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「附属だから安心」は、もう通用しない 〜国立小学校・私立小学校〜



― 小学校受験を“将来の保険”にしないために ―

「附属だから、そのまま上に行けますよね?」
実は、この質問すら出てこないまま、
“そのまま進学できるもの”と思っているご家庭も多いのです。

小学校受験のお教室では、その小学校の内部進学の実情については、教えてくれません。


中学受験を避けたい。
できればそのまま内部進学。
そんな理由で小学校受験を考えるご家庭もあります。

そう思う気持ちは、
とてもよくわかります。

でも、ここで一度立ち止まってほしい。

今の時代、“附属だから安心”という考え方はかなり危ういのです。



希望小学校の附属中学の偏差値、見ていますか?

例えば、神戸大学附属中等教育学校。

現在の偏差値は、
簡単に「内部だから大丈夫」と言える水準ではありません。

以前のような
“ほぼ内部進学”という制度は、
実質的に大きく変わっています。

(こちらの内容については、神戸大学附属小学校の記事でも詳しく書いていますので、まだの方はぜひ読んでみてください。)

つまり、

「小学校から入っておけば、そのまま行けるだろう」

という感覚は、
今の状況とはかなりズレているのです。



小学校と中等部は、そもそも役割が違う。

神戸大学附属小学校の場合は、
初等教育の場です。

・研究校としての役割
・子どもの発達段階に合わせた教育
・家庭との連携

ここが中心です。

一方で中等部は、
学力上位層の選抜の世界。

入口の性質が、そもそも違います。

以前の記事にも書きましたが、
内部進学制度も変わりました。

「附属小に入れておけば安心」

という時代ではありません。

(もちろん、小学校・中学・高校の12年間一貫教育でストレートに進学できる学校もありますが、関西でもそのような学校は多くありません。)

実は、附属校だけの話ではありません。

この話は、
神戸大学附属小学校に限ったことではありません。

関西の人気私立小学校でも、

“附属中学がある=全員そのまま上がれる”

という学校は、むしろ少数です。

・内部推薦に条件がある
・一定数は外部受験
・成績や評価による選抜

こういった仕組みの学校がほとんどです。

ここは、学校説明会などで
必ず確認しておくことをおすすめします。



一番危ないのは「なんとなく内部で」

一番危ないのは、

「うちの子なら、そのまま行けるでしょ」

という根拠のない安心感です。

今の中学入試のレベルを見れば、
決して簡単な世界ではありません。

もし本気でその中学を目指すなら、
それは中学受験として正面から考える必要があります。



小学校は“進学の準備校”ではない。

ここで、もうひとつ大切なこと。

小学校6年間は、
中学受験への助走期間ではありません。

人格形成の土台です。

・生活習慣
・思考力
・対話力
・やり抜く力

ここを育てる6年間。

だから私はずっと言っています。

小学校受験は、
将来の保険ではない。

6年間をどこで、どう過ごすかの選択です。



学校説明会で、必ず確認しておきたいこと

小学校は小学校として選ぶ。

ただし、
進学制度の現実だけは知っておくこと。

学校説明会では、

・附属中学校への進学方法
・直近の進学状況(何人中何人が進学しているか)

このあたりは、
必ず確認しておくと安心です。

同じ「附属」という名前でも、
進学割合や条件は学校によって大きく違います。



小学校は、小学校として選ぶ。
中学は、中学として考える。

そして制度の現実だけは、
きちんと理解しておく。

それが、
小学校受験で後悔しないための
大切な視点だと思います。

大手のお教室は、あくまで小学校受験のための教室です。
そのため、中学への内部進学の制度や、その後の進学状況などについては、あまり詳しく教えてくれないこともあります。

もちろん、それはお教室の役割が
「小学校受験の対策」にあるからです。

だからこそ、

・附属中学への進学方法
・内部進学の割合
・直近の進学状況

こういったことは、各学校の説明会などでご家庭が直接確認しておくことが大切だと思います。

小学校受験は、
「小学校に入ること」がゴールではありません。

その先の進路も含めて、
ご家庭でしっかり理解しておくことが大切です♪

小学校受験について、
皆さんのお役に立てたらと思い日々記事を書いています。
お時間があるときに、よろしければご覧ください♪

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