見出し画像

モーメント回覧板-不動性ソリティア学会会報- vol.6

はじめに

みなさんこんばんは。SSMです。
今週末にはYCSJが開催されますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
ちなみに私は申し込んでません…

さて、10月に入り、様々な新規の情報が舞い降りてきました。今回の記事ではその中でシンクロンにとって有用そうなものをいくつかピックアップしてお伝えして行きたいと思います。


/バスターギミック

 まず最初はYouTubeの遊戯王アニメ公式アカウントでの、5D`sOVA配信と連動して発表されたこちらの新規。/バスターの強化になります。
 シンクロンへのバスターギミックの出張は以前にも検討されたことがありますが、今回の新規でその選択肢が増えました。緊急テレポートが制限解除されて3投できるようになったこともあり、検討の余地がさらに高まったように感じます。

新規カードの解説

ジャンク・ウォリアー/バスター

 ジャンク・ウォリアーの/バスター体。打点上昇効果にダメージ倍効果、そして破壊された時墓地のジャンク・ウォリアーをEXデッキ経由でssする効果を持っています。
 Gフワロス受けの択にはなりますが、そのためにコイツとジャンク・ウォリアーを採用するかは微妙なところです。

クリムゾン・ブレーダー/バスター

 クリムゾン・ブレーダーの/バスター体。サーチ効果を持っているため素引きがむしろ嬉しいカードになります。(フェローズに対応しているジャンク・ウォリアー/バスターにこの効果つけて欲しかった…)
 純構築にするなら3枚入る候補筆頭でしょう。

バスター・リッチー

 新たな/バスターサポートの下級モンスター。
 ①の「バスター・モード」関連モンスターか星4以下のアンデッド蘇生効果を持っており、これにより更に展開を伸ばすことができます。
 ②効果はチューナーでありながら非チューナーとしても扱える効果。これによりコンバーターにもスクラップ・シンクロンにも対応しているのが嬉しいところです。
 ③はシンクロ素材になった時に専用罠をサーチできる効果。純構築前提の効果ですね。

ナイトウィング・プリースト

 バスター・モードサポートの新たなシンクロモンスター。
 ①効果で手札・デッキ・墓地からバスター・モードをセットし、そのターンに発動できます。先攻1ターン目での/バスター召喚サポートですね。
 ②効果は手札を1枚切ってバスターモード関連モンスターを手札に加えるか特殊召喚する効果。これにより、スピーダー成立など星8シンクロを出せる状況ならば、シンクロン側からもバスターギミックにアクセスすることが可能になりました。リフレクターや、それを使用済みの場合はリッチーにアクセスすることで盤面を更に伸ばすことができます。

決闘進化-バスター・ゾーン

 バスター・モードサポートのフィールド魔法。発動時のサーチ効果と戦闘・効果破壊耐性付与、そして2000LPを払うことでEXデッキから直接元のシンクロ体を落として/バスターをssできる効果を持ちます。この踏み倒し効果は次元障壁を貫通できるのが強みであるため、障壁を打ってくる中低速のデッキが流行したら採用価値が生まれそうです。
 またLPを自主的に減らすことができるため、サイコエンド・パニッシャーを採用しやすくなるのもポイントです。

展開ルート

緊急テレポート1枚から

A:最小パッケージ
緊テレでリフレクターss、効果でリッチーサーチ
→リッチーns
→リフレクターとリッチーでアクセロン
→アクセロンでスタロン落とし
→アクセロンリリースしてスタロンss、スタロン1枚展開へ(過去記事参照)


 素引き札を極力少なくした展開になります。自由枠を確保できるのが強みですね。

B:スタバ先出しスピーダー
緊テレでリフレクターss、効果でバスターゾーンサーチ
→バスターゾーン発動、ビーストサーチ
→ビースト切ってバスターモードサーチ
→リフレクター効果、ビーストを星7として蘇生
→リフレクタービーストでプリースト、効果で手札のバスターモードセット
→EXからスタダ落としてバスターモード発動、スタバss
→プリーストでリッチーss、リッチー効果でリフレクター蘇生
→プリーストとリッチーで赤き竜、効果でランブルサーチ
→ランブルでリッチー蘇生
→リフレクターとリッチでアクセロン
→アクセロンでスタロン落として星9に
→アクセロン対象に赤き竜効果、トリシューラss(1ハンデス)
→アクセロンリリースしてスタロン蘇生
後はAと同じ


 新規でギミックの選択肢が広がり、ビーストやモードを採用してスタロンやフェローズに頼らずとも動けるようにする者や、最小パッケージだけ採用して自由枠を広く取ろうとする者、スタバまで採用する欲張りさん、様々な使い手により考察がなされましたが…

それらの考察は1日も経たずに吹き飛ぶことになりました。

エルフェンノーツ

 10/9のお昼に発表された新規テーマ「エルフェンノーツ」。メディウス1枚からアルマデスを経由することでデモンスミスを絡めて超展開できると決闘者の間ではもっぱらのウワサですが(今は烙印のが主流かも)、これらの新規はシンクロンにとっても革命でした。なんとメディウス1枚からバロネスを先出ししながらスピーダーを出せます。
 
