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人生の一曲(あんとき僕が電話をかけてなきゃこうなることもなかった?WOW・OH ・OH)

(本文2,862文字)

フォローしている森田麗実さんが、記事で
「皆さんの人生の一曲はなんですか?」
と、問いかけていた。


「人生の一曲は?」という問いへの態度

こういうとき、反応は、次の3つどれかになりそうだ。

  1. 「…いやいや、数多の大好きな曲から、一曲だけ?そいつぁ無理よ!」と、はじく。

  2. 「本来無理。ただ、即はじくのもおとな気ない。『記事を書く段での、かりそめの人生一曲』って態度を選べば、やれるハズ」と、模索。

  3. 「本当に、『この一曲で人生変わった、こうなった』と言えるだけの曲が人生にあって、それを確定できてないだけかも、と、思索。


3を選べるんじゃないか。
この2日間、断続的に考えてた。
あるのでは、って。
それで、早い段階で浮かんだある一曲を「これがそう。」って、2日間の長考の末、確定できた。


1988年、中2の時、TVから流れてきたCMソング


タイトル:"Tokyo Girl"
アーティスト:Joleen

アーティストや版元の会社公式動画がないため、残念ながらアップできず。
ご興味ありましたら、検索してみてください。
perfumeの同名曲とは別の曲です。

今回改めて聴いて、ヴォーカルの声質が大人っぽくてびっくり。
ポップでカラッとした曲アレンジ同様、同時期のヒット曲「ラッキー・ガール」のカイリー・ミノーグみたくポップ・ヴォイスで記憶していた。
ハスキーなこの声は、中村あゆみを思い出しました。

サウンドは、「これぞ80Sの極み」といいたいもの。
冒頭のサックスには、同時代のケニー・ロギンズや尾崎豊のアッパーな曲のアレンジを想起。

サビ部のそのメロディー&コーラスに、やられた。
一瞬でハートをわし掴みにされてしまった。
改めて曲を通しで聴くと、サビ部で
”♪TOKIO, TOKIO, girl♪”
のコーラスがつくのは、アウトロ近くの3:36〜。
曲をフィーチュアした、XEROXのハンディ転写機⸻というのもすごい商品だなぁ⸻「写楽」の15秒CMが、Youtube上にアップされている。
松下由樹の笑顔&ダンスと、この曲の化合が、魅力たっぷり。
CM15秒間には、上記のコーラス入るパートが選ばれている。
ここを切り取った音楽監修者さんの仕事、素晴らしいな。
タイムリープして「やっぱ、ここっすよね〜」と馴れ馴れしく同意したくなっちゃいます。


中2、XEROXに電話する


1988年当時は、
「♪ハァーXもねえ、知恵袋ねえ、インターネットは何者だ?」
な世の中。
周囲の友達にも、なんとなく恥ずかしくて聞けない。
「でもどうしても知りたい!」
そしてとうとう、ぼくは電話する。

……でもどうやって電話できたんだろうな。
「父親に頼った」説が濃厚な気がする。
父親は当時、家電分野も持つ機械メーカーの技術者だった。
ライバル他社の「お客さま窓口」部門の電話番号など、調べれば造作なくわかりそうだ。
ただ、父の基本的性格である、
「何でも自分でやりたがり」
を考えると、ほんとうに電話番号を調べるだけにとどめて、「ほら、掛けてみろ」と息子に番号渡す展開に、なるだろうか?
その点、めちゃくちゃ疑問で、腑に落ちないが……。

ともあれ、中学2年生のぼくは、XEROXのしかるべき担当部署に電話をし、応対くださった女性から"Tokyo Girl"とJoleenを教えてもらえたようなのだ。

この経験は、「ぼくらしさ」を作った気がする。

「自分的にグッとくる素晴らしいメロディ」に心奪われる点。
好奇心や知的関心が抑えられず、「聞いてでも知りたい」と思う点。
企業に電話して聞こうと思い立つ、凸志向(嗜好)。

