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信長✖光秀【ダブルエンジン】全80話(第10話)~『子育てもママも是非』【織田信長 × 美濃】


第10話 織田信長 × 美濃
革命はどこから始まるのか


桶狭間の戦いのあと、戦国の世界は
静かにざわめいていました。


今川義元という大大名が討たれた。


それも尾張の織田信長によって。


この知らせは瞬く間に広がります。

多くの武将が驚きました。


尾張のうつけ。


そう呼ばれていた男が
東海道の大名を倒したのです。

しかし信長は、この勝利に酔っては
いませんでした。



戦が終わったあと、信長は尾張の地図を
見ていたと言われています。

家臣の一人が尋ねました。


次はどこを攻めますか。

信長はしばらく黙っていました。


そして指を置いた場所がありました。


美濃。


現在の岐阜のあたりです。


美濃は重要な土地でした。

東と西をつなぐ要所。

商人も多く、交通の中心でもあります。


信長は言いました。

尾張だけでは
天下は取れない。


家臣たちは驚きました。


桶狭間の戦いは
まだ終わったばかりです。

普通なら、国を整えることを考えます。


しかし信長は違いました。


勝った直後に
次の戦を考えていたのです。


しかも相手は
美濃。

その頃の美濃は、
斎藤家が支配していました。


かつての大名は
斎藤道三。


しかし、道三はすでに亡くなり、
国は息子の斎藤龍興が治めていました。


しかし龍興の評判は、
あまり良くありませんでした。

家臣たちはまとまりを失い、
国の中でも不満が広がっていたのです。


信長は、
そこを見ていました。

戦国の戦は、
力だけではありません。


国が乱れている場所を
見つけること。


それも戦です。


信長は、すぐに兵を動かしたわけでは
ありません。


まず動いたのは、
人でした。


信長は美濃の武士たちと、
密かに関係を作り始めたのです。


斎藤家の家臣。

国に不満を持つ者。

信長に興味を持つ者。


そうした人々と、
静かに繋がっていきました。


信長は言いました。


城を落とすより、
人の心を動かす方が早い。


これは、
信長の戦のやり方でした。


戦国の多くの武将は、
兵を集めて戦います。


しかし、信長は違いました。


戦が始まる前に、
勝負を決めようとします。


桶狭間のあと、
信長の目はすでに、
美濃へ向いていました。


それは、
ただの領地争いではありませんでした。


信長にとって、美濃は天下への扉

だったのです。


光秀は後に思います。


革命は
大きな戦から始まるのではない。


一人の人間が、
次の世界を想像したときに、
始まるのだと。


光秀の今日のつぶやき

天下とは、
戦で取るものではない。

先に見えた者が、
手に入れるものだ。



次回予告

斎藤龍興 × 織田信長
名門はなぜ崩れるのか



💚ここまでです。



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矢田 和也 (フォロバ89) ありがとうございます。感謝いたします。