晩ごはんの途中で、仕事を気にしていた私へ|一点集中術を読んで
先日「ジャケ買いした」と書いた『一点集中術』の本。
とても課題感の強いテーマだったので、1日で読了して、その日から実践している。いまのところ、とてもよい。

次は第2章を書くところ
なんか、冒頭がとてもよかった。
「いますぐ仕事の9割を人に振りましょう」「これ以上、責任を背負い込んではいけません」みたいな机上の空論を言わない本ですと書いてあったから心を掴まれた。そうなんよ!!となったのだ。
9割を振れる人ってどんな人なわけ??そもそもフリーランスは基本的には働かないと収入にならないし、でもひとりだから使える時間の上限も決まっている。このバランスが永遠の課題な気がする。
本に書いてある内容自体は「そうだよね」と感じることが多かった。
マルチタスクとか、存在しないから
というのは、たしかに…言われてみればそうよね、だった。
マルチタスクは存在しない。高速でタスク・スイッチングしているだけ。そしてその切り替えを繰り返すたびに脳は疲れて、知力も下がっていくらしい。脳が疲れるだけならまだしも、記憶力とか理解力にも影響が出てくると聞くと「こっわ」となった。
本の最初のほうにあった「気が散っている人は、非効率なだけでなく、不注意で失礼にもなる」という言葉は、ちょっとドキッとした。
仕事というよりも、子どもへの接し方だ。ながら対応になっていることが多いなあ、と思った。
最近、仕事で気がかりなことがあったりすると、晩ご飯の途中に「ちょっと1通だけ打ってくる」と席を立つことがあり、悩みながら文章を打っている間に「ごちそうさま~」となったりして。ごめんね、と思うことが複数回あったのだ。
でも本のなかに「そんなに1分1秒が大事な仕事って、医者くらいじゃないか?」という感じの文章があり、心底ドキッとした。
私が、仕事を気にして一瞬でも席を立つことは、家族との晩ご飯の時間よりも仕事を優先しているということにならないか?と。そんな生き方がしたかったんだっけ。
家族との時間を大切にしたいから、この働き方を選んだはずなのに、だ。本末転倒が過ぎる。
この晩の飯のケースで私に必要なのは、たとえ気がかりなことがあったとしても「いま、この瞬間は晩ご飯に集中する」という覚悟なのだと思った。
そう考えたら、結局のところ、一点集中術というのは意志なんだと思った。
詳細は本を読んでいただくとして、内容でいちばん刺さったのはここ。

完全に集中するということ
SNSやチャットなど、いろんなことが私達の注意を奪っていこうとするなかで、いまの自分にいちばん大切なことを選び続けること。まわりからの圧力とか雰囲気とかに流されず、優先順位を保つというその覚悟を持つこと。
究極的には「自分を大切にすること」なのだろうなと思った。
この本を読んで私が取り組み始めたのは、とても小さなこと。
たとえば、こんな感じ。
・仕事を同時並行でやらない。終わるまで他の仕事に取り掛からない
・チャットが来ていることに気づいても、目の前の仕事が終わるまで開かない
・開くタブは最小限にする。ひとつ仕事が終わったら、そのタブは閉じる
・時間を決めて区切る。似た仕事はまとめて、タイミングを決める
これを意識するだけで、不思議と集中力が上がった気がする。
チャットが来ているけど開かない。意識を途切れさせない。というのは、簡単なようで難しいんだけど、慣れればいけそうな気がする。
あ、あと朗報だったのは「集中力を必要としないことなら同時進行してもいい」ということ。
家事をしながら音楽を聴くとか、そういうのはOKだそう。むしろ大事なのは、なには集中力が必要なのか、なにには集中力が要らないのか、を見極めることなのだろう。
この本は2017年に出た本で、私が手に取ったのは新装版らしい。前のタイトルは『SINGLE TASK 一点集中術』だったそう。知らなかった。
たぶん、この本、他のタイミングで読んだとしたら「ふーん」で終わっていたかもしれない。時間がなくて心をなくしそうなときに読めたからこそ、こんなに響いたんだろうなあ。
私の時間をなにに使うかをシビアに考えていきたい、2026年。やりたいことリスト100もあるし。ここから気持ちを切り替えていくぞ。

至福の時間である
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