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護憲論3)平和主義、コインの裏表・再論

M A様  
ご回答ありがとうございます。特に中国と台湾情勢やロシアとウクライナ紛争の政治・経済・国際的な日本との関係を踏まえて、現状を懸念されておられるようですが、結局、あなたは、こう結論されておられる。

『「積極的平和主義は、結局のところ「相手国が戦争を仕掛けないこと」を前提としており、日本側には選択の余地がほとんどありません。戦争が発生した時点で積極的平和主義は敗北となるため、それだけに依存するのは危険です。

国家は合理的に行動する傾向がありますが、ロシアのウクライナ侵攻のように、勢力均衡が取れていたにもかかわらず、誤ったリスク評価のもとで戦争を決断するケースもあります。そのため、積極的平和主義と軍事増強を両立させることで、日本の防衛を確実なものにしていくべきです。』

当該のnoteで僕がわざわざ太字でこう記したように、

単に専守防衛──自国が攻められなければ何もしないと誤読している改憲派のみならず護憲派もまた同じ穴の貉!

まさに『「相手国が戦争を仕掛けないこと」を前提とする似非積極的平和主義』こそ、僕が先のnoteで批判したかった立場であったことをご認識いただきたい。

さらにあなは、『積極的平和主義と軍事増強を両立させることで、日本の防衛を確実なものにしていくべきです。』と主張されておられる。その一環として、憲法第九条を破棄して”改正”するべきだとおっしゃる。

このような場であるので致し方ないのですが、とりあず抽象的な反論ですが、再度述べさせていただきます。

僕のnoteで述べているように、消極的平和主義(戦争と武力行使の放棄)と積極的平和主義(国際協調に基づく国際平和への積極的な貢献)はコインの裏表の関係にある。

(1) 消極的平和主義の裏付けとしての積極的平和主義:
国際社会において、単に「戦争はしない」と宣言するだけでは、平和を維持することは困難。積極的平和主義に基づき、貧困の削減、人権の擁護、紛争の予防、国際協力の推進といった活動を積極的に行うことで、国際社会の安定に貢献し、結果として日本に対する潜在的な敵意や不信感を減少させることができる。これは、相手国が戦争を仕掛けようとする動機を根本的に弱める効果を持つ、能動的な平和構築の努力である。

(2) 積極的平和主義を支える消極的平和主義:
一方で、積極的な平和活動を行う上では、「国際的な争いを解決する手段として武力的手段は用いない」という消極的平和主義の原則が不可欠だ。この原則があるからこそ、日本の国際協力は他国からの信頼を得やすく、純粋な平和貢献として受け入れられる。もし日本が武力行使の可能性を残したまま積極的な平和活動を行っても、その意図は疑われ、真の国際協調には繋がりにくいだろう。

先のnoteの最後に、第一次イラク復興支援業務群長・番匠幸一郎一等陸佐のイラク・サマーワ基地到着時の訓示を紹介し、動画を掲示した。特に自衛隊のPKO海外派遣は、いわゆる”第9条護憲派”によれば、”自衛隊が軍隊に変貌してしまう”という懸念から反対する声が沸き起こった事実がそこで指摘されている。

しかし、動画で実際の自衛隊のPKO活動が立派に示した姿は、まさに「平和維持活動」であって、軍事活動ではなかったという証明であった。当該のnoteでも「自衛隊が軍隊・武力組織ではないのは、まさに日本国憲法の第9条を示せば良い。」と記したが、似非”第9条護憲派”と違って、日本の自衛隊は軍隊ではないという証明をするためにも、そして、積極的平和主義的活動である日本の自衛隊のPKO活動を成就させるためにも、特に日本国憲法・前文および第九条を破棄するべきではないと主張したい。そのための護憲論である。

護憲論1):消極的、かつ積極的平和主義としての日本国憲法
護憲論2):反論に対するAI回答
護憲論4):改憲論者へのAI反論

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