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算数ができるといいことがある!と思える絵本『1つぶのおこめ』

こんにちは。カブトムシの母です。

私は小学校で読み聞かせボランティアをしているのですが、絶対にはずさないテッパンの本というのが何冊かあります。

そのうちの一冊が『1つぶのおこめ~さんすうのむかしばなし~』です。

ここからはネタバレになります。

『1つぶのおこめ』

むかしインドのある地方に一人の王様がいました。
その王様は自分は王と呼ばれるにふさわしいと思い込んでいました。

ある年、その地方で飢饉が起きるのですが、王様は飢えた人々に米をわけることなく宴会三昧。

そんなある日、米蔵から宮殿へ象が米を運ぶ途中、かごから米がこぼれてしまいます。

それに気づいた賢い村娘のラーニはこぼれた米を拾って王様へ届けます。
感心した王様はラーニに何でも好きなものをほうびにやろうと言いました。

それに対してラーニは「おこめを1つぶくださいませ。」と言います。

それを聞いた王様はさらに「たった1つぶで よいのかね?おうたるもの、もっときまえよくほうびをとらせたいものだがな」と言いました。

するとラーニは言いました。

おうさまが そこまで おっしゃるらな、こんなふうになさっては いかがでしょう? きょうは、おこめを 1つぶだけくださいませ。そして、30にちのあいだ、それぞれ まえの ひの ばいの かずだけ おこめを いただけませんか? あしたは おこめを 2つぶ、 あさっては、 おこめを4つぶ、というように

『1つぶのおこめ』(光村教育図書)

つまり、1日目は1粒、2日目は1×2=2粒、3日目は2×2=4粒、4日目は4×2=8粒…と倍に増えていき、それを合計した分だけもらえるということ。


ここで、必ず子ども達に問います

「さあ、30日後、ラーニは何粒のお米をもらえると思いますか?」

元気のいい子どもが何人か、「1万」とか「10万」とか答えます。
これまでで最高30万くらいだったでしょうか。


これを読んでいるみなさん、何粒になると思いますか?

9日目 256粒 

12日目 2048粒

13日目 4096粒

16日目 32768粒

結構、増えましたね。

21日目 1048576粒

一気に増えた!

24日目 8388608粒

そして…

    ・ 
    ・
    ・
30日目 536870912粒!!

合計すると、なんと!

10億7374万1823粒!!!


ちょっとびっくりしませんか?

私も初めて読んだ時には「おお!」と驚きました😲

この本のステキなところは、ストーリーの面白さに加え、絵の美しさもあります。

動物たちが米を運んでくるのですが、鳥やライオン、ヤギ、サルなど最初は一羽/頭/匹だったのが、鹿8頭、牛32頭…とどんどん増えていき、最後は256頭の象!


折り込んであったページを横に広げて256頭の象を見せると、子ども達から「おおー!」と声が漏れます。

この瞬間が大好きです。

このページ、さらに左右に広がります。本当に256頭いる!

最後、米を失った王様は、これからは米はみんなでわけることにすると約束し、それからは、いい王様になりました。
めでたし、めでたし。

1粒のお米がまさか10億粒以上になるなんてびっくりですよね~。

と、自分の手柄でもないのに、得意になる私😆✨

子ども達が驚いてくれるのは、読み聞かせの醍醐味です。


私はこの本を「大きい数」を勉強したばかりの4年生に読むと決めています。

が、お受験する子や公文などに通っていて大きい数がわかる子なら、もっと小さい子でも楽しめるかもしれませんね。

最後のページに1日目から30日目まで計算したものが載っているので、親子で計算して確かめてみるのも面白そう。

というわけで、算数って大事だなぁと改めて気づかされる絵本の紹介でした。

よかったら読んでみてください。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。



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