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プロフィールを2,000時間考えたら、自分の仕事の軸が見えた

個人HPを作り始めて半年。あまりに迷走していて笑えてきたので、先日から公開改修をすることにした。

前回のnoteはこちら。

今回はプロフィールを磨き直した記録なのだが、書き直していくうちに「自分の仕事の軸」がはっきり見えてきた。

プロフィールをじっくり考えるの、めちゃくちゃ大事だわ。

このnoteにはどう考え、なにを入れたかの思考回路をみっちり詰め込んだので「これからフリーランスになりたい人」「独立したい人」にとって、考え方の参考になればうれしい。

でも正直なところ、磨き込んだHPのプロフィールを読んでもらうよりも、このnoteの方が私の経歴が1000倍よくわかる気もする。

なので、いまは「綺麗なプロフィールを書くのを頑張るよりも、プロフィールになにをどう書くかを決めるまでの過程にじっくり書いたほうがいいんじゃね?」とすら思っている。

まずは変更前のプロフィールから、どうぞ。

変更前のプロフィール

こちら。

経歴のみのシンプルな感じ

実は見直す前のプロフィール部分は、あまり時間をかけずにささっと書いていただけだった。そもそも自分のなにを売りにしていくかも決まっていなかったので「とりあえずは最低限でいいか」と思っていたのだ。

半年迷走した結果、ようやく「サービスとしてなにを提供するか」が自分のなかで定まってきたのを受けて、プロフィールも丁寧に見直すことにした。

変更後のプロフィール

変更後がこちら。

結果として少し文章量が増えることになった

大きな変更点は以下の2点だ。

  • 退職や転職のきっかけを追記した

  • 大切にしていることを追記した

以下、変更箇所となぜそう変えたのかの理由を、ものすごく具体的に書いていく。

変更した箇所と思考回路まとめ

出身大学の紹介のしかた

最新の文章はこちら

まず悩んだのは大学の書き方だ。結論としては「大学名と学科まで」を書くことにした。

4年間みっちり学んだスペイン語は、いまの仕事には直接的には活きていない。だから別に書いても書かなくてもいいんだけど、英語ではない言語を学んだことがあるバックグラウンドはちらりと入れておきたかった。

ちなみにスペイン語を選んだのは高校生時代にのめり込んでいたスペインのテニス選手の通訳になりたかったからだが、いつのまにかその熱は冷めていた。という話を就活時代の面接でするたびに面接官には笑われたものだったが、あれから20年経っても「ものごととの出会いは小さなことでいい」と思っている。

スペイン語を学ぶことはとても楽しくて、発音は簡単なのに文法は英語よりよっぽど難しいところとか、単語の成り立ちを知るのとかも超おもしろかった。私にはスペイン語がいちばん合っていたと思う。フランス語でもなくイタリア語でもなくポルトガル語でもなく。この感覚は語学を学んだことがある人なら伝わるのではないかと思う。

と、冒頭からいきなり語学への愛を語ってしまったのだが、なんと、いまの仕事にはスペイン語どころか、英語も活かせていない。

というわけで、いまは英語の仕事を絶賛!大募集中!!だ。なので、あえてどーんと大学名を入れておくことにした。響きから英語ができるっぽいでしょう。実際、会社員時代の15年間ずっと仕事で英語を使ってきたので、英語はいける。

正直スピーキングは、外国人と仕事でペラペラ流暢に話せるレベルではない。まあ普通に会話はできるけど、金額とかゴリゴリのシビアな交渉をしろって言われたら「ちょっと3ヶ月、集中レッスン受けていいですか!?」という感じだ。

TOEICだって試験時間のあいだ集中力が続かなくて、たしか最後に受けたときには850点くらいだったはず。10年以上前の、おぼろげな記憶だが。875点だったかな?具体的な数字すら忘れてしまった。

たぶん外語大で900点いってないのは低いんだろうなとは思うんだけど、スコアを取るために勉強するのが本当に無理なのだ。満点取ったら300万もらえるなら頑張るかもしれないけど。

なので私の英語は、読み書きは得意だけど、話すのと聞くのはちょっと苦手という、ザ・ジャパニーズな感じだ。留学経験もない。2週間くらいのホームステイでカナダのバンフとオーストラリアのグラフトンに行ったことはある。スペインはサラマンカに1ヶ月だけ行った。

しかも留学しなかった理由が遠距離恋愛したくなかったからだというのが馬鹿げてるでしょう。そこはしとけよ。留学しなかったことだけは人生で超後悔している。20年前のあんたね、教えてあげるけど、その人と結婚しないから!!

