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くじら きつね の 月 <2025年6月の占い>

まとめると

何が起きる?

課題:木の葉(世界を作るもの)

 根から吸われた水や養分は、木の葉の先まで運ばれます。小さないく筋もの道がそこにはあります。
 木の葉は日の光を浴びて大きく育ち、やがて地に落ちて森の養分に変わります。
 一枚いちまいは小さなものですが、大きなものはこうして小さなものから成り立っているものです。

どうすればいい?

対策:果実(幸せ、達成、光るもの)

 手に入れたいものは、自らもぎ取りにいくのがよいようです。手段を選ばず、というわけにはいかなくとも、憧れるだけ、見ているだけ、では転がりこんできません。

阻むもの:果実(熟れすぎた果実)

 対策と呼応するようにあるのが、この「熟れすぎた果実」です。
 一つは、手に入れるタイミングが非常に大事になってくる、ということでしょう。
 もう一つは、手に入れたあとです。そのことに満足してしまい、道を見失う危険があるようです。

状況:海(深く暗い深海)

 海の底は、自らの内面をあらわします。暗く、光のない中に、何を見るでしょうか。どこまで深く、潜っていけるでしょうか。
 浮上することがよいのか、ここで見つかるものがあるのかは、人それぞれです。

助け:花(散るところ)

 風が吹いて、状況が変わることを示しています。

そしてどうなる?

結論:山(崩れる)

 実は、今月の初めもこの「崩壊」から始まるのですが、月全体にも響いています。これまで積み上げたものや、切り拓いた道が、損なわれることを示します。
 「課題」では「作る」ことがあげられているのに、結果は崩壊であるところが、今月をよく象徴しています。

 山の「崩れる」は「災い」の一つでもありますが、反対に全く別のものを見つけることをあらわしてもいます。
 崩れた山は、形を変えますが、それは新たな時代の始まりでもあるからです。また、崩れた土塊の中から思いもよらない何かが出てくることもあります。

お守り

お守り:山(登る)

 「結論」では崩れる山ですが、お守りでは、それでも高みを目指して登ることができると示されました。
 険しい道のりになるかもしれませんが、後押しがあります。


全体の流れ

 雨のそぼ降る暗い空のように、どこか晴れない様子がうかがえます。
 先月は「変化」に一区切りがつき、整えようとするための期間だとお話ししましたが、そこからなぜか、あまり好ましくない方向へ進みます。
 これは、何か悪いことが起こるわけではありません。この後の「影響するもの」で詳しく書きますが、自分自身と向き合わざるをえなくなることが、もっとも大きな理由です。

 また、状況としては先月の終わりに見られたような、「構築」されて「崩壊」という変化が非常に短い期間で起こります。これに振り回されることで、気持ちが疲弊することもあるかもしれません。
 別のところに目を向けるのも、気分転換にはいいかもしれないのですが、今月はあえて、じっくり、どっぷり、自分自身というものに浸かることをおすすめします。


影響するもの

くじら

深い深い海の底に住んでいる

 今月は、くじらときつねの月。中でも、この「くじら」がとても大きな影響を与えます。
 この「くじら」はみなさんの知っている哺乳類のくじらとは少し違います。深海に住み、鈍く深い青に光る鱗と長い尾を持っています。光の当たる海面に出てくることはありません。浅いところへ出てくるのなら、月のない闇夜か、嵐の中です。

 闇を象徴するくじらですが、同じように今月は、「海(深く暗い深海)」や「闇の月」「闇の星」も活発になります。
 「今月の流れ」にもあるように、これらは「自らと向き合う」ことへの示唆でもあります。

 自らと向き合うことは、人によっては非常につらいことです。今月は、あえて、そのつらさに身を置くことが必要なようです。
 もし、つらいとは思わない方がいるのなら、つらいと思うまで、とことん自分を見つめ直すことです。

 深海にあるのは、自分が普段、見ないようにしている自分の醜い部分でもあります。守り神の姿でいうなら、きらきらしい「とり」や「きりん」は見るからに神々しくありがたく思えます。反対にこの「くじら」は見る人によっては禍々しく、ありがたさよりも畏れが勝つでしょう。
 光と闇は表裏一体とよく言います。事実、光が強ければ強いほど、影は濃くなるものです。

 「自らの」と書いていますが、これは人ひとりの内面とは限りません。集団や組織、他のさまざまなものに、「裏表」はあるものです。
 ひとつ、必ず間違えないでいて欲しいのは、「向き合う」のは否定することや、罰すること、責めることではありません。
 ネガティブな面を知り、認めることです。それがしっかりとできれば、この後に来る大きな波を乗り越えることができるはずです。


あらわれないもの

 今月は、「いし」と「音(黄色)」が現れません。
 意味は全く正反対の二つですが、どちらも知識や情報に関わるものでもあります。
 自分との対話という意味で、「いし」の影響を受けないのは少し不思議に思えますね。「いし」が持つのは「沈黙」や「黙考」、自らと向き合うのなら、関係が深い気がしませんか。しかし、これは「外に対して」であるからでしょう。
 今月は、自分自身とは静かに対話することには、ならないと思います。ときに、かなり激しく闘うこともありそうです。


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