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上手い演奏者はなぜ見た目も格好良いのか?【リスナーさんは閲覧注意】

高校時代からのブランクを経て
アラカンでベースの練習を始めてもうすぐ2年になります。
初心者目線で気づいたこと思ったことを書いています。

ギタリストとかベーシストって、なんか動きとかの見た目も格好いいなと思っていたんですけど、
どうしてそんな動きをするのかという理由が今日、少しわかった気がしました。


ピアニストはなぜ感情的な動きをするのか

その前に、あまり楽器のことに詳しくない方への分かりやすい話としてピアノのことを書きますね。
私がベースで体験したことを読みたい方は、ここは飛ばしてください。

今は練習していないので、あまり弾けませんが、
若い頃にピアノは上級編のテキストをほんの少しだけ練習するくらいまで上達しました。

なので、バンドで簡単だけれども情感的なオカズの入るピアノを弾くことになって、
初練習の時に、皆から上手いとびっくりされました。
曲自体は簡単なのですが、まるでドビュッシーでも弾くかのごとく
情感込めて弾いたからです。

注)オカズとは、淡々と伴奏をする中で、時々、メロディや経過音などを間に入れることです。

ピアノって、誰でも指先だけで叩けば音が出せる、敷居の低い楽器です。
でも、ある程度上達すると全身を使って演奏します。
まずは分かりやすいところから説明します。

ピアノは左右に大きい楽器だから

ピアノは両手を広げるくらいの大きさの楽器です。

真ん中を弾く時は、姿勢良く弾けば良いです。
でも、高い音を弾く時は、手だけを右に伸ばしても弾きにくいです。
だから身体ごと、右に移動させます。
同じ理由で、低い音を弾く時は、身体を左に移動させます。

なので、ピアノを弾く時は、全身を左右に動かす必要があるのです。

ピアノはピアノフォルテを略したもの

ピアノって呼んでいますが、元々は「ピアノフォルテ」という名称でした。
ピアノ(p)は小さい音、フォルテ(f)は大きい音を示す強弱記号です。
つまり、ピアノフォルテというのは、
ピアノ(小さい音)もフォルテ(大きい音)も出せる、強弱自在な楽器という意味なのです。

なので、ピアノは、もちろん速く弾いたりするのも素敵だけど、
「強弱をつけてなんぼ」の楽器なのです。

強弱をつけるためには、指先だけでは足りません。
前屈みの動きをつけることで力を込めたり、引き気味にしたり、
小さい音の方が意外と難しいので、丁寧に弾くために、あえて前屈みになったり、
そうやって、強弱をつけたり、
なんなら音色さえも弾き方で変えていきます。

ピアノが上手い人は実は感情は込めてないかも

初級や中級に入った頃は、曲に色をつけるために感情を込めていました。
でも、上級に近づくにつれ、感情ではなく、冷静にテクニックを込めるようになった気がします。
感情的になったら、難しい曲を上手に弾けません。
要するに、弾き手が心を動かされて弾くんじゃなくて、
聴き手が心を動かされるように、計算づくのテクニックで弾く、
そのテクニックの中に、上半身全体を自在に動かすというのがあるのです。

そのテクニックはしっかりと身につけたので、
指はスラスラ動かなくなっても、身体だけは、今でも自然と動きます。

ベースの場合

話をギターとベースに戻します。
ここからが、最近の私の気付きの話です。

ギターソロはカウント取らない?

