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Richard Lee Mckinney

1953年10月12日生まれ。10度の世界選手権に出場し、1977年オーストラリア・キャンベラ、1983年アメリカ・ロサンゼルス、1985年韓国・ソウルの3大会で個人優勝。オリンピックは4度出場するが、1984年ロサンゼルスオリンピックでの個人銀メダルが最高。

1977年の世界選手権までアメリカ国内を含め、マッキニーはダレル・ペイスに勝つことができなかった。それについて彼は、「今まで自分は何をしてもダレルのコピーでしかなかった。だから彼を抜くことはできなかった。」と話していた。
そこで彼は1976年、それまで使っていたペイスと同じHoytの弓を「YAMAHA」に替え、スタビライザーもダレルが使い出し当時主流であったV-Barをやめ、その後「マッキニースタイル」と呼ばれる新しいセッティングを使い、初めてダレルに勝つことになった。
「ペイスとは違う弓を使い、自分のアイデンティティーを確立することで、世界チャンピオンになることができた。」

1975年 Hoyt + Triple Stabilizer                               1976年 Hoyt + V-Bar
1977年 YAMAHA + M-Style
1977年 World Champion

1978年に来日の際、彼が始めて世界チャンピオンとなった時の写真に記念のサインをもらいました。この時彼に一言アドバイスを書いて欲しいと言ったところ、書いてくれたのがこれです。「Good Shooting Always」や「Best Wishes」といったお決まりの文言ではなく、彼は「Think」と書いてくれたのです。
「Think」と書いて、頭を人差し指で指さしたのです。彼がやっと手に入れた「世界チャンピオン」の称号はバカではなれません、と言っているのです。世界で2番ならあり得ても、世界の頂点に立つには素質や体力や体格だけではなく、なおさら努力や運だけではなく、「頭」が不可欠なのです。


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亀井 孝のアーチェリーノート 貧しいアーチャーです。点数はお金で買えませんが、もしこの記事があなたのアーチェリーに幸運をもたらすと思われたら、チップをお送りください。 きっとあなたのアーチェリー人生は、素敵なものとなるでしょう。