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【俳句幼稚園】~芙蓉、別れ鳥

芙蓉の花は、美人に例える草花の一つです。中でも、酔芙蓉すいふようは、時間の経過と共に、白からピンクへと花の色を変化させるのだとか。ロマンチックですよね(*^^*)

路傍にて微笑みし夕べの芙蓉
(ろぼうにてほほえみしゆうべのふよう)
【季語】:芙蓉

朝には清楚な白い花だったのが、夕方になると紅を帯びてくる。そんな芙蓉は、女性が艶然と誘っているかのようです。
帰り道の一コマより。

叶津の関を越えよと別れ鳥
(かのうづのせきをこえよとわかれどり)
【季語】:別れ鳥

 以前に、愛鳥週間でイヌワシを詠んだことがあるのですが、再びイヌワシです。

こちらは、少々説明が必要ですね。
叶津かのうづの関」とは、越後との国境、八十里越はちじゅうりごえのことです。一応、会津藩はここに番所を設けて、国境警備に当っていました。ただし、あまりにも山奥にあるために、利用者は少なかったようですが^^;

奥只見にもイヌワシが生息しているので、その光景を詠んでみました。
鳥には、国境など関係ありませんものね。新天地を目指させるがために、親鳥が厳しく突き放しているのではないでしょうか。叶津という別名が、親子の別れを予感させるような地名なので、こちらをチョイス。
余談ですが、八十里越のある只見町は、少し前に話題になった「峠」(河井継之助が主人公)で、河井継之助が没した地でもあり、継之助は八十里峠を越えて只見町に辿り着いたそうです。

※追記
つぐみさんよりアドバイスを頂きまして、修正。

叶津かのうづの関を越えゆく別れ鳥

by.橘鶫さん

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