洗脳とは何か

どうも、お久しぶりです。というほど密接な関係を持っている方はノートにはいないかもしれない。いるかもしれない。

さて、今日もショッキングな内容ですよ。覚悟はいいですか~。

さて、以前私はこういう記事を上げました。

今回は、この記事を読んできていただいてからのお話になるのです。

いろいろな所に言いたいことをちりばめておくと、語りやすいかなぁと。

で、癖と才能は結局は同じものだということ、上の記事で語ったんですけれども、洗脳も実は同じなんですよ。

洗脳って、悪い意味で使われますよね。例えば、中国が新疆ウイグル自治区の人に対して、習近平や共産党について崇拝させるように洗脳をしている、というのは有名な話です。北朝鮮の金一族と国民との関係が一番考えやすいかな。

日本でも、統一教会の問題や、最近再び話題となったオウム真理教など、宗教とくれば洗脳、というのが当然の流れになっています。

彼らの社会的な評判を思えば、決していいものだとは思えません。

しかし、洗脳は、こうした特殊な環境にある人達だけの、特別なものではないのです。

なにはともあれ、まず私が言いたいのはこういうことです。

私たちは、宗教に入っていようが、入っていまいが、どこで生きていようが、皆すべからく洗脳されているということです。

一般的に、洗脳とは、嘘を信じ込まされていることを言います。例えば中身が空っぽのただのおっさんなのに、皆その人を神のように思っている、という感じですね。これはそうじゃないものをそうだと思い込んでいるわけです。つまり、嘘を信じているということです。

洗脳するというのは、結局は嘘を信じ込まされているわけです。ただね、洗脳というレベルになると、脳の神経回路のレベルにまで、その嘘が打ち込まれているわけです。ここが、単なる嘘との違いです。

神経が脅かされていると、つまり、経験が変化しているわけです。経験が、洗脳をする人にとっての都合のいい状態に作り替えられている。とすれば、その人がどれだけ脳から命令を送っても、その経験を通過して体に命令が届くわけです。

とすれば、こちらがどれだけ正しいことを言って聞かせても、全ての考えはその思考回路を通過します。だから、金ジョンウンは大悪人だ!と北朝鮮の洗脳された人に私たちが口酸っぱく言っても、『金将軍は偉大なる指導者だ!』という思考回路が脳内に出来上がっているわけですから、どんなにこちらが頑張っても、全てその思考回路を通過してしまいます。だから、私たちが自分達の言葉を彼らに伝達し、彼らがそれらを脳内で意味として分解し、電気信号に置き換えても、回路が既に別の状態に組み込まれていますから、全く別の形となって変換され、そしてそこを通過して、私たちが逆にとてつもない悪人で、金ジョンウンを貶める悪人だ!という意味へと変換されて行くわけですね。

こうなると、恐ろしいことを言うようですが、毒を持って毒を制す、というように、洗脳は洗脳で対抗する、ということも、洗脳を治すための一つの手段かもしれません。

洗脳を解くには、本当におかしいということを相手にわからせることが重要なのですが、それでも解けない時は解けません。脳に一度出来上がった回路はそう簡単には崩れないのです。

そして、もう一つ厄介な事情がでてきます。それは、

この記事を読んでから、またここに戻ってきていただきたいのですが、読んでいただきたい箇所だけを拾い上げれば、こういうことです。

宗教というと洗脳されているという流れになるわけですが、洗脳されている人にとって、洗脳されている状態が心地いい状態になっているのです。私はこの記事でこういうことを語りました。宗教を信じている人は、信じる心がとても強い心の持ち主なのではなく、「自分が信じたくないことから必死で目を背けている人だ」、ということです。

 つまり、洗脳されている人も、今自分が持っている思考回路こそが、都合のいい、気持ちのいい考え方であり、それを否定されるのは、非常に大きな不快感を伴うのです。悪いと言われている癖を治さなきゃいけない時に、嫌な気持ちになるのと同じことです。洗脳は、その考えが、癖のレベルで身についてしまったということでもあるのです。

 ちょうど、自分の人生はこれでいいんだ!これが正しいんだ!と信じてきた人に対して、反論ができないレベルで、それが間違っていると分からせてしまったらどうなるでしょう。その人に対してもたらされるのは、絶望感や後悔の念、今まで自分は何をしていたんだろうという、取り返しのつかない、失われた時間との対峙でしょう。もちろん、誰だってそうした状態に陥りたくないわけですから、それはとてつもなく嫌なものです。

 若い時から散々信じてきたのに、おじいさんやおばあさんの代になって、金一族がやばいやつらでした~なんていうことがわかってしまったら、脳がガツーンと衝撃を受けて、茫然と立ち尽くすどころか、逆にそうした考えをもたらしてくる人間に激しい敵意を燃やし、殲滅しようとさえしてくる、そういうレベルになるわけですね。そうじゃないと、今までの人生一体何だったんだって感じになるわけです。これこそが、まさに浦島太郎の状態なのです。

