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「家事も育児も“仕組み化”したら、夫婦のストレスが激減した話」

私たち夫婦は、互いの時間を尊重し、成長を最大化することを最優先としている。結果として、日常は非常にドライだ。すれ違いは日常茶飯事、私だけでなく、娘も1週間夫と顔を合わせないなんてこともざらにある。
だが、これが私たちの「最適解」だ。感情論で家事や育児を回すのは非効率であり、何より互いのパフォーマンスを低下させるからだ。
今回は、私たちが構築した「家事・育児・食事の完全アウトソーシングと仕組み化」のリアルを公開する。

新婚時代、家事という名の「無駄」にリソースを割いていた過去

以前住んでいた、名古屋郊外の家。広さはあったが、家事タスクを「放置」し、リソースを無駄にしていた。

今でこそ徹底的に仕組み化しているが、新婚時代から完璧だったわけではない。
以前住んでいた郊外の家では、自治会のゴミ出しルールが厳しく、夫がなんとかこなしていた。私はというと、少しでも安い**「サービスデー」を狙って平日に夫の大事なスーツをクリーニング店へ持ち込む**という、極めてROI(投資対効果)の低いタイムマネジメントに追われる日々であった。
当時も三種の神器(食洗機・ドラム式洗濯機・ロボット掃除機)を導入してはいたが、自動掃除機をかけるのと、食器洗いは新婚時代から変わらず私の担当であった。忙しさが加速するにつれ、水回りの掃除など他の家事は徐々にお互い「放置」するようになり、無駄なストレスを生んでいた。

都心移住とアウトソーシング。家事を「捨て」、リソースを「確保」する

都心のマンションへ移住し、家事代行と宅配ボックスを活用。ボトルネックだった家事をアウトソーシングし、残った自動掃除機と食器洗いは「自己完結」タスクとして私が引き受けている。


「気合や思いやりで家事を回すのは非効率だ」と悟った私たちは、都心への移住を機に環境を丸ごとアップデートした。
宅配ボックスが使えるようになったことで、私の「クリーニング店ミッション」は完全消滅。そして、定期的に家事代行を入れることで、ボトルネックであった水回りの掃除も手放した。
結果として、今の私たちに残った家事は、自動掃除機をかけることと、食器洗い。これは相変わらず私の担当だ。 それ以外の家事は、宅配や代行を利用することで、お互いに「放置」するストレスから解放された。
私はフリーランスであり、月の半分は外勤だ。外に出る前に家を完璧な状態にしておきたいという欲求がある。だからこそ、この残ったタスクは「私がやるべき自己完結型のタスク」として、タイムマネジメントに組み込んでいる。

▼ちなみに、家事システムを再構築するために、3000万の持ち家を“塩漬け”にしてまで都心へ移住した狂気の決断についてはこちらの記事を参照してほしい。
https://note.com/just_viper6821/n/ncd82396019f1

育児という「プロジェクト」のタスク分担

育児という「プロジェクト」のタスク分担。
夫のお風呂と、週1-2回のお迎え。私の送り。仕事のスケジュールをパズルのように組み合わせ、システムを維持している。

娘が生まれてからは、育児という新たなチーム戦が始まった。ここでも、お互いのリソースを最大限に活かすための合理的なシステムを構築している。
夫の担当は、娘のお風呂と、保育園のお迎え(週1-2回)。 夫は早朝に出発し、夜遅く帰ってくる生活だが、お迎えの時間はなんとか工面し、娘との時間を作っている。
保育園の送りは私の担当。そして、お迎えの残りの日数、娘の夕食、就寝、そして残った家事は私が引き受けている。
お互いの仕事のスケジュールをパズルのように組み合わせ、娘を一人にさせないためのシステムを維持している。

食事も洗濯もインディビジュアル。万が一離婚しても生活は変わらない(笑)

食事も洗濯もインディビジュアル。夫の靴下への神聖なこだわりを尊重し、不要な摩擦を避けるための合理的なスタイル。万が一離婚したとしても、おそらくお互いの生活スタイルは全く変わらない。


