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星の王子様 読書記録 第13節 実業家との出会い

星の王子様の著作権は2005年に切れました。ここは私がフランス語を学習する場であるとともに、文学を研究する場です。フランス語にもちょっとずつ慣れてきましたね。強行軍ですが、突っ走ります。

  La quatrième planète celle du businessman. Cet homme était si occupé qu'il ne leva même pas la tête à l'arrivée du petit prince.
  <Bonjour, lui dit celui-ci. Votre cigarette est éteinte.
--Trois et deux font cinq. Cinq et sept douze. Douze et trois quinze. Bonjour. Quinze et sept vingt-deux. Vingt-deux et six vingt-huit. Pas le temps de la rallumer. Vingt-six et cinq trente et un. Ouf! Ça fait donc cinq cent un millions six cent vingt-deux mille sept cent trente et un.
--Cinq cents millions de quoi?

🌈
 4番目の星は実業家の星だった。その人は余りにも忙しくて、王子様の到来に頭を上げることもなかった。
<こんにちは。タバコが消えていますよ。>王子様は言った。
ーー3足す2は5.5足す7は12.12足す3は15.こんにちは。15足す7は22.22足す6は28.煙草を吸う時間もない。26足す5は31.ああ、これで5億162万2731だ。
ーー何が5億なの?

🌈単語

✅occupé
♢他動詞
①[場所]を占める、占領する、占拠する;に住む
②[地位、職務など]に就いている。

--Hein? Tu es toujour là? Cinq cent un millions de… je ne sais plus… j'ai tellement de travail! Je suis sérieux, moi, je ne m'amuse pas à des balivernes! Deux et cinq sept…
--Cinq cent un millions de quoi?>, répéta le petit prince qui jamais de sa vie n'avait renoncé à une question, une fois qui l'avait posée. 
  La businessman leva la tête :
<Depuis cinquante-quatre ans que j'habite cette planète-ci, je n'ai été dérangé que trois fois. La première fois ç'a été, il y a vingt-deux ans, par un hanneton qui était tombé dieu sait d'où.

🌈
ーーああ?君はまだそこにいるのか?500億、これ以上はわからない・・・私は仕事がたくさんあるんだ。私は真面目なんだ。無駄話で時間をつぶさないんだ。
2足す5は7・・・。
ーー何が5億なの?
一度質問をしたら生まれてから一度もあきらめたことのない王子様は繰り返した。
実業家は顔を上げた。
<54年前から私はこの惑星に住んでいるが、3回しか邪魔をされたことがない。最初は、22年前の夏で、コガネムシがどこかからか落ちてきたからだ。

🌈単語
✅balivernes
♢女性名詞
多くは複数で使う
駄弁、無駄話、つまらぬ話;くだらない物[事]、暇つぶし
✅dieu
♢男性名詞
①大文字のDで、(一神教、特にキリスト教、ユダヤ教の)神、天主、創造主。普通は無冠詞で用いるが、形容詞や限定後を伴うときは定冠詞をつける。
②(多神教の)神、男神
③(神格の表現としての)神の像、偶像
✅été
♢男性名詞
①夏、夏季
②夏らしい夏
✅hanneton
♢男性名詞
①[昆虫]コガネムシ;甲虫目コガネムシ科の昆虫の総称

Il répandait un bruit épouvantable, et j'ai fait quatre erreurs dans une addition. La seconde fois ç'a été, il y a onze ans, par une crise de rhumatisme. Je manque d'exercice. Je n'ai pas le temps de flâner. Je suis sérieux, moi. La troisième fois… la voici! Je disais donc cinq cent un millons…
--Millions de quoi?>
  Le businessman comprit qu'il n'était point d'espoir de paix :
<Millions de ces petits choses que l'on voit quelquefois dans le ciel.
--Des mouches?
--Mais non, des petits choses qui brillent.
--Des abeilles?
--Mais non. Des petites choses dorées qui font rêvasser les fainéants. Mais je suis sérieux, moi! Je n'ai pas le temps de rêvasser.