 浦島太郎という物語の、竜宮城のお話は、洗脳状態の人間の頭を描いているという考えも持っています。そうしてそこから抜けきれないまま、長い年月が過ぎ去っていく。洗脳商法というのもあり、学校も長らくはこういう商法で成り立っていました。学校に来たいんじゃなくて、好きな人に会えるから学校に来る。出会いを求めてくる。こういう気持ちを利用しているのが、商売の裏事情です。そして、授業を3年間や4年間、6年間受けたものの、学校の生徒本人は頭の中で別の楽しいことをず~ッと追いかけてて、卒業したときには、一体何を学んだんだろう・・・。という形で卒業する人も多いみたいですね。

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 で、ここまでの話は、一般的な洗脳についてのことを、つらつらと語ってきたわけですが、今日の新しいことはこれですね。

 人は、『事実』によっても洗脳される。もちろん、『嘘』によっても洗脳される。すなわち、我々は常に洗脳状態にある。

 ということです。

では、これからどういうことか説明してみます。

例えば、ニュートリノの公式は、しばらくの間、間違った状態でした。私たちは、間違った状態を、正しいと信じてきたと言えます。こんなのわかるわけないじゃん!って思うでしょ?まぁ、そうなんですけどね。でもこれも立派な洗脳です。なぜかって、自分達は、そうじゃないものをそうだって思ってきたわけですから。

 でも、スーパーカミオカンデによって、ニュートリノに重さがあることが分かったとか。そのため、これまでの常識とされてきた考えは見直されました。そして、今やハイパーカミオカンデというものが作られ、研究はさらに進められて行っているのでしょう。

 私が語りたいのは、この研究のさらなる未来ではありません。スーパーカミオカンデによって、一旦明らかにされたニュートリノについての新事実と、洗脳の関係についてです。

 あなたは、この新事実が、絶対に間違いがないものであると言えますか?
そんなことわかるはずがない。そう、わかるはずがないんです。ニュートリノについて、最前線で研究をしている人たちでさえ、今の事実が本当に確かであるということは言えない。確かだ!という根拠は、自然界が教えてくれます。自分達で作った装置などを使い、客観的な根拠を打ち立てて、初めて確かであるということがわかります。

 しかし、それすらも、自分達でそう思い込んでいるだけかもしれない。地球の方から、親指を立てて、「よく頑張ったね。よくわかったね。その通りだよ。君たちすごいじゃないか。」と語りかけてくれるならばまだしも、そんなことは絶対にないのです。

 私たちは、今のニュートリノについてわかっていることが、事実であり、確かなことであり、間違いのないことなんだ。そう思っているにしかすぎません。だって、あんなすげーもん作って、あんなすげー研究したんだから当然じゃん!っていうのが、私たちがその話を信じる根拠なのです。

 でも、やっぱりトーシロである私たちからすると、その『すげー研究』を全て理解しているわけではありません。

 おそらく!いや、ほとんど高い確率で、ニュートリノについてわかっていることは、事実でしょう!でも、それすらも将来覆され、さらなる事実が発掘されることがあるのです。実際、ニュートリノ自体そうだったわけですからね。

 じゃあ、これと並行してみましょう。金ジョンウンみたいな人が、あるいは、習近平みたいな人が、私たちが「すげーこと」と思うようなことをやっている場合、彼らのやっていることや、言っていることは、正しいと思ってしまうものではないでしょうか?

 そうですよね。私たちは、彼らの全てを理解しているわけではない。全てを目で見て確かであると認めたわけではない。ちゃんとした道具を用いて、自然界の法則が成り立つかどうかを実験したわけではない。それなのに、中国の人や北朝鮮の人は、それが正しいと信じている。正しいと思っている。(信じていない人も多いと思いますが。)正しいことを正しいと思っている。自分達は、何の根拠もなく、ただそう信じている。

 地球は青い。誰かがそういっているだけにしか過ぎない。だって、私たちは宇宙に飛び立って、実際に地球を見たことがあるわけではないから。

 おそらくそれは事実なのでしょう。しかし、私たちからすれば、そうやって洗脳されているだけかもしれません。『地球』とくれば、私たちの頭の中で、あの青い球体が鮮明に浮かぶように、脳内の回路が組まれているのですから!

 その時、青い球体を皆さんは思い浮かべるでしょうけれども、その中に浮んでいる陸地とされているものの形は、正確に思い浮かべることができますか?できないでしょうね。それは人によって異なるでしょう。

 正しいとされていることさえも、私たちは確実な根拠があってそれを正しいと考えることが出来ているわけではない。それが本当に正しかったのだとしても!

