学校へ行ける可能性
「制服も体操着も着たくない」
中学生になった子どもはそう言って、
試着さえしようとしません。
小学校から不登校で、
中学に入っても、特に心境に変化はないようでした。
中学には特別教室があるので、
行けるようならそこへ行くことにしました。
「心理的に、制服や体操着を着ることに抵抗があるようです」
私は、担任と学年主任の先生に、そう伝えました。
「私服でもいいでしょうか? 」
学校側は相談のうえ、こう返答しました。
「特別教室のほかの子も、
私服がいいと言い出すと困るので難しいです」
その返答は、つまり
「うちの子が登校できる可能性はない」
ということです。
私は思いました。
「ほかの子も私服がいいと言い出すかもしれない」
というのは、“困るほう”の可能性です。
けれど、
「ほかの子がそう言い出さない」という可能性もあるはずです。
そこで私は、こう提案してみました。
まずは、うちの子が登校できるかどうか。
もし登校できたとして、
特別教室に顔を出して挨拶だけして帰るなら、
私服でも許可してもらえないでしょうか、と。
教室に滞在できるようになったら、
その時にまた、
服装について相談すればいいのでは、とも言いました。
その頃には、
子どもの心境も変わっているかもしれないからです。
すると先生は、
「それなら……」と許可してくれました。
「学校では制服か体操着で」
それは、学校に所属するためのルールです。
きっと、そのルールにも理由があるのでしょう。
けれど、私は思いました。
当たり前すぎるルールのために、
学校へ行けるかもしれない子の可能性まで、
閉ざしてしまうこともあるのだと。
・・・・・・
公式LINE登録で
「自分を整えるため」の質問をひとつ
プレゼントしています。
そのための問いや気づきも、
ときどきお届けしています。
オラクルも受け付けてます。
よかったらこちらからどうぞ。
⇩
神代奈々公式ラインはこちら
