【芝居感想】ピグマリオン@Brillia HALL
「マイ・フェア・レディ」がバーナード・ショウのこの戯曲を下書きにしたものであることは知っていた。
「マイ・フェア・レディ」(1964)が麗しのオードリー・ヘップバーン主演名作ミュージカルである ことは周知のとおり。
日本でも何度も上演されている。
wikiの記録では1963年から27回上演となっていた。
いかに、愛されるミュージカルかがわかる。
(I COULD HAVE DANCE サイコー!)
その原作戯曲がこれ。
その元はギリシア神話をベースにジャン・ジャック・ルソーが書いた戯曲
何度も戯曲化されるということは魅力的な主題なのだろう。
【以下、ネタバレ】
ピグマリオン主役は訛の強いみすぼらしい花売り娘イライザ。
この娘をレディに仕立て上げると賭けをするヒギンズ教授。
女性を自分の思いのままに仕立て上げていく。
という話はだいたいギリシア神話のピグマリンがベースと考えていいかもしれない。
「プリティ・ウーマン」とかもそうだ
『舞妓はレディ』は和製「マイ・フェア・レディ」ってとこだ
最後は仕立て上げた男が、自分の仕立てた女性を愛するようになり
めでたしめでたし。
ところが
「ピグマリオン」は違った
イライザは自分を愛してくれると言う若い男と結婚する
バーナード・ショウは「ピグマリオン」のこの結末にこだわったらしい
見慣れた結末と違うので最後が何やら「???」と、いう感じではあった。
が、普通そうだよね。
若く、自分を認めてくれる人を選ぶよね。
と、納得できる終わり方でもあった。
ヒギンズ教授、六角さん。すみません。あなたを愛することはできません。
平田満さんは言うまでもないですけど、紳士でした。
橋本くん、かっこよかった。
それにしても、女優陣がすばらしかった。
池谷のぶえさん、春風ひとみさん。本当にありがとうございます。
そこにいるだけで、安心感が半端なかったです。
そして、エリカさま。
お願いだから、もう、この道から外れないでください。
依存症とかなりそうだったら、対人支援のツールを全部だしますから言ってください。
これから、沢山の舞台を経験して、もっと輝ける人になるますよ。
そう思うと、この演目はエリカさまにぴったりだったんじゃないか。
元に戻れないなら、先に進む。自立する。
玉の輿にのっても、人生は続く
自分で道は選択できる。
少し、助長気味だったのは戯曲が古いせいかもしれなかった。
台詞の量が半端なく、六角さんとエリカ様は四苦八苦していたに違いない。
こんな、しゃべる人、今いませんけどねえ。