今回はシンクロンにおいて採用するカードの解説と、それらを使った展開ルートの解説をしていきます。

無垢なる者メディウス

 新規の解説の前にまずはエルフェンノーツ出張の核となるメディウスの効果のおさらい。

 ①の効果はデッキから「獄神」モンスター1体をサーチかリクルートできる効果。従来の「アルトメギア」デッキではここから「アルトメギアの獄神獣」をリクルートして展開に繋げていきますが、今回の新規の1チューナー「エルフェンノーツの獄神精」をリクルートすることでこのカード1枚から星5シンクロを立てることができます。
 …勘の良い方ならお気づきでしょう。このカード1枚でアクセル・シンクロンになれるという時点で非常に優秀です。
 そして②の効果。手札・デッキのモンスター1体をデッキトップに戻して自己蘇生できます。墓地から星4非チューナーを生成できる時点でも強いのですが、何より素引きしたホイール・シンクロンやジャンク・シンクロンをデッキに戻せるのが偉いです。これにより「シンクロン」チューナー素引きのリスクを軽減できるようになったので、ドロバケア展開が取りやすくなりました。

新規カードの解説(ピックアップ)

耀聖の花詩ルキナ

 テーマの初動その1。このカードでチューナーモンスターの「獄神精」(後述)を持ってきて、そのままnsすることでシンクロ召喚につなげられる他、中央のモンスターゾーンと自身の位置を入れ替えて星6以下のバウンス効果を使うこともできます。打点が2500あるのも優秀です。
 シンクロンの場合は、メディウス初動の場合の中継点や、泡・うららのチェックに使います。また、(後述のディーナにも言えますが)シンクロ・フェローズとの相性もよく、仮にこのカードにうららを撃たれずがめられた場合でもバロネスを先出しすることで安全にフェローズを通すことができます。

耀聖の波詩ディーナ

 テーマの初動その2。このカードで「パラレリズム」(後述)を配置して、その効果で獄神精を持って来てシンクロ召喚に繋げます。また、相手ターンに中央のモンスターと位置を入れ替えることによって、なんとハンデス効果を使用することができます。
 このカード、単体でも1.5枚初動で召喚権なしでバロネスに繋げられるのが優秀なのですが、(ルキナもそうですが)星6であるためスターダスト・シンクロンとの相性がよく、Gやフワロスを受けた場合でも、後続のフェローズを用意しながら最低限バロネスを構えることができます。またメディウス初動の貫通札としての性能も優秀で、メディウスに誘発を受けたらこのカードをss、パラレリズムを配置してから自身をコストに獄神精ssという形で貫通ができます。

燿ける聖詩の獄神精

 テーマの核となるチューナー、②の効果で星6非チューナーのエルフェンノーツのレベルを3つ上げれば、そのままバロネスを出しつつ、③の効果で後続のエルフェンノーツのサーチできます。

獄花の大燿聖ストリチア

 エルフェンノーツの中間形態となる星7シンクロ。手札・墓地からエルフェンノーツを蘇生しつつレベル調整ができます。
 エルフェンノーツの星6体を立てて相手ターンの妨害に企てたり、メディウスを蘇生して更なるシンクロに繋げるのがメインの使い方ですが、このカードで獄神精を蘇生後自身のレベルを3下げ星4にすることで、4+1でアクセロンに繋ぎ、シンクロンの動きに繋げることもできるため、このカードを採用することでルキナとディーナを1枚初動にすることができます

エルフェンノーツ~廻郷のパラレリズム~

 手札・フィールドのモンスターをコストにデッキからコストのモンスターと属性が異なるエルフェンノーツをssできる永続魔法。ディーナから持ってきます。使い方はディーナの項で解説したので省略。
 ルキナ・獄神精を持ってくる際にうららやジェットロンをコストにできない点や、うっかり灼銀を中央において自爆効果を不発にしないよう注意。
 
 こいつとディーナとのセットの使い勝手の良さは新弾発売日当日の調整で気づきました。さしずめ原罪宝-スネークアイLv150といったところです。

展開ルート

 ここからはメディウスを用いた展開ルートの一例を紹介します。


初手:メディウス+コスト1
結果:バロネス先出しスピーダー
メディウスns(中央に置かないよう注意!)、効果で獄神精ss
→メディウス獄神精でアクセロン(EXモンスターゾーン)、獄神精でルキナサーチ
→ルキナ中央にss、その後ルキナでディーナサーチ
→アクセロンでジェットロン落として星4に
→ルキナアクセロンでバロネス
→ディーナss、その後パラレリズム配置
→メディウス墓地効果、ディーナ戻して自己蘇生
→ジェット墓地効果、手札切って自己蘇生
→メディウスジェットでスピーダー