🌈
ぞっとするような物音を出していた、そして足し算を4回も間違えてしまった。2回目は11年前の夏だ。リューマチの発症によるものだ。私は運動不足なんだ。ぶらぶらと散歩する時間がないんだ。私は真面目なんだ。3回目は、まさに今回だ。ええと、5億といってたな・・・。

<何が億なの?>

実業家は平穏の望みが全くないと言うことを悟った。

<空に時たま見えるあの数百万の小さなものだよ。>

<ハエ?>

<違う。輝いている小さいものさ。>

<蜂?>

<違う。怠け者を妄想に耽らせる金色に塗られたあの小さなものさ。>
でも私はまじめなんだ。わたしは!妄想に耽っている暇なんてないよ。

🌈単語
✅abeilles
♢女性名詞 abeilleの複数形
[昆虫]ミツバチ
✅brillent
♢自動詞 brillerの第3人称複数形
①輝く、光る、光を放つ、きらめく
✅bruit
♢男性名詞
①音、物音
②騒音
③雑音、異常音、ノイズ
④うわさ、風聞、風説
✅crise
♢女性名詞
①(政治、経済、社会などの)危機、重大局面;不況、恐慌
②(精神、文化などの)危機、動揺
⑥[医学]分利(不意に起こす症状の変化);発症、クリーゼ(健康に見える人に突然症状が現れること)
✅dorées
♢他動詞 dorerの過去分詞 女性形 複数形
①・・・に金箔を張る、金泥を塗る、金メッキする
②[文章]「太陽、光などが」・・・を金色にする;日焼けさせる
③・・・を金ぴかに飾る;美化する
♢形容詞
①金箔を張った、金泥を塗った、金メッキした
✅espoir
♢男性名詞
①期待、希望
②期待の的、頼みの綱
③ホープ、期待の新人
✅erreurs
♢erreurの複数形 女性名詞
①誤り、間違い;思い違い、誤解;誤った考え、謬見
②過去、失敗、落ち度
✅épouvantable
♢形容詞
①恐ろしい、ぞっとするような
②ひどい、非常に悪い;ものすごい
✅fainéants
♢形容詞 fainéantの複数形
怠け者の、怠惰な、ものぐさな
♢名詞
怠け者、無精者
✅flâner
♢自動詞
①ぶらぶらと散歩する;うろつく
②ぐずぐずする、のらくらする
✅mouches
♢女性名詞
①[昆虫]ハエ;特に イエバエ
✅paix
♢女性名詞
①平和
②和平;平和[講和]条約
③治安、公安、安寧
④(人間同士の間の)和やかさ、和合、良好な関係
✅rêvasser
♢自動詞
(漠然とした)妄想に耽る
✅répandait
♢他動詞 répandreの第3人称半過去形
①・・・をこぼす、流す;まき散らす
②[光、匂いなど]を発散する、放つ
③[感情など]を引き起こす
✅rhumatisme
♢男性名詞
リウマチ

--Ah! des étoiles?
--C'est bien ça. Des étoiles.
--Et que fais-tu de cinq cents millions d'étoiles?
--Cinq cent un millions six cent vingt-deux mille sept cent trente et un. Je suis sérieux, moi, je suis précis.
--Et que fais-tu de ces étoiles?
--Ce que j'en fis?
--Oui.
--Rien. Je les possède.
--Tu possèdes les étoiles?
--Oui.

🌈
ーーああ!星?

ーーその通り。星だよ。

ーー君は5億の星で何をするの?

ーー501億6220万731だよ。私は真面目なんだ。私は。私は正確なんだ。

ーーで、その星で何をするの?

ー何をするかって?

ーうん

ーなにも。私はそれを所有しているんだ。

ー星を所有しているの?

ーーそうだ。

🌈単語
✅précis
♢形容詞
①[時、場所などが]正確な、一定の、ちょうどの
②[表現、印象などが]明確な、鮮明な;的確な、ぴったりの;簡明な

--Mais j'ai déjà vu un roi qui…
--Les rois ne possèdent pas. Ils "règnent" sur. C'est très différent.
--Et à quoi cela te sert-il de posséder les étoiles?
--Ça me sert à être riche.
--Et à quoi cela te sert-il d'être riche?
--À acheter d'autres étoiles, si quelqu'un en trouve.>
<Celui-la, se dit en lui-même le petit prince, il raisonne un peu comme mon ivrogne.>

🌈
――でも、僕が出会った王様は・・・

ーー王様っていうのは所有をしないね。彼らは支配するんだ。全く違うよ。

ーー星を所有することは何の役に立つの?

