真岡の保存車両を巡る旅
栃木県と茨城県を跨ぐ真岡鐵道。SLもおか号の運行なども行っており、終末は鉄道ファンや子供連れなどで賑わっています。
そんな真岡鐵道では途中の真岡駅で多くの車両を保存されており、中には現在では貴重な車両もいます。
小金井駅
出発駅は小田原。ここから休日おでかけパスで湘南新宿ラインで小金井駅へ。

まず最初に付近の日酸公園の保存車両を。記事こちらから⇓
この後は水戸線に乗って下館駅へ。

下館駅
下館駅では一旦改札を出て真岡鐵道のホームへ。

SLの客車の後ろにはかつて国鉄とJR東日本で使用されていたディーゼル機関車、DE10型1535号機が。どうやら先に普通列車の到着を待ってその後にお客さんを乗せるらしいです。

先頭には国鉄で使用されていたC12型蒸気機関車66号機が。煙を吐いていていい感じです。1933年製で御年93歳!

後ろの客車はJR東日本から譲渡された50系客車が3両。1号車はオハ50 11

2号車のオハ50 22

3号車のオハフ50 33。車掌さんが乗る用のドアが設置されている車両です。

ということで普通列車の茂木行きに乗って真岡駅へ。乗車するのはモオカ14型モオカ14-6。
真岡駅

真岡駅で乗車した列車を見送ります。こうやって見るとおしゃれな模様ですね。

真岡駅には車庫が併設されており、こんな光景が。モオカ14型堂々の3重連です(多分連結はしていないがそう見えてしまう)。

顔の違う車両もいますね。これもモオカ14型です。初期車はお顔が違うらしいですね。
駅のホームで

ホームに早速面白い車両が。DE10型1014号機です。先程紹介した1535号機と同型機で、部品取りとして購入されたようです。塗装が独特なのが目立ちますね。ここに来る前は大阪貨物ターミナルで使用されていたようです。

DE10型はもう1両います。こちらは95号機。ここに来る前は田端で使われていました。こちらも部品取りとして購入されたようです。
では駅の外へ出てみましょう。
貨車とキハ20

駅前から早速豪華です。1両目はヨ8000形8016号車。国鉄が製造した車掌車です。貨物列車の後ろについたりしていました。

後ろにあるのは島根県の一畑電鉄で活躍したト1形ト60号車。島根県から遥々真岡の地で保存されています。

一番うしろには新潟県の蒲原鉄道で使用されていたワ11形ワ12号車。蒲原鉄道を去った後は和歌山県の有田鉄道で使用されました。いずれも廃線となっています。

付近には岡山県の水島臨海鉄道で使われていた緩急車のワフ15形ワフ16号車。緩急車をわかりやすく言うと、車掌が乗ることができる貨車といったところでしょうか。車掌と違い、前のスペースが貨物船用スペースとなっています。日本国内最古の緩急車で、1921年製。

後ろには今回の目玉、国鉄キハ20系247号車が。近年整備されたようで、美しい朱色に復元されています。詳細な記事はこちらから⇓

保線車両もいました。HTM270MW形という保線車両です。JR東日本からやってきたようで、樹木の伐採などに使用しているとのこと。こちらは現役です。
留置線で

駅の向こう側の留置線には」、もう1両のキハ20が。213号車で、末期は真岡線を走っていました。こちらは整備されていません。

先程のDE10の95号機。ナンバープレートが無くなってます。

敗れたブルーシートの中から、国鉄で使用されていた貨車、ワフ29500形、ワフ29760号車が。サビが酷いですね。

こちらは国鉄で使用されていた車掌車のヨ5000形ヨ14594号車。整備が行き届いていないのか、屋根がなくなっており、骨組みでベンチレーターを支えている状態です。

ヨ5000はもう1両。ヨ14720号車です。ヨ14594号車よりはひどくないですが、腐食が進んでいるのか屋根が一部なくなっています。

後ろには同じく国鉄で使用された無蓋貨車、トラ70000形トラ75083号車が。前の2両と見比べるとまだ綺麗ですね。

もう1両います。トラ75954号車。留置線のこれらの車両と共に保存(?)されています。
SLたち

貨車軍を横目に、デゴイチが。D51型146号機です。ここに来る前は静岡市内で保存されていましたが、撤去するにあたり2015年にやってきました。当日はハロウィンが近かったということもあり、ジャック・オ・ランタンのヘッドマークが掛けられていました。圧縮空気で動けるようです。

駅に併設されている博物館には、9600型49671号車がいました。この車両も圧縮空気で動けるようで、10メートルほど動くことができます。ここに来る前は真岡市内で保存されていたようです。近年の整備で、公園保存時に取り付けられていたデフ(除煙板)を取り外し、元気に近い姿が蘇りました。

体験乗車用の車掌車もいます。ヨ8000形ヨ8593号車です。先程の9600型と連結して動くことができます。
SLキューロク館内にて
駅に併設されている博物館、SLキューロク館では、客車が1両保存されています。

国鉄時代、青函連絡船経由で北海道と本州を往復していたスハ43系客車スハフ44形25号車です。ハロウィンということもあり車内がお化け屋敷になっていました(筆者失笑恐怖症のため入っていません)。ここに来る前は青函連絡船羊蹄丸の中で保存されていました。
ホームにて
保存車両も巡り、ホームへ戻ります。

乗車するモオカ14型3号車。SLの通過待ちを行います。

SLもおか号がやってきました。磨き上げられた車体はとても美しいですね。
この後は東北新幹線の撮影のために水戸線と宇都宮線経由で大宮へ向かいました。
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