不登校だった私が今なら使いたかった支援制度|当時知っていれば人生が変わっていた
大人になって初めて知った、不登校の子どもが使える支援制度
中学2年生で不登校になった私。
不登校だった中学生の私に、教えてあげたかった
学校に行けない日々が続きました。
母親は優しく休ませてくれました。 でも、それだけでした。
「どこに相談すればいいか」 「どんな支援があるか」
誰も知りませんでした。
でも、大人になって、塾サイトを運営するようになって、 いろいろ調べるうちに知りました。
当時の私が使えた支援制度が、たくさんあったことを。
もし、当時これらを知っていれば。
私の人生は、大きく変わっていたかもしれません。
教育支援センター(適応指導教室)
まず、教育支援センターという場所があります。
昔は「適応指導教室」と呼ばれていた場所です。
どんな場所?
市区町村の教育委員会が運営
不登校の小中学生が通える
無料で利用できる
学習支援、カウンセリング、集団活動などがある
何ができる?
学校に行けなくても、ここに通えば
勉強を教えてもらえる
カウンセラーに相談できる
友達ができるかもしれない
生活リズムを整えられる
そして、教育支援センターに通った日は、学校の出席扱いになります。
私が知っていれば...
もし私が、教育支援センターの存在を知っていれば。
家で一人でゲームをする日々ではなく、 誰かと話す機会があったかもしれない。
勉強を教えてもらえたかもしれない。
少なくとも、完全に孤立することはなかったかもしれません。
発達障害者支援センター
次に、発達障害者支援センターです。
20歳の時に彼女から「学習障害じゃない?」と言われた私ですが、 実は小学生の頃から相談できる場所があったのです。
どんな場所?
都道府県に必ずある公的機関
発達障害に関する相談ができる
無料で利用できる
診断がなくても相談できる
何ができる?
「もしかして発達障害?」という段階でも、
どう対応すればいいか相談できる
医療機関を紹介してもらえる
療育施設を紹介してもらえる
学校との連携方法を教えてもらえる
私が知っていれば...
もし私の親が、小学3年生の時点でここに相談していれば。
「割り算ができない」 「分数が理解できない」 「何度教えても忘れてしまう」
こういった困りごとを伝えることで、 適切なアドバイスや支援先を紹介してもらえたかもしれません。
20歳になって初めて知るのではなく、 もっと早く「学習障害」という言葉を知れたかもしれません。
家庭教師・個別指導
そして、家庭教師や個別指導塾です。
私には、これが最も必要だったと思います。
なぜ必要だったか
私の問題は、集団授業についていけないことでした。
周りの目が気になって質問できない
自分だけ遅れている焦り
先生を独占してしまう罪悪感
でも、家庭教師なら
一対一だから、何度でも質問できる
周りの目を気にしなくていい
自分のペースで進められる
分かるまで丁寧に教えてもらえる
経済的な問題
ただし、家庭教師や個別指導塾は、民間サービスなので費用がかかります。
私の家は、経済的に余裕がなかったのかもしれません。
でも、今思えば、
早い段階で投資しておけば、その後の人生が大きく変わっていた
と思います。
大人になってから学び直すのには、もっとお金と時間がかかりましたから。
発達障害・不登校に対応しているサービスも
今は、発達障害や不登校の子ども専門の家庭教師サービスもあります。
当時の私に、こういうサービスがあったら。
小学3年生の時点で、週1回でも家庭教師に来てもらえていたら。
私の人生は、全く違っていたでしょう。
オンライン学習という選択肢
今の時代には、オンライン学習という選択肢もあります。
私が不登校だった頃にはありませんでしたが、 今の子どもたちには、この選択肢があります。
どんなもの?
自宅でパソコンやタブレットを使って学習
オンラインで先生と繋がれる
学校に行かなくても学べる
出席扱いになる制度も
しかも、一定の条件を満たせば、 オンライン学習でも学校の出席扱いになる制度があるそうです。
不登校でも、家で学びながら、 出席日数も確保できる。
私が中学生の頃に、こんな制度があれば。
当時知っていれば、人生が変わっていた
これらの支援制度を、大人になって知った時、
正直、悔しかったです。
「なぜ、誰も教えてくれなかったんだろう」
そう思いました。
でも、冷静に考えれば、
私の親も、知らなかったのだと思います。 学校の先生も、教えてくれませんでした。
当時は今ほど情報がなく、 こういった支援制度も、あまり知られていなかったのかもしれません。
でも、今は違う
でも、今は違います。
今は、情報があります。 今は、支援制度があります。 今は、選択肢があります。
だからこそ、今悩んでいる保護者の方に知ってほしいのです。
お子様が
勉強についていけない
学校に行きたがらない
不登校になっている
そんな状態でも、
相談できる場所があります。 支援してくれる制度があります。 お子様に合った学び方があります。
保護者の方へ伝えたいこと
私の親は、悪い親ではありませんでした。
ただ、「どうすればいいか分からなかった」のだと思います。
でも、今のあなたには、情報があります。
どうか、一人で抱え込まないでください。
お子様が苦しんでいるなら、 相談してください。 支援を求めてください。
私のように、大人になってから 「あの時、こうしていれば」と後悔しないために。
お子様の未来のために。
今、できることがあります。
次回は、大人になって気づいた「不登校の代償」について書きます。
18歳から働き始めた私が、 夜の仕事で痛感したこと。
それは、勉強ができないことよりも、 不登校が原因で身につかなかった 「チームワーク」「協調性」「コミュニケーション能力」の欠如でした。
不登校は、学力だけでなく、 社会性にも大きな影響を与えていたのです。 お伝えします。