さらに私たちのドライさは、日々の「食」と「洗濯」にも表れている。
まず、洗濯は完全なる**「インディビジュアル(個々)スタイル」**。私と娘の分は私が洗い、夫の分は夫自身が管理する。
これには深い理由がある。以前の記事でもお話ししたが、夫には「自分の靴下を一足たりともなくしたくない」という強いこだわりがあるからだ。私が洗って紛失しようものなら、余計な摩擦が生まれる。相手の「神聖なこだわり」を尊重し、不要なトラブルを避けるためにも、各自で管理する。これが、究極の合理性である。

▼夫がいかに「靴下」に対して異常なまでの執着とシステム構築を行っているか。見栄を捨てた徹底的な合理主義については、こちらの記事の『完全なる靴下システム』の章を読んでいただければお分かりいただけるだろう。
https://note.com/just_viper6821/n/ncb4baeec3789


そして食事。我が家はスケジュールや体調によって、個別の「インディビジュアルスタイル」と「共有スタイル」を使い分けている。
お互いに自分のニーズを満たすことを優先し、相手に合わせることはしない。この同調圧力ゼロの空間が、互いの健康と精神衛生を守っている。
一方で、お互いに外出が少ない週で、家にいる時間が長めにとれる時は、一つの食卓を囲む。その時は、鍋や、夫の好きな麻婆豆腐、カレーなどを一緒に食べる。
お互いに自分の機嫌と体型は自分でとる。もはや夫婦というより、完全に「シェアハウスに住むビジネスパートナー」。万が一離婚したとしても、おそらくお互いの生活スタイルは全く変わらないと思う(笑)。

車内は「3倍速のセミナー会場」

車内は「3倍速のセミナー会場」。昔から続く、長距離ドライブ中のインプット。一方が運転し、もう一方が大事なところで動画を止め、ToDoをメモる。現在はスタッフへの指示へ進化させた。

日常は徹底的に個人戦だが、その分「インプット」と「戦略会議」の時間は濃厚だ。
新婚時代からずっと変わらないルールがある。それは、長距離ドライブ中は常に「セミナー動画」を流すこと。
一方が運転し、もう一方が動画を聴く。そして「ここは重要だ」というポイントが来たら動画を止め、お互いのLINEノートに「今度やるべきToDo」として即座にメモを残す。これが私たちのドライブだ。
最近では、これをさらにアップデートし、車内で一緒に動画を見た上で「これを進めておいて」とスタッフのLINEグループへ直接指示を出すようになった。

旅行中は「夫婦の通信簿」と「現地解散」

旅行中は「夫婦の通信簿」と「現地解散」。まとまった時間を使い、戦略会議を行う。痛い指摘を「未来への改善」のための通信簿として受け止める。
興味がなければ現地解散。

まとまった時間がとれる長期休暇や旅行は、ただの休息ではない。Geminiなどを使いながら行う、「仕事と家庭の年間スケジュールの戦略会議」の場だ。
旅行中は、お互いの仕事の悩みや気になっていることを容赦なく壁打ちする。お互いに自分の中に答えを持っているタイプなので、痛いところをズバッと指摘されることも少なくない。正直、図星すぎてへそを曲げそうになる瞬間もある。
だが、これは**「未来への改善のための通信簿」**。頭の片隅にその指摘を置いておけば、必ず次のアクションで改善できるとわかっているからだ。
そして、旅行中だからといって常にベッタリ一緒に行動するわけでもない。自分が気になっていて、相手が興味のない場所があれば「じゃあ、ここで」とサクッと一人で行ってしてしまう。

▼旅行に対する夫の「先約至上主義」と、極端な合理性が生み出したバグ行動については、この記事を読んでいただければさらに納得してもらえるはずだ。
[https://note.com/just_viper6821/n/n7c805cfdfed2

おわりに

徹底的に家事を外注し、育児はチーム戦、食事や洗濯は個人戦。車内では動画を3倍速でインプットし、旅行先では容赦なくフィードバックをして、興味がなければ現地解散。
周りから見れば、極端でドライで、時には口喧嘩をしているように見えるかもしれない。だが、情報が目まぐるしく変わる時代において、古い考えに固執せず、お互いの成長のためにアップデートし続けるには、この距離感と合理性が不可欠なのだ。
日常がドライだからこそ、共有する時間は極端に濃密にする。それが、我々のパートナーシップである。

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