【岩村城】ミレインが歌う『女城主』|乱世を生きた女城主の野望と執念
岩村城を歩くと、まず心に残るのは、その高さと静けさです。
霧に包まれた山、積み上げられた石垣、そして見上げる空の遠さ。そこには、ただ美しいだけではない、張りつめた気配があります。
今回の楽曲「女城主」は、そんな岩村城の空気をもとに、乱世を生きた女城主の野望と執念をブルースとして描いてみました。
強さを声高に叫ぶのではなく、胸の奥に火を隠したまま立ち続けるようなイメージです。
やさしさだけでは越えられない時代。
情けだけでは守れない城。
それでも自分の場所に立ち、傷も歴史も抱えながら前をにらむ。
そんな姿を、低く深く響く歌にしたいと思いました。
岩村城の石段や石垣、山霧の風景を思い浮かべながら聴いていただけたらうれしいです。
静かに、しかし確かに燃える一曲。
女城主 / Castle Blues
[Verse 1]
霧が流れる 岩村の空
石段ひとつに 声が棲む
誰が笑おうと かまやしないよ
この城守ると 決めた夜
[Verse 2]
山は黙って 風だけ返す
遠い太鼓が 胸を打つ
涙みたいな 雨に打たれて
夢をほどくほど 弱くない
[Chorus]
ああ 女城主
誰にも渡しゃしない
燃える野望を 袖に隠して
ああ 女城主
ひとりで立つ背中
霧の向こうへ
明日をにらむ
[Verse 3]
やさしさだけじゃ 乱世は越せぬ
情けだけでは 城は持たぬ
愛した人の 名を飲みこんで
石垣みたいに 口を閉じる
[Verse 4]
見上げる空は 遠すぎるけど
見下ろす谷は 深すぎる
それでもここが 私の場所と
冷えた両手で 旗を取る
[Chorus]
ああ 女城主
心は折れはしない
消えぬ執念 胸に灯して
ああ 女城主
孤独を着るように
山の夕暮れ
運命を待つ
[Bridge]
奪われてなお 消えないものが
この世にあると 知ったから
散るためじゃなく 生き抜くために
私は今日も 城になる
[Final Chorus]
ああ 女城主
誰にも消せやしない
負けた歴史も 傷も抱いて
ああ 女城主
ひとりじゃない声で
岩村の空へ
ブルースを撃つ
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