 メディウス1枚からのスピーダールートです。フェローズから独立してスピーダーを立てることができるようになったため、課題であったフェローズ依存から脱却しております。また手札に他のモンスターがあれば、獄神精でのルキナサーチ後へのドロバも貫通することができます。

 スピーダーが通った後はお好きなルートを取って頂いて構いません。以下に一例を掲載いたします。


上記のメディウス初動バロネス先出しスピーダーから
EXモンスターゾーン:バロネス
メインモンスターゾーン:スピーダーホイールスタロンアサルトスクロン

 スタロンss時効果でフェローズサーチ
→スピーダースクロンでヘイトローズ、ヘイトローズでバルブ墓地
→ヘイトローズアサルトでΩ
→フェローズ発動、ジャンクロンとクロスロードサーチしてクロスロード切る
→ホイール効果、ジャンクロン追加ns、効果でクロスロード蘇生
→クロスロードスタロンでライブラリアン
→ホイールジャンクロンでアクスタ、効果でバルブ蘇生
→スタロン墓地効果、アクスタリリースして自身蘇生、リリースされたのでアサルトでアクスタ蘇生
→Ωスタロンで赤き竜、赤き竜でランブルサーチ
→アクスタバルブで灼銀
→赤き竜効果、灼銀対象にトリシューラ(1ハンデス目)
→バルブ墓地効果、自己蘇生
→トリシューラバルブでパテル(こいつを中央に)
→灼銀でジャンクロン除外して自壊、灼銀でジャンクロン回収しつつ破壊に反応してヘイトローズ蘇生
→フェローズ墓地効果、バロネス9にして召喚権追加
→ジャンクロンns、効果でバルブ蘇生
→ヘイトローズバルブでストリチア、バルブ墓地送りに反応してクロスロード蘇生
→Ωでトリシューラと自身回収
→ライブラリアンクロスロードジャンクロンでトリシューラ(2ハンデス目)
→ランブルでジャンクロン蘇生
→ホイール墓地効果でトリシューラ星5に
→トリシューラとジャンクロンでΩ、パテルと合わせて2ハンデス
→ストリチアでルキナ蘇生
→パラレリズムでルキナコストにディーナss

最終盤面:6ドロー+4ハンデス+バロネス+パテル、相手ターン追加ハンデス+星6以下バウンス


 このようにメディウス1枚から最大5ハンデスが可能になりました。ただしこちらの展開はロンギヌスに弱いので、断罪龍+コズミックや、ランブル素引きのリスクを消すための赤き竜不採用など、他の展開ルートも要研究です。

サンプルレシピ

 エルフェンノーツギミックの採用により、1枚初動14枚体制を実現している他、課題であったフェローズ依存からも脱却しております。
 エルフェンノーツギミックは現在も研究が進んでおり、上記の構築もまだ仮の姿に過ぎません。興味ある方はこれを参考に試してみて、使い勝手の良い構築を探ってみてください。そしてこれというのを思いついた方は、是非サーバーまでお願いします(リンクは最後に貼ります)。

鎖縛竜ザレン

 最後に解説するのは10/13に発表されたこの新規。星7のクリスタルウィングのような召喚条件ですが、このカードはチューナー同士でシンクロ召喚できるのが強み(キラーチューン意識の素材条件かと思われます。)。
 ①効果のおかげで、チューナーにも非チューナーにもなれるのがありがたいです。レボシンと合わせてクリスタルウィングになれたり、闇属性ドラゴンなのでレッド・デーモン・アビスの素材にもなれます。
 ②効果は、エクス・ライゼオル+メレオロジック・アグリゲーターのようなチェーン隠しでテーマの動きを通そうとしてくる相手にも強く出れます。新たな妨害の選択肢になりそうです。

  シンクロンにおいては、アクセル・シンクロンでジェットロン落として星6に→ジェットロン蘇生で条件を満たせるので、フワロス受けの選択肢として候補に上がるかと思います。ただ上記のエルフェンノーツとのかみ合いはいまいちなので、今後の新規や構築の変遷しだいというのが現状の評価です。

終わりに

 いかがでしたでしょうか。
 今回の記事ではエルフェンノーツギミックを中心に解説させていただきました。シンクロンに限らず多くのシンクロデッキに出張可能なので、今一番アツいギミックだと思います。
 先述の通りエルフェンノーツギミックを巡っては現在学会鯖にて議論が白熱しております。それに参加したいという方は、以下のリンクからどうぞ!(リンク切れの場合は、私のXのアカウントにまでご連絡いただくようお願いいたします。DMにて学会のサーバーのリンクをお送りいたします。)

https://discord.gg/6Mthh23c(サーバーのリンク)
https://twitter.com/DRforYGO(私のアカウント)
 
 今回の記事はここまでとなります。最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の記事も楽しみにしていただけたら幸いです。
 それでは、今回もこの言葉で締めさせていただきます。

ライディングデュエル!アクセラレーション!

謝辞

 当記事を添削してくださった光さん、シユウさん、夜烏鵺さん、らうるさん、誠にありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!