あっ、でも夫と出会えたのは留学しなかったおかげだから、それはよかったかもね!(と無理やり綺麗におさめようとする人)

英語の話に戻すと、英語は仕事では15年くらい使ってきたので、現場でのコミュニケーションには困らない。

輸出入の実務もやったし、海外工場と英語でやり取りしてものづくりもしてきて一度も不良品を出さずにプロジェクトを回してきたから、現場のコミュニケーションとしての英語には自信がある。

特にバックグラウンドが異なる相手にも伝わるような文章を書くのが得意だ。読めばわかる、誤解しようのない文章の書き方を磨いてきた。

1社目の紹介のしかた

続いてのポイントは「新卒で入った会社名と仕事内容をどこまで書くか」だ。

ここはわりとしっかりめに入れることにした。最初の会社で社会人としてのイロハを教えてもらった。私のビジネススキルの基礎はこの会社で培ったものなので、書いておく必要があると思ったのだ。

特に分析系のスキル。私は数学がめちゃくちゃ苦手だったのに結果的にいま分析の仕事をできているのは、新卒1年目でゴリゴリに数字を扱う仕事をさせてもらったからだと思っている。

ほかにも大きな組織での合意形成のやり方から報告資料の作り方、議事録の取り方まで、いろいろと叩き込んでもらった。

けどなあ、この会社を辞めたのは結婚が直接的なきっかけだったとはいえ「会社にしがみつかずに生きられる自分になりたい」という思いもかなり強かったのに、辞めて20年近く経ってもプロフィールに会社名に入れるのは、なんかすがってる感じがあるのかなあ?

でも履歴としては残り続けるものだから別にいいのかな…と、ちょい悩みながらも、「でもあの時代に鍛えてもらったことが活きてるのは事実だから、感謝の気持ちと補強の機能を兼ねて(?)入れておくか!」と心が決まった。

ちなみに結婚を機に辞めたのは、毎日お弁当を作り「おかえりなさい」と言える妻になってみたかったからだった。餞別として同期からは(リクエストして)ミシンをもらったが、申し訳ないけれどあまり活躍させられなかったし、専業主婦生活は半年もたなかった。「うわー!家にいるの飽きた!働きてえ!」となってしまったのだった。私は働き続けなければいけないんだなとよくわかった。

2社目以降の経歴の書き方

続いては「2社目以降のキャリアをどう書くか」だ。私は合計で3社経験しているが、2社目と3社目の社名は書かないことにした。

世の中で知ってる人がグッと減るため、プロフィールを読んだ人が「その会社、知らん」となって離脱するのを避けたかったから。会社名ではなく職種を見てほしいと思ったのだ。

商品開発の経歴を書くことで「段取り能力」があることを、ベンチャーの新規事業を書くことで「整っていない場所でも働けること」と「ウェブマーケティングを会社にいたころからやっていること」を伝えたかった。

そしてその会社を選んだ理由に「大好きな文房具に関わりたかったこと」と「外国語を活かしたかったこと」を入れた。これはなくても文章としては成り立つが、人柄を想像してもらうために入れたいと思った。

実は私、就活時代に文房具メーカーを受けようとしていたのだが、知名度や収入面の不安から、途中から志望を「ザ・大企業」に切り替えた経緯がある。

実際に働いてみて、私はやっぱり好きなものに関わりたい人間だったと実感したので、2社目で文房具メーカーを目指し直したのだ。

好きなものを開発する仕事はとても楽しく、凹むことがあっても街を歩いてお店に置かれているのを見れば元気になれた。未経験から商品開発の仕事をさせてくれた当時の上司には心から感謝している。