ーー私を金持ちにしてくれる。

ーー金持ちになることは何の役に立つの?

ーーもし誰かが他の星を発見すると、それを買える。

ーーあれだ・・・。王子様は心の中で思った。彼は少し呑み助のような屁理屈を言っている・・・。

🌈単語
raisonne
♢raisonner 自動詞
①思考する、じっくり考える、熟慮する
②推論する、推理する
③議論する;屁理屈を並べる、口答えする

ivrogne
♢形容詞
酒飲みの、呑み助の
♢名詞
酒のみ、呑み助、飲んだくれ

Cependant il posa encore des questions :
<Comment peut-on posséder les étoiles?
--À qui sont-elles? riposta, grincheux, le businessman.
--Je ne sais pas. À personne.
--Alors elles sont à moi, car j'y ai pensé le premier.
--Ça suffit?
--Bien sûr. Quand tu trouves un diamant qui n'est à personne,
il est à toi. Quand tu trouves une île qui n'est à personne, elle est à toi.
Quand tu as une idée le premier, tu la fais breveter : elle est à toi. Et moi je possède les étoiles, puisque jamais personne avant moi n'a songé à les posséder.

🌈
しかしながら彼はまた質問をした。

<どうやって星を所有することができるの?>

<星たちをか?実業家は、気難し気に言い返した。

ーーしらん。誰のものでもない。

ーーそれなら星は私のものだ。なぜなら私がそれを最初に考えたから。

ーーそれで十分なの?

ーーもちろんだ。君が誰のものでもないダイアモンドを見つけたら、それは君のものだ。君が誰のものでもない島を見つけたら、それは君の物だ。君がある考えを最初に持てば、君は特許を取得する。それは君の物だ。それから私が星を所有するのは、私以前に誰もそれを所有しようと考えなかったからだ。

🌈単語
✅grincheux
♢形容詞
気難しい、怒りっぽい、いつも不平をこぼす
riposta
♢riposterの単純過去形 第3人称
①・・・に(即座に)言い返す、(負けじと)応酬する、やり返す、しっぺ返しをする
②・・・に対して反撃する

--Ça c'est vrai, dit le petit prince. Et qu'en fais-tu?
--Je les gère. Je les compte et je les recompte, dit le businessman. C'est difficile. Mais je suis un homme sérieux!>
  Le petit prince n'était pas satisfait encore.
<Moi, si je possède un foulard, je puis le mettre autour de mon cou et l'emporter. Moi, si je possède une fleur, je puis cueillir ma fleur et l'emporter. Mais tu ne peux pas cueillir les étoiles!
--Non, mais je puis les placer en banque.
--Qu'est-ce que ça veut dire?
--Ça veut dire que j'écris sur un petit papier le nombre de mes étoiles. Et puis j'enferme à clef ce papier-là dans un tiroir.
--Et c'est tout?
--Ça suffit!

🌈

うん。そりゃそうだ。王子様は言った。君はそれで何をするの?
ーー管理するのさ。それを数えて、また数えなおして、と実業家は言った。難しいことだ。でも私は真面目な人間なんだ。
 王子様はまだ満足していなかった。
<僕ね、もしスカーフを持っていたら、僕の首に巻き付ける事が出来て、それを持ち運ぶことができるよ。
でも君は星を掴むことができないね。
ーーいいや、私はそれを銀行に置いとくことができる。
ーーそれはどういう意味?
ーー私の星の数を小さい紙に書くと言う意味だ。そして私はその紙を引き出しの中に鍵をかけてしまっておく。
ーーそれだけ?
ーーそれで充分さ。


🌈単語
cueillir
♢他動詞
①[果実、花など]を摘む;[貝]を採る。
②・・・を集める。
✅clef
♢女性名詞
①鍵、キー
②(解決、理解等の)手がかり、糸口、手引き;(暗号解読の)鍵語
③(成功への)足掛かり、鍵
foulard
♢男性名詞
①スカーフ、ネッカチーフ
gère
♢gèrerの第1人称単数形
①・・・を管理[運営]する;経営する
②[危険など]を切り抜ける
placer
♢他動詞
①<~qc(+場所)>(・・・に)・・・を置く、配置する;位置づける
✅tiroir
♢男性名詞
①引き出し

