【書評】読む度に、刺さる言葉が違うはず(ある編集者の主観:小寺智子)
誰かの人生を救う本。
この本は、そういう本だ。そう思った。
今回ご紹介するのは
小寺智子『ある編集者の主観』(サンクチュアリ出版)
です。

丸ごと一冊「主観」の本
「自分軸」という言葉が、私は苦手です。
正確に言うと、安易に「自分軸」という言葉を使える風潮が苦手です。
一体みんな、どれほどの軸があって、その生を全うしているのか。
この本の著者・小寺智子さんこそ、「自分軸」と言う言葉を使うに相応しい人。「自分軸」とは、こういう芯の通った人こそ使える言葉だよ、と思ったのです。言葉の端々に彼女の信念を感じました。
本人は「主観」の本だと書かれていますが、軸が通った「主観」だからこそ、多くの人に支持されるのではないでしょうか。
ちなみに、私がこの本を買った理由は「タイトルの良さ」+「サンクチュアリ出版」です。
小寺智子さんがどのような方がまったくの前情報を持たず(世間知らずですみません)、読みました。
著者が誰かわかっていない状態の私が、読んで心を動かされたわけです。彼女の筆力が、どれほどすごいか想像できるのではないかと思います。
読む度に、刺さる言葉が違うはず
この本は著者・小寺智子さんの考えをぎゅっと凝縮して一冊にまとめられた本です。生き方、恋愛、女性、仕事、家族といった観点から、魂のこもった文章がつづられています。
きっと、人によって、タイミングによって、刺さる言葉が違うのではないかと思います。
「今」の「私」に刺さった言葉はこちらです。
「(正しく作れば)必ず売れる」
そういう確信を重ねるための「直観」を研ぎ澄ませていくためのたったひとつの方法は、いかにアウトプット・インプット数を増やすか、それに尽きると思う。
売れないものを作る人は、頭のなかでこねくり回すだけで絶対的なインプット数が足りない。「作る」だけで終わっていて、「売る」ところまで設計していない。
はいぃぃ!私、私ですううぅぅ!頭のなかでこねくり回すだけでアウトプットもインプットもまだまだ足りておりませんんん!!
と、本に向かって土下座しそうになりました。
これレベルの突き刺さる文章がページをめくる度に登場します。ご自身に刺さる文章をぜひ見つけてみてほしいです。
あの頃の私なら、きっと人生を救われてた
もしこの本に出会ったのが、1年半前、私がどん底にいるときだったら。きっとこの本に人生を救われていたでしょう。そう思わせるぐらい、熱量のある本でした。
巻末に記された「My bucket list」(死ぬまでにやりたいことリスト)で彼女はこう書いています。
コデラ―たちを世界一幸せにする
「コデラー」とは、彼女のファンたちのことです。
自分のファンを、世界一幸せにする。かっこいい。小寺さん、愛が深すぎる。
そんな彼女の愛と魂の一冊。ぜひ、ご一読ください。
それではまた来週。
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