なぜFNSのM!LK×宝塚コラボは「奇跡」だったのか【本編(ビジュアル編)】
※こちらはThreadsで記載したものの加筆修正版です。
※もともとのThreadsはこちらから
前回の投稿【プロローグ編】には、Threadにて身に余るほどのいいね数、そしてコメント・メッセージがつきました。正直初めての経験過ぎて、びっくりしました。
再度この場を借りて、御礼お伝えします。
み!るきーずでもあり、ヅカヲタでもあるので、何よりも双方からコメントいただけたことが、「嬉しすぎて滅!」でした。
「なぜ今回のFNS歌謡祭のM!LK×タカラヅカコラボが素晴らしかったのか(本編)」を狂ったように書こうと思います。
前回投稿を読んでいただかないとわかりづらい部分がありますので、順に読んでいただけると幸いです。
前回の投稿(プロローグ編)を書く際に、意図的に省いたところがあります。
それは衣装への言及です。
まずはそこからお話させてください。今回、衣装がどこまで意図的にあの組み合わせとなったのかは計り知れませんが、多くの方が「タカラヅカ側が黒っぽい衣装」「M!LK側が白い衣装」であることで「黒王子」と「白王子」のようだったと絶賛されていましたね。
わたしも、まずぱっと見た瞬間に、あれは天才的にすごいと思いました。
「すごい」と思った背景に、色だけではない仕掛けがあったと思うのでそれを考察していきます。
ちなみにタカラヅカの衣装はすべて自前で、「お衣装部さん」と呼ばれる専属部隊が、タカラジェンヌ一人一人に向けてあの衣装を作ってくれています。
今回もよーく見てみると、トップスターだけ、装飾(裾にある線のような飾り)が多いのがわかると思います。トップスターの衣装は、絶対に少し豪華なのです。愛とリスペクトが感じられますよね…。
今回、秀逸だったのは、タカラジェンヌの衣装には肩パットが強く入っており、生地も固めの印象のもの、一方のM!LKの衣装は柔らかい印象の素材で、スカートのような腰布が巻かれていたことです。
タカラジェンヌがいかに理想の男性を演じていても、実際の男性と並んだときに負けてしまうのが、ずばり「肩」です。
タカラジェンヌの衣装は重厚感のある生地に結構強気な肩パットが入っており、リアルな男性と並んだときに無駄な「女性感」が出ないように配慮されていたと思います。
タカラヅカの舞台だと、相手役はさらに華奢な娘役なので、あそこまで「カチっと」した衣装でなくても彼女たちなら男性を演じられるんですが、さすがにリアルな男性相手にはきついので、あれは衣装を手配した人は意図して考えたと思います。
一方のM!LKはグループ名を彷彿とさせるような優しい白に、細かく金のキラキラとした装飾があって、まさにタカラヅカと共演するのにふさわしい素敵な衣装!!
前回の「プロローグ編」でもお伝えした通り、ヅカ側はどうしてもコラボ側と「浮く」ことが多いので、わたしはここから既にリスペクトを感じて本当に感動しました。
ヅカヲタの皆様向けに解説すると、M!LKの衣装担当は、皆さんが雪組に勧誘しようとしている、タカラヅカ顔でメンカラが白(クリスタルホワイト)の山中君の担当です。マジで天才です、彼は。
わたしはみ!るきーずになってまだ日が浅いので知らなかったのですが、どうやら以前のツアーで使用した衣装のようです。
であるとするなら色の対比で選んだのかもしれませんが、図らずも天才的な仕掛けがありました。それが腰の布の部分です。
大変言いづらいのですが、どんなにM!LKのみんながスタイルお化けの5人でも、タカラジェンヌに負けるのは「足の長さ」です。これは男女の違いもあるので致し方ない。
並んだ時に、男性アイドル側の体型で「負けている」部分があると、本当に残念に感じるんです。多分、今どきの言い方なら「蛙化」しちゃいます。
M!LK側の名誉のために言うと、正確には多分長さ自体は負けないと思うんですが、体の厚みと骨格の違いがどうしてもあるので、負けて見えます。
見た目的にも勝てるのは曽野くんだけかもしれない。そのしゅんの体型は、そのままタカラヅカに連れ去っても大丈夫。
ヅカヲタのみんなーーー!!本当に連れ去るべきは、そのしゅんだよ!
これによって、互いの性別による弱みが完全に隠れ、色の対比も、素材の対比も美しく、絵画的に美しい並びになったのは天才的だったと思います。
少し女性っぽい意匠を入れるのが得意ですよね、柔ちゃん。マジで天才だと思う。
多分、「メンバーなら着こなせる」という信頼があるんだろうな、とも思っていて、それも素敵だな、と思っています。
このお衣装の対称性と互いの弱点のカバーについて、ここまで完璧に並んでいるので、誰かが意図してこうなったのだとしたら、その人は天才だし、そうでないならもっとすごいです。
そして、気づかれた方もおられるかと思いますが、お化粧の色。
タカラジェンヌの方が肌の色(ドーランと言います)をわざと黒めに化粧していたので、M!LKと並んだときに、M!LK側の方が遙かに美白でした。
(冒頭の相葉君との挨拶のところを見るとわかりやすいです)
これも、いつものタカラヅカはもうちょっと肌トーンが白いので、もちろん衣装とのバランスもあったと思いますが、男性と並んだときに万が一にも「女性感」が出ないような配慮だったはず。
そして、それと対比できるほど肌が美しく輝くように白いM!LKは、さすが全員が化粧品のCMに出ているだけある・・・。なんという清潔感。
「清潔感が全員からにじみ出る」ってすごいですよ。彼ら、全員20代男性ですよ。
30年以上ヅカヲタしていて、ありとあらゆるコラボを見てきましたけれど、「男性グループの全員がタカラヅカにいてもおかしくない」と思ったことなんて、記憶にありません。
言わずもがな、M!LKは平均身長が177くらいなので、スタイルがほぼ同格。10人で横並びになったときは思わず画面に手をあわせたくなるほど神々しかったですよね。
画面が割れて粉々になるかと思いましたね。
私のスマホの画面がひび割れてるのは息子のせいですけど。
はい、ここまでが「衣装とビジュ」に関する考察です。
気づきましたか、わたしはまだ、ビジュの話しかしていません。
歌とパフォーマンスの話を一切していません。
恐ろしいですね。
恐ろしいことに、まだ書いてるんですよ。
さらに【歌とパフォーマンス編】に続きます。
