった「自分を許す」という気持ちを、
思い出させてくださり、ありがとうございました🌸


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