話せなかった私へ|人を信じられなかった50代の私が、今ようやく言えること
子どもの頃、わたしはいつも周囲に気をつかっていた。
親戚が集まれば、祖父母の後ろに隠れ、お客様が来れば、陰にひっそりと身を潜めていた。
「いい子にしていよう」
「迷惑をかけないようにしよう」
——そんな気持ちばかりが、胸の中を占めていた。
小学生になっても、中学生になっても、周囲に溶け込むのが上手な子ではなかった。
話しかけるのが怖くて、グループに入るのが苦手で。
何度も「なんでみんなみたいに自然に笑えないんだろう」と思ったことがある。
いじめられたこともあった。
でも、そんなことを家族に言ったら心配させてしまう。
迷惑をかけたくない一心で、学校に通い続けた。
笑顔でいよう。
それだけが、わたしにできる精一杯だった。
人と仲良くなることよりも、嫌われないことのほうが重要だったあの頃。
心の内を誰にも打ち明けられなかった、あのときの自分の肩を、今ならそっと抱きしめてあげたい。
大人になってからも、正直なところ、人を信じることは苦手だった。
いくら笑って会話しても、本音までは出せなかった。
だからなのか、ある友人に言われた言葉が、ずっと心に残っている。
「あなたは、話をよく聞いてくれた。でも、自分のことは全然話してくれなかったよね。少し寂しかったけど・・・それでも、いつもいつも助けてくれてありがとう!感謝してるよ。」
その言葉を聞いたとき、胸がいっぱいになった。
わたしって、そうだったんだ……と初めて気づいた。
誰かにとって「ただ、そばにいてくれるだけで安心できる存在」だったなんて、思ってもみなかったから。
今、50代になった。
子どもも手を離れ、少しだけ自分の人生を振り返る余裕ができた。
「わたしって、どんな人だったんだろう?」
「これから、どうやって生きていきたいんだろう?」
そんなことを考えるようになった。
これまでは“がんばる自分”が当たり前で、
「強くあらねば」と、心に鎧を着ていたように思う。
でも最近は、鎧を脱いでもいいかなって思えてきた。
「誰かのため」にがんばる人生ではなく、
「わたし自身がどう在りたいか」を考えるようになった。
このnoteも、その一歩。
そして、本音で書いたブログ記事も、もうひとつの一歩。
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このnoteを読んで、少しでも共感してくださった方へ。
過去の自分へ宛てたような気持ちで綴ったブログ記事があります。
話せなかった私へ。人を信じられなかった50代の私が、今言いたいこと
人との距離に悩んだことがある人。
誰にも言えずに飲み込んできた感情を抱えたことのある人。
そんな方に、そっと届けたい文章です。
「ブログって、もっと明るくて役に立つものじゃないの?」
そう思う方もいるかもしれません。
でも、わたしは「気持ちを書き残す」ことに意味があると信じています。
👉「話せなかった私へ。人を信じられなかった50代の私が、今言いたいこと」
どんなに小さくても、わたしの本音が誰かの心に触れたなら、
それだけで、ブログを書いた意味があると思っています。
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わたしもあなたも、これからの人生を少しずつ優しく整えていけますように。
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静かに書いたこの気持ちが、どこかで誰かの心に届きますように。
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