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もし、ミッキーが僕の名前を呼んでくれたら


私は、ディズニーが大好きです。

子どもの頃から好きだったディズニーは、大人になった今でも特別な存在です。

そして、結婚式もディズニーアンバサダーホテルで挙げました。

もちろん、今では家族みんなでディズニーが大好きです。

そんな私が最近、ふと思ったことがあります。

「フィジカルAIが進化したら、ディズニーのキャラクターたちはどうなるんだろう?」

今日は、そんな未来を少し想像してみたいと思います。


「なんで、しゃべらないんだろう?」


子どもの頃、ディズニーランドのキャラクターを見ていて、不思議に思っていました。

「なんでミッキーはしゃべらないんだろう?」

「なんでキャラクターは、僕に話しかけてくれないんだろう?」

子どもにとって、ミッキーやミニーは「着ぐるみ」ではありません。

本物のミッキーです。

だからこそ、

「どうしてしゃべらないの?」

と純粋に疑問に思っていたんですよね。

でも、大人になると少しずつ分かってきます。

もちろん、映画やショーではミッキーたちは普通に話します。

でも、パークで会うキャラクターには、また違ったルールがあります。

そして大人になると、

「まあ、そういうものだよね」

と、いつの間にか受け入れるようになります。

中に人がいることも、なんとなく分かっている。

でも、それはあえて考えない。

なぜなら――

夢が壊れてしまうから。


もし「中の人」がAIだったら?


ここで登場するのが、

フィジカルAI

です。

フィジカルAIとは、簡単に言えば、AIがロボットなどの「身体」を持ち、現実世界で動いたり、人とコミュニケーションしたりする技術です。

これがさらに進化した未来を想像してみます。

例えば、ミッキーの身体に高度なフィジカルAIが搭載されたら。

ミッキーは、ただ手を振るだけではありません。

ゲストの目を見て、

「こんにちは!」

と話しかける。

子どもが、

「ミッキー!今日は何してたの?」

と聞けば、

「みんなに会いに来たんだよ!」

なんて答えてくれる。

そんな未来です。


「○○ちゃん、お誕生日おめでとう!」


さらにAIがゲストとの情報を適切な範囲で覚えられるようになったら、もっとすごいことができるかもしれません。

例えば、以前パークに来た子どもが、もう一度ミッキーに会いに来たとします。

すると、

「○○ちゃん!また会えたね!」

「この前も来てくれたよね!」

さらに誕生日なら、

「お誕生日おめでとう!」

なんて言ってくれる。

子どもからしたら、どうでしょう。

きっと、

「ミッキーが僕のことを覚えていてくれた!」

と思うでしょう。

それは、ものすごく嬉しい体験だと思います。

もちろん、こうした仕組みを実現するには、個人情報やプライバシー、本人の同意など、慎重に考えなければならない問題もたくさんあります。

でも、技術的には、AIが「会話」だけではなく「記憶」や「状況理解」までできるようになれば、キャラクターとのコミュニケーションは今までとは全く違うものになるかもしれません。


暑さにも負けないミッキー?


もう一つ、フィジカルAIには大きな可能性があります。

それは、人間にはできないことができるということ。

例えば、夏の暑い日に長時間ゲストと触れ合うこと。

人間なら、どうしても体力には限界があります。

でも、もしフィジカルAIなら、

「暑いから今日はもう限界……」

とはならないかもしれません。

もちろん、実際には安全性やバッテリー、機械の温度管理など、解決しなければならない技術的な課題はあります。

それでも、

「キャラクターが長時間、安定してゲストを楽しませる」

という可能性は十分に考えられます。


でも、私は「人間がいらなくなる」とは思わない


ここは、とても大切なところです。

フィジカルAIが進化すると、

「人間の仕事がなくなるんじゃないか?」

という話も出てきます。

確かに、今まで人間がやっていた仕事の一部は、AIやロボットに置き換わっていくと思います。

でも、私はそれだけではないと思っています。

ディズニーで考えるなら、

AIだからできることと、人間だからできること。

その両方を組み合わせればいい。

AIは、長時間働けるかもしれない。

たくさんの情報を覚えられるかもしれない。

何千人、何万人というゲストに、それぞれ違った対応ができるかもしれない。

でも、

「今日はなんだか元気がないな」

「この子、本当にミッキーに会えて嬉しそうだな」

という、人間だからこそ感じ取れる部分もあると思います。

だからこそ、AIに全部任せるのではなく、

人間とAIが一緒に夢をつくる。

そんな未来が一番素敵なんじゃないかなと思います。


「夢を壊さないAI」


私は、フィジカルAIという言葉を知ったとき、

子どもの頃のあの疑問を思い出しました。

「なんでミッキーはしゃべらないんだろう?」

もしかしたら、いつかその疑問に、技術が答えてくれる日が来るかもしれません。

ミッキーが自分の名前を呼んでくれる。

誕生日を祝ってくれる。

前に会ったことを覚えていてくれる。

こちらの質問に答えてくれる。

一緒に笑ってくれる。

そんな未来がやってきたら――

子どもの頃の私は、きっと大喜びすると思います。

そして何より面白いのは、

フィジカルAIが進化すればするほど、「中に誰かがいる」という意識をしなくて済むようになるかもしれないこと。

もしかすると未来の子どもたちは、

「ミッキーの中に人がいるの?」

なんて疑問すら持たなくなるのかもしれません。

だって、

そこにいるのは、紛れもなく「ミッキー」だから。


技術が、夢を壊す
のではなく、夢を守る


AIという言葉を聞くと、

「仕事がなくなる」

「人間が必要なくなる」

そんな少し怖い未来を想像する人もいると思います。

でも私は、今回フィジカルAIについて考えてみて、

AIは、使い方によっては「夢を守る技術」にもなるのではないか

と思いました。

子どもの頃に感じた、

「なんでしゃべらないんだろう?」

という小さな疑問。

それを何十年も経った未来に、テクノロジーが叶えてくれる。

そう考えると、AIの進化が少し楽しみに思えてきます。

そしていつか、家族でディズニーへ行ったとき。

ミッキーがこちらを見て、

「また来てくれてありがとう!」

と笑顔で声をかけてくれたら――

私はきっと、

「AIって、すごいな」

ではなく、

「夢って、本当に叶うんだな」

と思うのかもしれません。

そんな未来が来ることを、少し楽しみにしています。




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