私はリードギターは弾いたことがあまりなく、
あっても高校時代なので忘れました。

今は、ベースギターを弾いていますが、
最近、練習している曲は、オカズだらけのアレンジです。
指に覚えさせるように、ひたすら練習し、スタジオ練習に臨みます。

前回のスタジオ練習では、「オカズのところでもたつく」と言われました。

ベースはリズム楽器なので、もたつくのは致命傷です。
しっかりと足腰でカウントを取りながら弾いていたのですが、
ちょっと難しいベースの見せ場のようなオカズは、
集中するために、あえてカウントを取るのをやめました。
少し、もたつきは改善されたような気がします。

結果、なんか私、見せ場では腰を落として、ベース傾けて弾くようになりました。
上手い人、そうやって弾いていることありますよね。
初心者のクセに格好つけてんじゃねーよと言われそうだけど、
わざとじゃないです。
自然とそうなっちゃったんです。
だって、その方が弾きやすいんだもん。

ネックがリズミカルの動くのはリズムを正確に刻むため?

ベースって、ネックがリズミカルに動いていることが多いなと思っていました。
ドラムの音を耳で聞くだけでリズムを感じ取るのは難しいので、
先ほど書いた通り、足腰など、身体のどこかでリズムを取るということをしている演奏者は一定数いるのではと思います。
それにしてもベースはよく動くなあと。
パフォーマンスとかではなくて、リズム楽器だからなのかなというくらいの認識でした。

で、今回の練習の話ですが、
見せ場のオカズを少しでもスムーズにできるように、
先ほどの意外にもポジションを変えてみたり色々がんばって練習したのに、
「経過音のところがもたつく。拍頭で食い気味に取って」とのお達し。

そこでしたか!?

基本のリズムの途中に、経過音やら隣の弦やら、
1〜2音のオカズ(余計な音をちょろっと弾く感じ)を入れることが多いのですが、そこでもたつくのだそうです。
だからといって、弾かないと単調でつまらなくなるので、
神経を集中して拍頭だけを意識、
1音1音、真面目に弾くんじゃなくて、オカズはテキトーに弾く
という弾き方をしてみました。

「ギターが弾きやすくなった」とのお褒めの言葉をいただきました。

で、その時の私の弾き方なのですが、
自然と左腕が派手に動くようになりました。
なんか、動きがベーシストっぽくなってきました。
わざとじゃないです。
だって、その方が弾きやすいんだもん。

ベースのリズムを決めるのは右手の指です。
でも、左手が間に合っていないと、右手が弾けません。
だから、左手を早めに動かさないといけません。
実際は、同時に動かす感じです。

意識して弾く音は、右手に気合いが入るので、
それに負けないように左手も気合いを入れて押さえます。
テキトーに弾く音は、気合いを入れて押さえていたら間に合わないので、
テキトーに押さえます。

その結果、拍頭だけに左手の気合いが入ります。
具体的にいうと、しっかり抑えるために、肘が少し下がる感じです。
だから、たぶんネックも動いていると思います。

決めの一発は全身で

結構難しいのが、リズム通りではなくて、
最後にボーカルなりリードギターがリタルダンド(だんだんゆっくり)して、
せーので、皆が一発弾く時です。
これがズレると格好悪いので全員が呼吸を合わせるのが大事です。
そこは全員が大きめの動きをします。
なんとなく、タイミングを決める役みたいな人が決まったりするのですが、
その人の動きを見れば良いのですが、
決めの一発は、自分も動きが大きくなります。

気合いというより、ジャンプの前の助走みたいな感じでしょうか。
たぶん、息を吸っている気がします。
いや、歌っている時もあるから吐いている?
でも、気持ち的には吸っているイメージです。
人間ドックの呼吸検査で、
「吸って吸って〜、一気に吐く!」を皆で一緒にやっているような。
準備をしないと「一気に」を一緒にできないです。

具体的に言うと、ネックを上げて、「一発」の時に下げます。
私の場合は、頭と肩を上げて、下げていると思います。

最後に

ベースは独学でやっているので、スタジオ練習は毎回、学びになります。
本番まで、あともう少し。
初心者だからと遠慮して初心者っぽい見た目で弾くのではなくて、
格好よく弾くことで、音が良くなったらいいなと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。


シニアがやってはいけない楽器の練習法はこちら

私がベースを始めた時の周囲の反応などを書いています


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