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就職活動を続けながら、「会社員でなければならない理由」も考えてみた

面接対策サイトを開いたまま、私はしばらく画面を眺めていました。

「就職理由の答え方」
「退職理由の伝え方」
「志望動機で見られるポイント」

どれも必要な内容です。
会社員として就職活動を続けるなら、避けて通れない準備だと思います。

こんにちは、じゅんです。

少し前に、会社員に戻る気持ちが薄れていると初めて認めた日のことを書きました。

この記事では、求人票を見ても以前ほど気持ちが動かない自分を、ようやく言葉にしました。

今回は、その続きのような話です。

気持ちの変化を認めたあとも、私は就職活動を続けています。
家族のこともあります。
収入のこともあります。
会社員という選択肢を、簡単に外せるわけではありません。

ただ、活動を続ける中で、別の問いが出てきました。

なぜ就職するのか。
それよりも先に、なぜ会社員でなければならないのか。


就職活動には、先に決まっている前提がある

就職活動をしていると、考えることが自然と決まってきます。

なぜ前職を退職したのか。
なぜこの会社なのか。
なぜこの職種なのか。
入社後にどう貢献できるのか。

もちろん、どれも大事です。
準備せずに面接へ進むわけにはいきません。

ただ、その順番で考えていると、いつの間にか大きな前提が置かれます。

会社員になることは決まっている。
あとは、その理由をどう説明するか。

私は、そこに少し引っかかりました。

前職は会社都合ですでに退職しています。その前も全く同じ理由です。

今は会社員としての就職活動を続けながら、独立や業務委託、副業的な収益化の可能性も探しています。

つまり、今の私は「会社員を辞めるかどうか」で迷っているわけではありません。

すでに会社員ではない状態から、次の形を考えています。

それなら、会社員に戻る理由も、一度きちんと見たほうがいいのではないか。

面接でうまく話すためではなく、自分が納得して選ぶために。

気持ちを認めたあとに、残った問い

前回の記事では、会社員に戻る気持ちが以前より薄れていることを認めました。

でも、それは就職活動をやめるという意味ではありません。
独立に振り切る宣言でもありません。

むしろ、認めたからこそ、次の問いが残りました。

それでも会社員を選ぶなら、私は何を理由に選ぶのか。

ここを飛ばしたまま活動を進めると、面接のための言葉だけが先に整ってしまう気がしました。

「安定して働きたい」
「これまでの経験を活かしたい」
「組織に貢献したい」

どれも嘘ではありません。
ただ、自分の中で腹落ちしていないまま使うと、少し薄く感じます。

言葉だけが整って、気持ちが置いていかれる。

就職活動では、それが一番こわいのかもしれません。

AIに聞いたのは、答えではなく整理だった

その日の夜、AIに聞いてみました。

「会社員として働く理由と、会社員以外の働き方を考える理由を整理したいです。どちらが正しいかではなく、判断軸を出してください」

返ってきた内容は、特別に驚くものではありませんでした。

でも、並べてみると少し冷静になれました。

会社員を選ぶ大きな理由、それは安定した収入だと思います。

組織の信用もあります。
医療機器のように規制や責任が大きい領域では、会社に所属するからこそ関われる仕事もあります。
チームで進める開発や事業も、個人だけでは難しい部分があります。

一方で、会社員以外を考える理由もあります。

AI活用の支援、講師、業務委託、記事や仕組みづくり。
まだ収益として確立しているわけではありませんが、自分で小さく試せる余地があります。

ここで気づいたのは、会社員以外の選択肢が思ったより多い、という話だけではありません。

会社員を選ぶ理由にも、会社員以外を考える理由にも、それぞれ現実がある。

だから、どちらかを美化しても仕方がない。
どちらかを逃げと決めつけても、あまり意味がない。

必要なのは、選ぶ理由を自分の言葉で持てるかどうかでした。

会社員に戻ることを、正解にも逃げにもしたくない

会社員に戻ることは、安全な正解ではないと思います。
同時に、独立や業務委託を考えることも、前向きな正解とは言い切れません。

どちらにも不安があります。
どちらにも現実があります。

会社員になれば、収入の見通しは立ちやすくなるかもしれません。
家族にも説明しやすい。社会的にもわかりやすい選択です。

でも、その形を選ぶ理由が「不安だから」だけになると、またどこかで苦しくなる気もします。

一方で、会社員以外の働き方を考えるなら、自由度はあります。
自分の関心に沿って動ける面もあります。

ただ、収入の不確実さは大きい。
信用も実績も、自分で積み上げる必要があります。

どちらが楽かではなく、どちらの大変さを引き受けるのか。

少し現実的すぎるかもしれません。
でも、今の私にはこのくらいの言い方が合っています。

問いを持ったまま、就職活動を続ける

今の時点で、答えは出ていません。

会社員として就職する可能性はあります。
独立や業務委託の方向に少しずつ進む可能性もあります。
しばらくは両方を並べながら考えることになると思います。

ただ、以前と少し違うのは、就職活動の見方です。

これまでは、面接で聞かれる問いにどう答えるかを考えていました。
これからは、その前に自分へ聞く問いを置いておきたい。

なぜ、会社員という形を選ぶのか。

この問いがあるだけで、求人票の見方も、志望動機の作り方も少し変わる気がします。

会社員を否定したいわけではありません。
会社員以外を正解にしたいわけでもありません。

ただ、次に働き方を選ぶなら、消去法だけでは決めたくない。

面接対策サイトを閉じたあと、私はメモに一行だけ残しました。

「会社員を選ぶ理由を、採用されるためではなく、自分のために考える」

次に就職活動の準備をするとき、たぶん私はこの一文から始めます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
私も試行錯誤しながら、毎日更新を続けています。
考え方の整理から、キャリアのこと、子どもとAIの付き合い方など、
同じように悩んでいる方の、小さなヒントになれば嬉しいです。

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