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掘出しDVD-R「宇宙貨物船レムナント6」‥‥Blu-rayにできないモノか。

CGの話しをしていて思いだしていたら、偶然出てきた、
「宇宙貨物船レムナント6」(1996年)

もちろん売り払ったレーザーディスクのコレクションにはあって、DVDに落としていた作品。
万田邦敏監督作品だけれど、当時はアノ押井守と、アノ河森正治、樋口真嗣がスタッフにいるという方が魅力だった。

お話し内容は、火星から地球に向かうレムナント6が小惑星と接触事故を起こした。
コンピュータは「損傷軽微」と表示しているが、コクピットと連絡は取れないし気圧も下がっていく。
船内スタッフ2名と、護送任務中の警官とその犯人、そして子どもが一人の計5名。
スタッフの一人が、コクピットに向かうが死亡。
犯人の提案からコンピュータを再起動、モニターに表示された内容は、「本船大破」「臨界爆発まで15分」という残酷なモノだった。
警官は、犯人と一緒に搬送しているコンテナに乗り込み脱出を試みるが失敗。
最悪の状況で、スタッフ、犯人、子どもの3人は‥‥。

45分の短編映画。
短い割にはガチなSFで、1996年製作の映画にしてはCGもきれいだし、コンピュータの表示も納得できるモノ。

総合監修に押井守が参加し、ほかにも河森正治樋口真嗣佐藤敦紀
堺三保の名前がある。
だから、その筋には有名な作品だと思う。

正直、1996年当時、火星生まれの子どもの意味がよく分からなくて、途中変な踊りを踊っていたりして「謎」しかなかった。いまだに、あの子はなんで「貨物船」に乗っていたんだ?と疑問ではある。

その辺りは押井節なのかもしれない。

宇宙貨物船の特撮パートは伝統的なミニチュアではなく、当時国内では模索段階だった3DCG制作の映像を使用している。
当時の河森正治が、「レムナント6」の自転等の演算処理を軽くするために映らない部分の計算をあえて省いた、とコメントしていた。
そういう事も含めて、日本SF映像作品としての価値はかなり高いモノだと思うし、スタッフを見てもハズレはない‥‥と思う。

製作がバンダイビジュアル(当時)だし、30周年を記念して、Blu-rayで再販をしてくれないモノだろうか。

この「レムナント6」のLD購入の同時期に、アメリカのドラマだと思うけれどLD「ライフポッド」(1993年作品)という作品を購入した。

こちらは、原案?がヒッチコック監督の「救命艇」(1944年)で、設定をそのまま宇宙にした「極限状態の密室劇」を描いている。
作品自体は知らず、多分当時はジャケ買いだったと思うけれど、「極限状態の密室劇」という点では「レムナント6」と似ていると思う。

両作とも、けっこうハードなSFドラマだと思うし、いま観ても面白い。
配信とかがないのがとても残念。

押井守は昨年「天使のたまご」のリマスター上映をして、4KBlu-rayの発売も決まった。

だからついでに、というわけではないけれど、「レムナント6」もBlu-ray化してほしいなぁって思う。

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