銀河の先に何がある?



銀河の先に何がある?

中学生と考えた宇宙の広がりと、まだ解明されていない世界

先日、共育塾で探究授業

「宇宙ってどこまで広がっているの?」

というテーマの授業を行いました。

今回参加してくれたのは、中学3年生の生徒1名。

隣の砺波市から自転車で来塾し、昼の学習会にも参加。

さらに一度帰宅した後、夜の集団指導にも参加してくれました。

「知りたい」

という気持ちが、行動につながっていることを感じる一日でした。


私たちは宇宙のどこにいるのか?

授業の出発点は、とても身近なところからです。

「今、自分はどこにいるのだろう?」

という問いです。

私たちは、

道徳塾

高岡市福岡町

富山県

日本

地球

という場所にいます。

しかし、地球は宇宙の中ではほんの小さな存在です。

そこから視点を少しずつ広げていきました。

地球

太陽系

銀河系(天の川銀河)

銀河群

銀河団

超銀河団

宇宙

私たちは、想像をはるかに超える巨大な宇宙構造の中に存在しています。


銀河は、さらに大きな集まりを作っている

授業前、生徒は

「宇宙には銀河がたくさんある」

というイメージを持っていました。

しかし、学びを進める中で、

「銀河もまた集まって、さらに大きな構造を作っている」

ということを知りました。

宇宙は単に星が無数に広がっているだけではありません。

銀河同士が集まり、巨大な構造を形成しています。

私たちの銀河系も、その巨大な宇宙の一部なのです。


まだ解明されていない宇宙の謎

授業では、さらに宇宙の謎にも触れました。

例えば、

ダークマター

ダークエネルギー

という、現在の科学でも完全には解明されていない存在です。

私たちが見ることのできる星や銀河などの物質だけでは、宇宙の構造や膨張を説明できません。

まだ人類が知らないものが、宇宙には存在している可能性があります。

また、量子力学の世界にも触れました。

電子は、私たちの日常的な感覚では理解できない不思議な振る舞いをします。

「観測する」ということが、世界の状態に関係するような現象もあります。


生徒の感想

授業後、生徒が書いてくれた感想です。

今までは、宇宙については銀河があってまた銀河があるぐらいだと思っていたけれど、それを集めてまた大きな塊にしたり、電子のうごきは人間が観察をしたら観察しないときと比べて違った動きをする不思議なことが世の中にあるとわかった。

この感想から、私は大切なことを感じました。

それは、知識が増えたこと以上に、

「世界には、自分がまだ知らない不思議がある」

という感覚を持てたことです。


学びとは、世界の見え方が変わること

学校の授業では、どうしても

「覚えること」

が中心になりがちです。

しかし、本来の学びとは、

「今まで見えていなかったものが見えるようになること」

ではないでしょうか。

宇宙を知ることで、自分の小ささを感じる。

同時に、その宇宙の一部として自分が存在していることにも気づく。

科学の学びは、単なる知識ではなく、自分自身や世界との関係を考えるきっかけになります。


次回は「138億年のものがたり」へ

今回の授業では、

「宇宙はどれほど広いのか」

をテーマにしました。

次はいよいよ、

『138億年のものがたり』

へ進みます。

この広大な宇宙は、いつ始まったのか。

最初の元素はどのように生まれたのか。

星はどのように生命につながっていったのか。

そして、私たちはその壮大な歴史の中で、どのような存在なのか。

138億年の旅が始まります。

共育塾では、これからも「知ること」から「考えること」へつながる学びを大切にしていきます。