あの素晴らしいサビをもう一度|毎週ショートショートnote|雪和尚
粉和尚(以下「粉」)「はい、今ちょっと緊急で回してるんですけども」
ねえ和尚(以下「ねえ」)「大変なことが起きまして」
粉「ゼロ年代J-POP不朽の名曲、その、歌詞を構成する単語たちが、吹っ飛んでしまって」
ねえ「で、その単語っていうのが、実は私らなんですが」
ララライ「(自らの名を2度連呼)!」
粉「ララライさん、今深刻な時間!めっ。
……で、責任も感じ、ほうぼう歩いてなんとか私、ここにいる5人まで探しました」
ねえ「ただ、雪和尚が、どうしても見つからないのでこの緊急動画です」
粉「他はともかく、彼だけはいないことには、サビが……!
♪私、(スン……)、ねえ和尚♪
これじゃまー、全然盛り上がらない!」
根拠和尚「……真実も言うべきかと」
粉「……了解です。実は、一度は見つけて一緒にいたんです。それが昨日、姿を消した」
ねえ「何せこの季節『雪』は超売れっ子。引き抜きにあったかと」
一同「雪和尚!戻ってきて、お願いだーッ」
(ララライにわかに立ち上がり、粉雪吹き荒れる外に踊り出、両手飛行機ポーズ決めて
「こな〜ゆキィィ〜ン!」
と駆け回る姿。映像が終わる)
(本文470文字)
※1 とにかくJASRAC云々にならないようにだけ気をつけました。
※2 次の「なんのはなしですか」の回収期間まで寝かすか迷いました。が、まーいーやと出す。
※3 南関東に降った雪の雪質が粉雪的だったので、お題に絡めて着想できました。感謝❄️
※4 「緊急で動画回すネタ」、もちろんいちかばち子さんに捧げますよ。
(見てくれてたらいいな、元気だといいなぁ。)
※5 個人的には、虚脱感と無力感の夜。
別件(これ)書いて、笑い飛ばして、力を溜める。
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