 私たちは、正しいものを信じているのであるとしても、その中に、何らかの洗脳状態を含んでいる。それは、正しさと間違いが入り混じったあやふやな状態にしか過ぎない。確かな記憶じゃないんですよ。

 難しい数学の問題を解くとき、考えても考えてもわからない。だから、答えを見てみる。考え方を読んでみる。考え方を読むと、解き方がよくわかる。なんだ、わかった~。そういうことか。それで終わり。

 もう一度一から自分で解いてみる、ということをしない。それがやばいことであるということはわかるだろう。大体、もう一度考え方を読まず、解答も見ずに、自分で解いてみても、解くことはできない。なぜか。青い地球を思い浮かべることができても、それを正確に思い浮かべているわけではないように、正解がわかっているとしても、その正解を正確に思い浮かべてるわけではないから。

 その青い地球が、どの角度で見れば、どれほどの陸地が見えるものなのか。それは何度傾いているのか。今日の世界の天気はどんな感じで、だからこそ雲はどのように地球を覆っているのか。地球の周辺にはどのような宇宙ゴミが散らばっているのか・・・。ここまでとは言わなくても、地球それ自体を正確に思い浮かべることができるのか・・・。

 私たちは、青い球体に、何やら陸地のような模様のついた感じのものを、真っ黒な宇宙空間らしきものの中に、適当に思い浮かべることが出来ているだけで、地球はそういうものだと理解しているように、そこにはいくつものバイアスがかかっているということに、気が付いていない。

 正解を正解だけで正解だと思い込んでいる。

 意味が分からないことを言っているように思う。中々伝わらないかな~って思う。

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 なかなか難しい話だ。嘘による洗脳はよくわかる。でも、事実による洗脳っていうのがわからない。

 でも一緒。事実を正確にとらえて、しっかりとした理論的な思考回路ができたとすると、そのように洗脳されているだけってこと。この洗脳のされ方が、おそらくもっともいい状態なのだろうと思う。本人は辛いかもしれないけど。

 これも私の考えにしか過ぎないんだけど、逆に、事実を正確にとらえることが出来なくなることを、認知症という。物事を認知できなくなるからだ。私たちは、認知症を記憶喪失のようにとらえているけれども、単に記憶がなくなるわけではない。認知できなくなったことにより、物事を正確にとらえられなくなってしまい、結果として、その物事自体が記憶に残っていない状態になっていると言える。だから、直近のことはよく忘れる。だけど、昔のことはよく覚えていたりする。記憶をするには理解が必要であり、理解をするためには、正確に事実を認められる力が必要になるからだ。


 それはさておき、私たちは、たとえ誰かに洗脳されていようと、そうでなかろうと、自分で自分自身を洗脳し始めることがある。これは実際に、多くの人間がやっていることだ。だから、認知症でもないのに、都合のいいところはわすれたり、聞いてないと言った感じの人が出てくる。都合のいい時だけ認知症になるのだ。これをとぼけるという。

 皆、都合の悪い事実は見たくないのである。結局のところ、脳は楽をすることを考える、脳は馬鹿だという。だから、あまりにも几帳面で、あまりにも真面目に物事を捉えると、アルツハイマー症などになってしまう。適度にゲームを楽しんだり、物事を軽くとらえて生きていく方が、脳への負担が少ない。


 袴田事件の犯人とされた袴田さんは、有罪判決、それも、死刑判決を受けた人だ。冤罪の判決が出て久しいが、彼は自分が犯罪者と宣告されたことが受け入れられなかったのだろう。彼には幻覚や妄想がつきまとっているそうだが・・・。聞いたところによると、自分を神様がすっぽりと包んでいて、一切のことは自分とは無関係・・・みたいな考え方になっているようだ。

 念を押すが、彼は自分が犯罪者であるのに犯罪者であると認めない、ということを言いたいのではない。彼自身が、有罪判決、死刑判決を受けたこと自体は事実なのだ。そして、そのことから、世間は彼を犯罪者であると見た。彼の社会的評価は地に落ちた。周りから浴びせられる冷たい目。そうしたものがあったことは事実だろう。少なくとも彼はそれを感じていただろう。そうした事実からは目を背けたくなるものだ。無理もない。

 彼と同じ立場に立ったことのある人はそうは多くないだろう。でも、自分が認めたくない事実と直面したことのある人は多いだろう。そうすると、人は自ら自分に嘘をつき、自分を自分で洗脳し始める。自分の頭の中に都合のいい思考回路を作り上げていく。


 人は自分に嘘をつく天才だ。

 人によっては、都合のいい洗脳をしてくれる人を求めている。そこで日本の胡散臭い宗教が門戸を開いて待っている。

 そしてさらに恐ろしいことがある・・・。人を洗脳する人は、何よりもまず、その人自身がとてつもない洗脳状態に陥っている・・・というのが、本当だろうか。あるいは嘘だろうか・・・。
 
 

  

 

 

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