妄想も多々混ざってるはず、不確かな叙述


「えっなにこの曲のメロディ!知りたい」から、電話をかけ情報をつかむまでの間、その「写楽」のCMを結構な回数、観ていた気がする。
その時点では、画面に"Tokyo Girl by Joleenの"クレジットは、なかった気がする。
それが、電話をしてしばらくしてまたCMを観たら、あるのだ、踊る松下由樹の背景に"Tokyo Girl by Joleenの"クレジットが。

この目撃経験も、「ぼくらしさ」を作った気がする。
「ぼくが電話したから、世界が動いた」という誇大妄想癖。
そもそも曲名アーティストクレジットがオンエア当初からちゃんとあったのなら、見逃してしまったまま記憶してる天然ウッカリさ。

当時、同学年の女子、Tさんとの文通は、もう始まっていた。
Tさんには、この事件、書いて伝えたのかなぁ、どうだったんだろ。


「あまりにも、原点。」そう位置付けたい資質

  • メロディ愛野郎

  • 好奇心野郎

  • 凸野郎

  • 誇大妄想野郎

  • ウッカリ野郎

これらを自家薬籠中のものとして発動させたイベントとして、「曲名聞き事件」はある。
50の今、no+eで記事書いたり他の人たちと交流するやり方の、まさに原点。


2025年の今、中2やってるなら


「曲名知りたくて、たまらずCM元会社に電話」
という選択肢は、ほとんどとられないのでしょうね。
中2であっても、行動的なら以下、できちゃうところ。

  • ネット上、あるいはSNSを検索

  • 企業ホームページのお客様窓口へメール照会

  • 巨大掲示板やYahoo知恵袋に質問

  • 音楽検知アプリ(Shazam)などを使用

最後の、Shazamは、僕には福音でした。
(記事もいくつか書いています)

まあ、「電話して聞く」の当時の冒険感も、それはそれでアリだったのかも、って思うことにします。


おまけ的な〜その後も何度か、「曲名聞きで会社に電話」やってますf^_^;)〜


大学時代、浅ヤン(浅草橋ヤング洋品店)を観てると、「Something」というエドウィンのレディースジーンズブランドのCMが流れてた。
流れていた曲の虜に。
……や、正直いうと、映像のほうも虜に……(おフランスな感じのモデルさんが、一瞬のおぱんつ姿から起き上がりつつスキニージーンズを履き、パリな感じの街を闊歩。爽やかエロかわで超魅力的な映像だった)。

ハイ、やっぱし電話して聞きましたとも、エドウィンに。


それもこれも、あの中2の日、電話して「答え」を聞けた、という成功体験あってこそなのだろう。
その後も、仕事やプライベート(例えば、旅行)でも、この「聞いて突破してしまえ」マインドでこなしている、気がする。


今回、懐究堂主人様のこの記事が大変参考になりました。

オリコン1位を獲っていたと初めて知った。
もしかして、当時、日本全国にぼくのように「電話をかけてでも、辿りつきたかった」人が少なからずいたのかもなぁ、と妄想。


「あんとき僕が電話をかけて、こうなった人生」を作ってくれた一曲

タイトルの
「あんとき僕が電話をかけてなきゃこうなることもなかった?WOW・OH ・OH」
は、オザケンの「流れ星ビバップ」の歌詞をもじったもの。

「こうなる=人生が、良きメロディを追う旅に、なる」。
もし、なってなかったら、嫌だな。
こうで後悔ない。こうなれてよかった。
曲が、そして、それを聴いての、ぼくの行動が。
人生をこう作ってくれた。
その意味で、Joleenの"Tokyo Girl"は、間違いなくぼくの人生の一曲だ。

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山本蛇内 yamamotojanai スキとフォローくだされば(気に入ってくださるなら、でね)十分なのであります! いつか有料記事に挑戦しますので、その時までチップ取っといてください笑