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『最長片道切符の旅』を旅する day41-1 JR九州の列車はデザインがいいなあ 

「『最長片道切符の旅』を旅する」は
宮脇俊三『最長片道切符の旅』(新潮文庫)を忠実にたどる記録です。

益田 0628(山口線)0819 山口 0831(山口線)0857 新山口 0908(新幹線)[こだま835]1000 博多 1022(鹿児島本線)1034 香椎 1048(香椎線)1122 宇美 1150(バス)[旧勝田線] 1227 吉塚二丁目 吉塚 1231(篠栗線)1317 飯塚 1335(筑豊本線)1337 新飯塚 1345(バス)[旧上山田線] 1432 上山田BT(タクシー)豊前川崎 1547(日田彦山線)1554 田川後藤寺 1616(後藤寺線)1637 新飯塚 1706(筑豊本線)1721 直方 1732(平成筑豊伊田線)1809 田川伊田 1815(田川線)1911 行橋 1925(日豊本線)1936 朽網(1952バス北九州空港)

今日は九州に上陸する。最長片道切符の旅も最終局面に入る。だが、今日は難問が沢山ある。

  1. 益田から下関に出るのに美祢線が不通

  2. 筑豊のこんがらがった「筑豊迷路

  3. 廃線はバス、タクシーで辿る

美祢線が不通

まず、困ったことに美祢線が2023年の水害で不通になっており、現在はバス、タクシーで代行運転している。しかも今日は「筑豊迷路」をぐるぐるするので、なるべく早く九州に行きたい。さらに、今回は廃線が多くて、しかもバスが通ってないところもありタクシーを使わなくてはならないのだ。

香椎からの行程は複雑だ。きょうじゅうに乗る線名を順に列挙すると、香椎かしい勝田かつた篠栗ささぐり筑豊本線上山田かみやまだ日田彦山ひたひこさん後藤寺線、もう一度筑豊本線伊田線田川たがわ日豊本線となっている。筑豊炭田は線路が入り組んでいるので、こんな具合になる。

(新潮文庫)
筑豊迷路 左上の「香椎」から左下に抜ける 1978年時刻表路線図

今日辿る「筑豊迷路」がこれ(上図)だ。先生の乗車時はこの線が全てつながっていた。だが、現在ではこう(下図)なった。点線が廃線跡である。バス、タクシーで辿る。

上の方の「香椎」から 点線が廃線 赤色線は明日の予定 現在の時刻表路線図

廃線跡のバス路線も廃止になっているところが多くて、タクシーで辿るしかないところも多い。

益田から小倉へ 山陰本線ー美祢線ー山陽本線が本来の「片道切符」路線

さて、美祢(みね)である。2023年の水害で橋が崩落して復旧の目処が立っていない。そこで昨日辿った山口線をもう一度戻って新山口から新幹線で行くことにした。山陰本線美祢線共にすでに乗車しているので、ここはかまわないだろう。

早朝の益田駅

早朝の益田駅。山口行き普通列車、二輌編成である。乗っているのは女の子ばっかり。隣の席の女の子二人は ずっと早口でしゃべっているけど、何を言ってるのかさっぱり分からない。日本語

山口線はのんびりしてるなあ

津和野を見下ろす位置に出る。細長い津和野の家並みが日の翳った盆地の底に静かにかたまっている。

(新潮文庫)
津和野を通過

車窓から見てみると たしかに津和野の町は細長い。今もひっそりと静かだった。

ようこそ津和野へ
鍋倉駅 「らくべな」もいとおかし
山口駅 転車台があるぞ 
転車台俯瞰 美しい (中国新聞)

川の流れが変わった。低い分水嶺があったのだろう。もうコスモスが咲いている。

新幹線 こだま自由席 ホームドアがなくて普通の在来線ホームみたい

新山口(私はあくまでも小郡(おごおり)と言いたいぞ)で 新幹線に乗り換える。

先生の旅程 益田ー長門市ー厚狭ー下関ー小倉ー香椎

先生は益田から急行「あきよし」山陰本線美祢線経由で門司まで直行。門司で乗り換えて 香椎まで。香椎から「筑豊迷路」が始まる。

私の旅程 益田ー新山口ー博多ー香椎

私は益田から山口線新山口新幹線に乗り換え、終点博多。ここから鹿児島本線香椎まで戻る。

新幹線は新山口から博多まで未乗車なので ここは「各駅停車」の「こだま」で行く。

博多駅 JR九州は列車のデザインがいいよね それだけであがる

鹿児島本線香椎へ戻る。香椎から「筑豊迷路」が始まる。

香椎(香椎線)宇美ー【旧勝田線】吉塚

香椎はインバウンドの客で混んでいた。彼らは「海の中道」へ行くようだ。

香椎線はきれいな二輌編成だった。在留外国人の姿が目に付く。この辺は多いんだな。

香椎線のきれいな二輌編成
途中で豪雨 長者原で立体交差

長者原(ちょうじゃばる)で次に乗る篠栗(ささぐり)立体交差、なのでここは「最長片道切符」に使えるのだ。長者原で突然の豪雨。ここから廃線跡をバスやタクシーで歩かなければならないのに このだ。全く。を持ってきてよかった(いつも重さ100gの折りたたみ傘をバッグの底に入れてあるんだ)。

終点 宇美駅 雨のかけらもないぞ

34分ほどで終着、宇美。ホームを出てみると はすっかり止んでいた。やれやれ。さて、ここからバスに乗る。

バス34番は宇美から吉塚まで

バス停は商店街を抜けた「宇美町役場入り口」にあった。ここから【旧勝田線】にほぼ沿って吉塚駅まで西鉄バス34番で辿る。

香椎ー宇美ー吉塚 旧勝田線を辿る
吉塚駅 歩いて5分

途中渋滞にはまって大幅な遅れ。「吉塚駅前」でバスを降りて、吉塚駅まで歩いて5分。次の電車に乗る。次の飯塚駅で時間調整が出来るので 助かった。篠栗(ささぐり)に乗る。

篠栗線 吉塚駅
篠栗線 吉塚から飯塚へ

(篠栗線で)前の席の中年のおじさんが話しかけてくる。酒の臭いがする。「齢をとると忘年会が二日がかりになりますわ」二日酔いのことかと思ったら、そうではなく、きのうの夕方からのみつづけていたらしい。九州や高知の酒ののみ方には私などの常識を越えたところがある。

(新潮文庫)
篠栗線 現在は「福北ゆたか線」

篠栗線飯塚まで。途中先ほど通った|長者原《ちょうじゃばる》の立体交差をくぐる。

篠栗線の城戸南蔵院前駅でインバウンドの客がどっと降りた。何があるんだろうとググってみたら、これだった。よく知ってるなあ。

南蔵院 涅槃像  (StreetView)

飯塚からまたバスだ。旧上山田線を辿る、のだがこれが難しかった。

飯塚から難易度の高い「旧上山田線」を辿る
旧上山田線  (鉄道徒然

(つづく)



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新さん|いつか行く旅の旅行社 Shin-san|Journeys Before Departure 応援、ありがとうございます。 いただいたチップは次の旅行の切符代にさせていただきます。 次は「中欧」「北欧」「東欧」に行きたいなあ。