見出し画像

折りたたみ自転車でどこまでも(Bromptonをお迎えした話)

旅行、写真撮影に続く趣味のひとつが自転車だ。イギリス製の折りたたみ自転車Bromptonに乗っている。頼れる相棒としてスーツケースに入れて海外旅行にも持って行っている。

出会いはシンガポール

Bromptonとの出会いは2019年のことだった。当時、住んでいたインドネシア・ジャカルタで急速に人気が出ていたのがBromptonだった。日曜日の「カーフリーデー」などに細くてお洒落な自転車が走っているのをよく目にするようになっていた。

お隣の国、シンガポールには正規販売店があるという。週末旅行のついでにブギス郊外にあるショップに物見遊山にいった。

「試乗しますか?」
「はい」
それがすべての始まりだった。

購入直後にマリーナベイを一周した。マーライオン前で観光客に撮影してもらった

パスポートと引き換えに借りた真紅のBromptonで、30分ほどシンガポールの街を走った。6段変速で意外に坂も楽に登れる。(その時はそう思った)。スピードも程よく出る。何よりカッコいい。

お店に返却する際にはもう購入を決めていた。試乗した赤にしようと思っていたが、店主が「黄色と緑のツートーンも1台ある」と奥に折りたたんであった機体を見せてくれた。「これだ」。ほぼ即決だった。

Bromptonが入るスーツケースも一緒に買って、ジャカルタまで持ち帰った。(空港で輸入関税数万円を支払った)。

スーツケースにすっぽり収まる

インドネシアでは、ボロブドゥール寺院からジョクジャカルタまでジャワの街道を走ったり、バリ島の山の上からウブド方面に下ったりした。(途中の急坂で飛び出してきたイヌを避けたあとにバーストした)。

自転車で旅が豊かに

インドネシアから帰国後も、Bromptonを色んなところに持っていった。ニューヨークではマンハッタンを疾走し、オックスフォードでは郊外のブレナム宮殿まで漕いだ。沖縄では南部と北部をそれぞれ1周した。いずれも、自転車移動したい場所だけを乗り、あとは輪行すればよかった。

沖縄北部の砂浜で休憩 

旅をするときには徒歩でじっくり周囲を見ることを心がけているが、そうするとあまり長距離は進めない。かと言って、自動車やバイクを利用すると、大切なディテールを見逃す恐れがある。

自転車は自分のペースで周囲を観察しつつ、徒歩では現実的ではない距離の移動に優れる。止まればいつでも写真も撮れる。

飛行機や電車で 

Bromptonのいいところはその携帯性にある。三つ折りではないが、かなりコンパクトにまとまる。

前述のスーツケースに入れれば、飛行機の預け入れ手荷物にできる。ケース込みの重量は概ね15キロ。国内空港では大型手荷物扱いになり、別の場所で検査を受けるなどチェックインにやや手間がかかることがある。

ジャカルタやシンガポールの空港では大型扱いだったが、航空会社職員が手続きをしてくれた。ニューヨークやロンドンでは、普通の手荷物と同じ扱いだった。

ジャカルタMRT。折りたたみ自転車の持ち込みが認められている

電車は海外の場合、本体にカバーなどをかけなくてもそのまま乗れる。日本では、輪行袋に入れて持ち運ぶ必要がある。僕は小さな輪行袋をサドル下に吊るしている。

夢は愛車と世界一周

マイBromptonを持って世界を旅したい。少なくとも短期間世界一周を愛車と共に回りたい。

北米の静かな森の中を走ったり、砂漠を駆け抜けたりしてみたい。東南アジアの青い海までチャリでいって思う存分シュノーケリングを楽しみたい。ロンドンやパリの街中を疾走してみたい。

自転車で楽しめそうな都市をつないだ世界一周旅行を最近、ずっと妄想している。

いいなと思ったら応援しよう!