3社目に入った理由は、スペイン語を扱えるチャンスがあったからだった。英語を使える仕事はわりとあるが、スペイン語を使える仕事はあまりなかったのだ。大学時代に学んだスペイン語を活かしたかったことと、ベンチャーでの多様な経験を積みたかったことが転職の理由だった。

3社目は社員数人の創業まもない会社だったのもあり、社長直下で働くことになった。社長のことを私は天才肌の努力型人間だと思っているのだが、その人のする経営判断のひとつひとつを間近で見ることができたのは本当にありがたい経験だった。

私の経歴で面白いのは、大企業、中小企業、社員数人のベンチャーという異なる規模の組織を経験していることだ。大企業の論理も、中小企業の雰囲気もわかるし、ベンチャーのスピード感・なんでも自分でやらなきゃな感じのカオスさもわかる。

郵便物はオフィスの指定のポストに入れれば業者が運んでくれる世界から、自分で伝票を書いて宅配業者に集荷の電話をする世界までグラデーションで経験している。どちらがいいということではないけれど、違いがあるということを知っていることは強いと思っている。

独立後の経歴の書き方

独立してからのプロフィールは、なににしようかと迷いつつ「思考整理」と「会議同席」を入れた。

「思考整理」はまだしも「会議の同席」は一見すると「??」と思うかもしれないが、私の個性のひとつに会議を使って空気を(いい意味で)壊していくがある。

なんとなく意見しにくそうにしている人がいたら代わりに聞いてみたり、「気になってることがあるんですけど」と話し始めたりする。もっと活発なコミュニケーションが必要だと思ったら「◯◯さんはどう思いますか?」と突然振ってみたりする。

相手はいい迷惑かもしれないし、おせっかいおばさんかもしれないけれど、やらずにはいられないのだ。やった方がいいという確信があるから。

「実務と対話を大切にしている」を追加したのは、コンサルではなく実務もできる人間であることがいちばんの特徴だと思っているからだ。「〇〇と言われています」ではなく「やったことがあって実際に〇〇でした」と言いたいのだ。だから40歳になっても未経験のことばかりやっている。

プロセスを大切にすることは対話を大切にすることでもある。私がサービスとしている「過程を言葉にする」には、人との対話は欠かせないのだ。

そしてこのあたりで「WEB解析士」と書いていた部分は、実は正確には「ウェブ解析士」だったことを思い出した。「言葉はちゃんと使わないと信頼を損ねます!」と元編集者のフリーランス仲間に教えてもらったのを思い出し、ひっそりと「ウェブ解析士」に直した。

正直いまだに「伝わればどっちでもよくない?」と思っているけれど、とりあえず直した。郷に入ってはなんとやらだ。個人で生きていく人たちの郷ね。

でも私はテストで100点は取れないタイプなので、たぶん資料に誤字はたまにあるかもです…ごめんなさい…センター試験の英語で読み飛ばして1問間違ったのをいまだに悔やんでいる…

最後の部分の書き方

最後に自分の興味があることを少しだけ書いておこうということで、内省と文房具と読書を書いた。

内省が好きなことは「思考整理」をサービスにするうえでは伝えた方がいいと思ったし、文房具を使ってアナログにノートにまとめるのも私の個性なので文房具も入れた。読書が好きな人は話が合うことが多いので入れた。

いちばん最後にさらっと2児の母であることも入れた。母であることは仕事に直接的には関係ないけれど、24時間働けるわけではないことはうっすら伝えたいと思った。

意識して加えたのは「毎日noteを更新していること」だ。思考の整理をお手伝いする人として、毎日ちゃんと考えて文章を発信している姿勢は一定の信頼につながると思った。

以上が、HPプロフィール部分の磨き上げの思考の過程でした。2,000字くらいで書けるかなと思ったら5,000字を超えてしまったけれど、私という人間が伝わる文章になったのではないかなと思う。

まだまだHP作りは続く。

▼ いま作っているHPはこちら

毎日note、164日目でした。


“数字にならない過程”を、意味のある言葉に整えるお手伝いをしています。立ち上げ期の企画や、言語化の整理が必要な場面で一緒に考えます。

小さな工夫や気づきを、日々ちまちまと記録しています💡

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▼ 私の仕事スタンスがわかるnoteをまとめています

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