<C'est amusant, pensa le petit prince. C'est assez poétique. Mais ce n'est pas très sérieux.>
  Le petit prince avait sur les choses sérieuses des idées très différents des idées des grandes personnes.
<Moi, dit-il encore, je possède une fleur que j'arrose tous les jours.Je possède trois volcans que je ramone toutes les semaines. Car je ramone aussi celui qui est éteint. On ne sait jamais. C'est utile à mes volcans, et c'est utile à ma fleur, que je les possède. Mais tu n'est pas utile aux étoiles…>
  Le businessman ouvrit la bouche mais ne trouva rien à répondre, et le petit prince s'en fut.
<Les grandes personnes sont décidément tout à fait extraordinaires>, se disait-il simplement en lui-même durant le voyage.

🌈訳
それは面白い。王子様は思った。十分詩的だな。でもそんなに真面目じゃないな。
 王子様は大人たちとは、真面目というものについて、全く異なった考えを持っていた。
彼はさらに言った。<僕はね、僕はいつも水を上げる花を所有している。僕は毎週すす払いをする3つの火山を所有している。休火山もすす払いをしているからね。何が起きるのかわかったものじゃない。それは僕の火山には役に立っているし、僕の花にも役にたっているし、僕はそれを所有している。でも、君は星の役には立たないよ。
 実業家は、口を開けていたが、返す言葉が見つからなかった。そして王子様はそこを立ち去った。
 大人っていうのは、本当にまったくもって奇妙なんだな。彼は旅の中、心の中でただそう考えた。

🌈単語
arrose
♢arroserの第1人称単数形
①・・・に水をかける;[土地、作物など]に水を撒く、散水する
②[雨、川などが土地]を潤す;
poétique
♢形容詞
①詩の、詩特有の
②詩的な、詩情をそそる

🌈文学 解説

 今回は実業家のお話でした。この世の中に準えて考えると、不動産を買いあさっている人間なんだな、というのはすぐにイメージできると思います。

 不動産をかき集める理由は、もちろんお金持ちになることでしょう。

 結論から申し上げますと、彼の正体は「強欲」だと思います。

 人間は、誰しもが欲望を持って生きています。欲望は悪い物である、と考えている人が多いですが、実はそれは間違っています。こういう考えは、仏教から来たものなのでしょうけれども、お釈迦様のようになりたいと言う人も、お釈迦様のようになりたいという欲望を持っているからです。

 釈迦自体も、苦しみから逃れるにはどうすればいいのか、を考えた人間であり、そういう意味では、そこに至るだけの欲望を持っていたと考えることができます。

 ダメな欲望というのは、その目的を叶えるプロセスをしっかりと踏まないと言うこと。そして、叶えたら叶えたで、そのあとをほったらかしにするということです。ピンからキリまでこういう欲望はあります。

 例えば、今回の実業家は、星を見つけてはそれを自分の拾得物にしていました。この世界でも、無主物占有はその人の所有とするというルールがあります。先願主義といって、アイデアを先に考え、特許申請が早い方を優先的に保護するようになっています。

 そこまではいいでしょう。星がほしい、というプロセスには大した問題はないとします。しかし、強欲な人間は、物を欲しがって、その物を手に入れても、また新しい別の物をすぐに欲しがり、しかも自分が手に入れたものに対しては、ほったらかしなのです。

 確かに、権利保護という意味では、法律的にその実業家の所有権は守られるでしょう。だからといって、実際にその星に出向いて、一つ一つその星に生える草を摘み取ったり、火山のすす払いをしているわけではありません。

 賃料収入を得ているだけです。つまり、利益は欲しいけど管理をするという義務は行いたくないのです。この、利益あるところに義務あり、という対応関係が、この男にはありません。これが通常の欲望と、強欲の違いです。

 奥さん!買った食材はちゃんと最後まで使い切った方がいいですよ!冷蔵庫の中に寝かせたままじゃいけません。プチ強欲です。(まぁ、衝動買いをさせるようにしているのが経済社会なので、仕方がない面もありますけどね。)

 それに対して、王子様は違います。王子様はネッカチーフを持っており、それを身に着けて動きます。自分の星を毎日しっかりと掃除します。王子様は、その星で暮らしたいという欲望がありますが、それと同時に、その星で暮らしていくために必要な行動もしっかりと行っています。さらに、自分が管理できない範囲外の星は、別に欲しいとは思わないのです。

