戦術論16 ~重盗~
こんにちは!シュウです!
今日は1.3塁での重盗についてお話します!
これも三盗と同じく、私にとって必殺の切り札の一つです。
正しく使えば、成功率は8割を超えると思います。
こちらも有料記事となっていますが、接戦を勝ち切る必殺技になるので、もしよければご覧ください!
それでは説明に入ります!
目次
①重盗を仕込む効果
②重盗の注意点
③重盗を仕掛けるケース
④重盗実践
⑤重盗対策の守備
⑥重盗の練習方法
①重盗を仕込む効果
1.3塁での重盗はチームとして必ず常備しておくべきものです。
打つしか選択肢がないチームではハマりやすく、結果の再現性を生み出しにくいです。
1.3塁で点を取る術をたくさん持っていると、攻め方の幅が一気に広がり、作戦を立てやすくなります。
持っているけどあえて使わないことと、やり方を知らないから使えない、では全く違います。
三盗と同じように、重盗の走塁を覚えることはそれに対する守備の動きも一緒に身につけられます。
一石二鳥で隙のない守備力を身につけられるので、是非指導に活かしてください。
②重盗の注意点
1.重盗の動きは自己判断に任せない
重盗は必ず各選手の動きを連動させたサインにしましょう。
決して、「重盗」というサインだけ作って後は選手たちが考えてやってというような丸投げサインはやめましょう。
そんなもの決まるはずありません。
私が前に所属していた高校で最初に見た重盗練習がこれでした。
これで決まるわけがなく、練習内でも失敗を繰り返していて、その度に監督は上手くタイミングを図って走れよー、とか、もっと1塁ランナーは挟まれるの粘れよー、とか言っていましたね。
上手いタイミングを教えるのが指導者の仕事です。
仲間の走者がどんな動きをするか分からないのに、スタートの切りようがありません。
きちんとチームで基準を明確にしてください。
プロ野球でも日本ハムファイターズは重盗が本当に上手ですね。
きちんとサインプレーで決められた動きを皆がしており、それは走者の勝手な判断では決してありません。
当たり前のことだとは思いますが、指導の前にまずはそこからです。
2.出来るではなく分かるまで教える
動きが出来るだけでなく、その動きをする理由が分かるように説明しましょう。
これは何度も話している「出来ると分かるの違い」です。
重盗の動きこそ、分かっていないと決まりません。
これは選手もそうですが
指導者こそまさにそうで、重盗の選択を間違えると失敗します。
部員に教えている私がサインを出すとほとんど決まるのですが、その動きの意図を理解していない当時の監督が出すと成功よりも失敗の回数の方が多かったです。
意図をしっかりと理解できるということは、相手のどこを見て決まるか判断できるということです。
意図を理解していないと、とりあえずこれでいいや、という無難な重盗しかサインを出せません。
だから失敗するんですね。
私がサインを出して失敗するときは、失敗する可能性が高いことを分かっていて出しています。
それは、仮に成功確率が2割であると判断したら、打つ確率が2割以下だと判断した選手にはギャンブル重盗の方が得点の可能性は上がるからです。
3.キャッチャーが投げずに2.3塁となることは失敗ではない
重盗をすると、相手バッテリーは警戒(又は諦める)して投げてこないことも多いです。
これは、重盗の失敗ではなく成功です。
得点を取ることが出来ないので大成功とは言えませんが、フリーで盗塁を許してもらえることは十分すぎる成功です。
大成功 重盗で得点
成功 ノーリスクでランナー2.3塁になる
失敗 重盗失敗、盗塁失敗
です。
重盗を指導者の方に教えた時にその後使えてますかと聞くと、
たまに決まるけどほとんど投げてこないことが多い
という返事が返ってくることがあります。
それは対戦している相手のレベルが低いから相手が簡単に諦めているだけで、十分に成功ですよとお伝えしています。
選手にもそのように伝えてあげると確かになと言ってもらえると思います。
この後教える重盗は、
どんな相手に効果的で
どうしてこう動くのか
そのためにどこを見たらいいのか
を説明します。
意味を完璧に理解してから部員への指導に当たってください。
分からなければコメントして頂いても構いません。
出来るだけ文字だけでも分かりやすくお伝えできるように頑張ります。
③重盗を仕掛けるケース
重盗を仕掛けるのは、基本的にはツーアウト1.3塁です。
それは、ノーアウトやワンナウトは犠牲フライやスクイズ系など、重盗を使わずとも点を取る術がたくさんあり、得点と引き換えに1塁ランナーを失う作戦はリターンよりもリスクが大きいからです。
試合の展開によっては、稀にワンナウトで出すときもあります。
これは、絶対に1点が欲しい状況で、なおかつスクイズや犠牲フライも打てなさそうな投手を相手にした時に、例外的に出します。
野球経験者なら、ツーアウトでは重盗があることを頭に入れていると思います。
ただ、ワンナウトでは逆にないだろうと準備をせず、騙されてくれる可能性が上がります。
基本はセオリー通りツーアウトからでいいと思いますが、状況によってはワンナウトでもやることはあるよということだけは頭に入れておきましょう。
それではいよいよ重盗実践に入ります。
④重盗実践
重盗も、三盗と同じく難易度と使用頻度、そして今回は決まる相手のレベルの3つでレベル分けをしていきます。
難易度
⭐️ 誰でも出来るし、走力の高さに頼らない
⭐️⭐️ 誰でもできるが、一定の走力を必要とする
⭐️⭐️⭐️ 一定の走力と、走塁センスが多少問われる
使用頻度
⭐️ 10試合に1度程度
⭐️⭐️ 5試合に1度程度
⭐️⭐️⭐️ 3試合に1度程度
決まる相手のレベル
⭐️ 全レベルで決まるが、守備の動きに最も左右される
⭐️⭐️ 相手が守備力に不安のあるチーム
⭐️⭐️⭐️ 超ハイレベルチーム
続いては動き方と解説です!
ご覧ください!
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