【バケツと表面張力理論 中編】ストレスは多種多様 ~種類ごとの扱い方~
ストレスにも種類がある
前回は「バケツと表面張力理論」を使って、
感情には「溢れる前のサイン」がある、
という話をしました。

ただし、気を付けなくてはいけません。
バケツの中身は、水だけとは限らない
ということです。
今回は「バケツと表面張力理論」の中編です。
前編はコチラです。
最近のストレス発散は、焼き大豆のかわずです。
タンパク質なので、ダイエット中でも
罪悪感なくて助かってます。
◇ 感情はすべて同じではない
「ストレス」という一言で言っても、
実際の中身はかなり違うように感じます。
例えば
・少し疲れた
・イライラする
・寂しい…
・悔しい!
・後悔している
・どうにもならない現実がある
これらは、確かに全て「しんどい」ですが、
同じ方法では扱えません。
ここで、感情をバケツの中身として分けて考えてみます。
(今回はわかりやすいように3分割で説明していきます。)
油:日常的な感情や疲れ
(比較的表面にあるので、捨てやすい)水:ドロドロした執着や怒り
(愚痴るなど、捨て方がある程度検討がつく)砂利:重くて動かしにくい現実や後悔
(どうやって捨てていいかわかりづらい)

今日はこの中でも、
一番扱いが難しい「砂利」について
お話していこうと思います。
◇ 砂利とは何か
砂利は、水のように流れません。
ちょっと傾けても出てきません。
理由は、油や水より重いからです。

例えば:
変えられない過去
取り返せない選択
家族の問題
失ったもの
自分ではどうにもならない現実
こういうものは、
「発散すれば楽になる」という性質ではありません。
だから多くの人が
水(疲れやちょっとしたイラだち)と
同じ方法で扱おうとして発散できず
に悩んでしまいます。
◇ 「捨てる」という言葉の難しさ
抱え込まなくていい感情に対し、
「手放しましょう」
「忘れましょう」
「捨てましょう」
と言うこともあります。
でも砂利は、
そんなに簡単に捨てられるものではないと思っています。
重いものを無理に持ち上げると、
体を痛めてしまいますしね。
心も同じです。
だから砂利に対しては、
少し違う発想をしてみると
良いかなと思ったんです。
それが、
「捨てる」ではなく「運ぶ」
という考え方です。
◇ 一人で運ぼうとしない
砂利が難しい理由は
・重いから
・一番底にあるから
・形があるから
水は形としては曖昧ですが、
砂利は現実として存在しています。
例えば、
「親との関係は変えられない」
「失った時間は戻らない」
「過去の出来事は消えない」
こういうものは、
考え方を変えれば消える、
といったものではありません。
だからこそ、
一人で運ぼうとすると動かなくなります。
◇ 「運ぶ」という発想
砂利は、処理の仕方が違います。
水のように流すのではなく、
適切な場所へ「運んで」「処理する」
必要があります。

イメージとしては、
重機で動かす
小さく砕く
何度かに分けて運ぶ
別の場所に置く
こういう作業に近いと考えています。
そしてこの作業は、
一人でやらなくてもいいものです。
一人でやるには無理がある場合も多いと思っています。
◇ 道具と難易度
ここで大事なのが「道具」です。
感情の種類によって、
必要な道具は変わります。
例えば:
ただの水
→ 誰かに聞いてもらうだけで十分なことが多い
恋愛の悩み
→ 恋愛経験のある人の方が理解しやすい
砂利のような問題
→ 専門家のサポートが役に立つ
これは優劣の話ではなく、
難易度の話です。
軽い荷物と重量物では、
使う道具が違うのは自然なことです。
◇ 「何を使えばいいかわからない」とき
もう一つ、よくある状態があります。
自分のバケツの中身が、
水なのか
油なのか
砂利なのか
あるいは泥水や、小石なのか
分からない状態です。

これは珍しいことではありません。
人は、意外と自分の感情がなんなのか
はっきりわからないことは多いんです。
そして、しんどい時ほど分からなくなります。
そんなときは、
「仕分けから手伝ってもらう」
という選択もあります。
◇ 砂利は「消すもの」ではない
砂利は消えません。
形はあるし、重いものです。
でも、
置き場所を変えることはできます。
持ち方を変えることもできます。
分けることもできます。
小さくすることもできます。
それだけで、
ずっと気持ちが楽になるものです。
砂利、つまり、
重いストレスをなくすことは難しいかもしれません。
でも
安全に扱える状態にすること
ならば、できるかもしれません。
次回予告
ここまでで、
バケツの中身には種類がある
砂利は運ぶもの
道具が必要
という話をしました。
次回はいよいよ最終回
「サイフォン効果」
の話をします。
そして、
なぜ「一緒にこぼす」と楽になるのか
伴走するとはどういうことか
実際にどう関わるのか
という「実践」の部分まで書いてみようと思います。
一度きりの人生、
やりたいことをやって生きていきましょう。
・~・~・~・~・~・~・
【🐸から一言】
砂利は捨てづらいものです。
それを何とか対処しても
いつしか、溜まってしまうものです。
だから、
私はちゃんと処理できたから大丈夫!
と無理をする必要はありません。
対処しきれていない。
あるいは、対処した後に
溜まってしまっている可能性もあるんです。
自分の感情だから大丈夫、と思わず
しんどいと思うなら
抱え込まないようにしてくださいな。

おたま吉:
最後までお読みいただき、
ありがとうございましたじゃくし!
次回もオタマしみ(お楽しみ)に~
ここぱ:
自分のことは、自分が一番わかってる。
なんて言うけど
それを否定するわけでもないけど、
その一番わかってる自分でもわからないことは
あると思うのよ。
だから、自分をわかるお手伝いを
誰かにしてもらう。
それはプロのカウンセラーなら、
きっと気持ちを分解してくれると思います。
でも、
身近な人とお話しても
ある程度分解できることもあると思います。
だから愚痴をこぼすっていうのは、
大切なことだと思ったわ。