 自分で料理を作り、飯を食って、最後には洗う。この1連の作業が王子様の中では完遂されています。
 王子様は、真面目というのはそう言うことだと考えているのです。

 一方で、ビジネスマンは、料理は多少作ることはある。飯はたらふくたべる。洗うのは人任せ。という感じですね。

 実業家は、眼の前のことにわき目もふらずに打ち込むことを真面目だと言っているのです。その、物事に集中したり、真剣であったり、しっかりとルールに従う、ということを真面目だと考えるのです。ビジネスマンは所有権を保護するルールにのっとっている。だから、私は真面目だ。自分の仕事に一生けんめいだ。と言っているわけですね。

何が呑み助と同じ理屈だと思ったのだろうか?

 では、呑み助と同じ理屈だと王子様が感じたのはどこでしょうか?

 私の過去記事の分析によれば、呑み助は自分の心に服をまとおうと一生懸命な男でした。それと同じように、実業家も、自分が一生懸命土地を集めて、不動産王のようないでたちになることを目指しています。トランプみたいな感じですね。

 実業家にとって、土地の量が酒の量なのです。土地を飲んで飲んで飲みまくって、酔っぱらっているのです。逆に、土地が全くなくなってしまうと、彼は丸裸であるように感じ、恥じ入ってしまうでしょうね。

 そして、お金持ちになるとどうなるのか、と尋ねると、他の人の星を買うことが出来る、と言っています。結局、最終的な目的は、新しい星なのです。

 彼はお金に取り付かれているという解釈をする人もいるかもしれませんが、これを考えるとお金ではありません。実際は土地でもありません。土地じゃない何かに取り付かれたとしても、この男はまた再び同じようにそのものを集めて、またほったらかしにし、さらに新しいものを買い求めていく。その対象がたまたま土地だったというだけなのです。その欲望を満たすのにうってつけの対象だったのです。そして、お金はそれを得るための手段だった、ということですね。

 これが例えば骨董品でも同じだと言えるでしょう。実業家ではなく、骨董収集家を登場させて、倉庫に保管しておくのさ!と言わせても、同じようなストーリーになっていると思います。

(ちょっと修正)骨董品は、しっかりと保管できていればいいので、これは少しおかしい喩えだったかもしれません。

キノコについて

 さて、私は真面目なんだ!というこの話、サンテグジュペリとの対話でも出てきました。これは、深紅色さんでしたね。王子様が、あんなのは人間じゃない!キノコだよ!といった、キノコさんです。

 実際、キノコと翻訳されていますが、どうしてキノコなのでしょうか?champignon d'une nuitという古い言葉があり、(キノコの成長が早いことから)にわか成金、成り上がりもの、一夜大臣という意味があるようです。

 ひょっとしたらこのことかもしれませんね。
つまり、利ザヤばかりで儲けていて、大きく膨れ上がるばっかりで、人間の中身が全く成長していないやつだっていう批判なのでしょう。バブル野郎っていうやつでしょうか。彼自身がすごいのではなく、利ザヤなんですよね。

 でも、私キノコすきなんだけどな。栄養もあっていいと思いますね。

詩的だな の意味について

 王子様はさりげなく、こんな言葉を言うのですが、これはすごい難しいですね。

 詩というものを私が読んで来て、今のところ3つの考えを持っています。

①言葉の寺と書くように、物事の真理を短い言葉で言い表したものだと、私個人は考えています。

例えばこちらをどうぞ。

②少ない言葉の中に、ぎゅぎゅっ一つの物語が押し込められている。それを紐解いてみると、そうであるとしか考えられない、誰が読んでもそうとしか思えないような、計算されつくした世界が待っている。

例えばこちらをどうぞ。
閲覧数は40ちょいですが、今となっては閲覧数が私の記事のなかでも1・2を争うほどになっています。スキを(下に表示されている)ほどいただき、また、自信のある記事でもありまする。

③人と人との関係の中で、なかなか言葉にできないものを、代わりに言ってくれるものであると考えています。

これは、②も兼ねると思っているのですが、例えばこれ。ちょっとこれ、編集が汚いなと思っています。また書き直そう。

 で、結局詩的だな、と言った意味としては、眼に見えないやり取りを記述しているかのような行動だ、ということを言いたかったのではないかなと考えます。

 

 

 


 

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