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救済(読解版)


作者による読解になります。




昨日から、今日はこの『救済』の読解を書こうと思っていたので書きました。


・「僕は助けられることが好きじゃない」?
 ・いいえ。

・じゃあ、「何」が好きじゃないの?
 ・助けられることで立ち位置を変えられることを嫌っています。

・「ラベルが『助けが必要な人』になってしまう」とは?
 ・相手からの、自分への認識が「自分では解決出来ない人」に変わることを示しています。

・「善意があるかどうかは関係ない」のはなぜ?
 ・意識的にでも、無意識でも同等に起こることを指します。

・「助けられた」が示すものは?
 ・状態という「事実」を指しています。

・「肩書きは消えずデータとして受け継がれ共有される」とは?
 ・認識も事実も、相手の記憶や記録として残り関わった人間に共有されることを指します。

・「みんなの僕を見る目が変わる」とは?
 ・「僕」へのラベルが変わり、必然と「僕」への認識が変わったことを指しています。

・「僕ではなく、僕という存在が弱くなった」とは?
 ・僕そのものではなく、僕という存在の立ち位置が助けが必要な「弱者」になったことを指します。

・「一度広がった認識は覆せない」とは?
 ・相手が事実として受け止めた認識を定義し直すことはできないため、共有された認識を覆すことも出来ないことを指しています。

・「助けられた過去を背負い、無意識の感謝の要求が続く」とは?
 ・事実を忘れる行為は許容されず、相手の記憶や記録への配慮が続くことを示しています。

・「この行為に、時効はない」のはなぜ?
 ・「事実」は消えないことを指しています。

・「僕は救ってくれた人の横には立てない」とは?
 ・「助けた側」と、「助けられた側」とで立ち位置に明確な差が生まれたことを指します。

・「僕の立ち位置は、その人の半歩後ろ」とは?
 ・「同じ」よりも、「合わせる」寄りの立ち位置に変わったことを示しています。

・「救済に必ずしも善悪が伴わないのはこういうこと」とは?
 ・ただの「成り立ち」ということを指しています。

・「僕は、僕を救おうとした人の自尊心を満たした」とは?
 ・相手の「助けたい」という欲求を満たしたことを示しています。

・「本当に人を救ったのは僕だ」
 ・人間は、人の役に立つことで自己の持つ悔いなどの消化をする。その「消化」の役割を担った心理を指します。

・「僕がいるから、救済が成り立つ」とは。
 ・「僕=消化」の役割がいることが、「人を助けることで報われる」という救済の核であることを示しています。



具体的な説明。


僕は、救済そのものではなく救済という行為に付いてくる付属品という役割装置の存在を嫌っている。

その付属品を、自分は持つことも出来ない。

同じ付属品を持ったもの同士が対等でいられる、対話が成立するようになってしまう。

付属品は壊れず、生涯にわたって持ち主の「記憶」「記録」「共有」として存在し続ける。

僕は、付属品を触れる位置にはいない。

けれど、その付属品を相手が手に入れられたのは僕の存在のおかげだ。

だから、付属品を嬉しそうに持つ人たちの、その付属品を上げたのは、僕だ。


今回の具体的な説明は、なんとなく比喩の方が分かりやすいかな🫠?と思ってシンプルに比喩って(?)みました。

シンプルに言うと、本質は「相互作用」のはずなのに、格差が生じてしまうということですね。

よく、「絶対病院行かない!!」「救急車呼ぶなっ!!」とか、典型例かな?と思います。




ありがとうございました。


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