三菱UFJ銀行の貸金庫盗難はどうやって起きるのか 信用の意味について
こんにちは!
今回、三菱UFJ銀行で、貸金庫から数十億円もの盗難が起きました。
これはなぜ起きたのでしょうか。そして、信用が売りであるはずの銀行は、一体何をやっていたのでしょうか。そもそも信用とは何でしょうか!
私は以前、信用とは何か、という記事を書いたことがあります。
で、この記事を読んでからまたここに戻ってきていただきたいのですが、私の信用の定義ですと、三菱UFJ銀行は、信用できない銀行に違いありません。信用の意味がわかっていなくても、感覚的に用いることができるくらいですね。
さて、この貸金庫の事件はなぜ起きたのかというと、原因は2つあります。
1.管理者が1人に任せられていた。
2.スペアキーがあり、銀行に保管されていた。
2があれば、理論上開け放題です。しかし、だからといって、開けまくってれば、そりゃいつかはばれます。マスターキーがあるっていうパターンもあるかもしれませんね。
どうしてばれないのか、あるいは、ばれにくいのかというと、狙い目は、既に死亡した人。他にも、すでに痴呆老人になってしまった人が預けた貸金庫を狙うからです。他に身寄りがいない孤独の老人なんて、もうカモでしかありません。
貸金庫は大切な権利書などを安全に保管するために利用されます。しかし、現金が入れられる場合もあります。現金は預金口座に入れておけばいいと思うのですが、これが貸金庫に入れられるのは、脱税目的が多いと言われています。
銀行は、預けた人の情報をよく知っています。おじいさんやおばあさんが行員と仲良くなるケースもよくあります。彼らが預けた財産が貸金庫にあり、彼らがひっそりと家族に内緒で預けている。そして、そのことは誰も見ていません。そうなると、彼がいずれ死亡したり、痴呆症になったりすると、取り放題です。特に現金が取られても、まずバレません。
一方、相続人は、貸金庫開披の権限というのが与えられることがあります。公正証書遺言には、たいてい貸金庫開披の権限に関する文が含まれています。ですが、上記のようなことをされてしまうと、例え相続人が訪れ、貸金庫を開披したとしても、何もなかった・・・(すでに取られていた)というオチで終わるのが、法律の抜け穴です。
その後で公証人がいくら貸金庫の現状を記録・保存・認証しても意味がありません。
取られた金銭は、経理上の帳簿に収入として記載されることもありませんから、取った本人は税金さえ払わずに金銭を取得できます。坊主丸儲けならぬ、行員丸儲けです。
もし脱税目的なら、警察にもおいそれと告白できないですよね。で、狸寝入りになる。
解決策
キーは、別の第三者機関に保管したほうがいいんじゃない?
銀行の信用はあくまでも建前。中にいる人たちがみんな信用できるかというと、信用できない。だって実際にそうなっているし。
学校に適当な人間たちを集めて、はい仲良くしましょう。友達でしょ。っていうのが無理なのと同じで、信用できるかどうかわからない人間を集めて、信用大事だから、信用される人間になりましょう、といってもなかなか無理なものである。出来る人は、元々フレンドリーな性格の人間だったり、そもそもが信用されるような人間だ。
友達というのも、信用というのも、ただ集まって口で命令すれば、生まれてくるものなら、誰も苦労はしない。
第三者機関は、銀行と貸金庫内の情報を共有する。貸金庫を開けた時は、キーが取り出された目的と、その期間をログに取る。貸金庫内の結果となる写真を取り、これを保管する・・・。
いろいろあるんでしょうけど、これくらいやらないとだめでしょうね。
行員に、好き勝手取っちゃうとバレる可能性がある!と思わせるくらいにはならなきゃ。特に、痴呆老人や死んだ人なんて、もう何もできませんからね。
AIが活躍する分野かも!
AIを導入し、物品の形状・重さなどを保存しておく。形状や重さが変化すれば、誰かが貸金庫から物を取った!あるいは、入れた!ということがわかる。
いずれにせよ、貸金庫権利者の財産は彼らのプライバシーだから、その点にも配慮して管理しなければならない。
