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映画感想文『8日で死んだ怪獣の12日の物語』

IWAI SHUNJI The Film Works 30th Anniversary 1995–2025の機会に、
「8日で死んだ怪獣の12日の物語」⁡を鑑賞🎥

映画ポスターヴィジュアル

通販サイトでコロナと戦ってくれるというカプセル怪獣を買ったサトウタクミ(斎藤工)。毎日怪獣の成長を配信しているタクミの元には、通販で宇宙人を買ったという後輩の丸戸のん(のん)や、コロナの影響で無職になってしまった先輩のオカモトソウ(武井壮)など、色々な人から連絡がくる。日に日に怪獣は成長していくが、どうもYouTuberもえかす(穂志もえか)が育てる怪獣とは種類が違うようだ。怪獣に詳しい知り合いの樋口監督(樋口真嗣)にノウハウを聞きながら、日々怪獣を育てていくタクミ。果たしてタクミはきちんと怪獣を育てることができるのか? そして、この怪獣はコロナをやっつけてくれるのか?

公式HPより

《感想》
コロナ禍まっただ中の“あの頃の日常”を、ユーモラスでどこか温かなまなざしで描いていた。モノクロ映像がよりいっそうノスタルジックな空気をまとっていて、当時の静かな時間の流れを思い出す。⁡
⁡カプセル怪獣の姿が変わるたびに違う名前がつけられるのが面白くて、気づけばどんどん愛着が湧いてしまう🦖⸒⸒あの小さな怪獣は、閉塞感の中の希望や遊び心の象徴のようにも感じられた。
工さん達の自然体な演技も印象的で、ひとつひとつのやり取りに心が和んで思わずクスッと笑ってしまう瞬間がたくさんあった☺️Zoomでの会話もリアルで、まるでドキュメンタリーを観ているかのよう。特にのんさんと工さんの掛け合いの空気感がとても好き。

当時は確かにそれが“現実”で“日常”だったはずなのに、今ではすっかり元の生活に戻って「あれは何だったんだろう?」と不思議な気持ちになる。自分はあの時間をどう過ごしていたっけな―そんなことにも想いを馳せる、静かだけれど余韻の残る物語だった。⁡

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